三つの棺
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.25pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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昔読んで正直トリックがあまり理解できず。ならば新訳でと思い、再読。こんなストーリーだった?と思うことばかりで、もうホントに昔読んだ記憶は忘却の彼方。新作を読んだ気分でした。記憶力が悪いのもいいものです^_^。カーの作品の中でも、この作品の評価は不朽の名作とのこと。有名な密室講義では、いろんな作家の密室ものを自分なりの考えで解説していますし、トリックも素晴らしいとは思いますが、怪奇的な要素はなく、ある意味オーソドックス過ぎて、個人的には、この作品の評価はあまり高くはありません。でもさすがの新訳と感じました。 | ||||
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あまり面白くありませんでした。 | ||||
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カーのベストを挙げよと云われたら『火刑法廷』か本作かというくらい評価の高い作品だが、私個人の評価はさほどでもない。 | ||||
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物語自体は現代で読めば今さら感がある見なれたトリックで面白さを感じられなかった。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ミステリは好きですが、カーはこれが初めてです。 実は40年くらい前にカー作品(題名忘れた)の文庫を買ってみたものの、国産ミステリに比べると翻訳のせいか異様に読みにくく、途中で読むのを止めてしまいました。 「新訳」ということで、今風に読みやすくなっているかな?と期待してこちらを手に取ったものです。 さして困難なく一両日で読み終わり、それなりに面白かったのですが、小説としての味わいがないというか、説明文を読んでいるような感じなんですね…。 灰色の雲が垂れ込める冬のロンドン、棺桶から抜け出る人間、黒いコートに仮面の男、3つの墓標が描かれた謎の絵、透明人間としか考えられない犯人…などなど、これだけ道具立てが揃っているのに、読んでいても何のスリルも恐怖も感じません。 「物語の世界」に引き込まれ、翻弄される楽しみがないのです。 だから不可能と思われる殺人事件の謎が解明されるくだりも「あ~なるほど、そうだったんですね」で終わってしまいました。 思わず江戸川乱歩に翻案してほしいと思ってしまいました(彼なら同じストーリーやトリックでも遥かに面白く書けるはず)。 これって訳文のせいなのか、元々カーがこういう作風なのか、どっちなんですかね? トリックに関しては、大枠は面白いが細部がゴチャゴチャ&無理がある印象でした。 前半で事件現場の図を入れるのは良くても、謎の説明に図を要する(図ナシでは分かりにくい?)トリックはあまり好きではないですね。 | ||||
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勿論、この作品そのものも推理小説として優れているが、とにかく密室講義のノリが楽しい。ネタバレになるので具体的な事は書けないが、特に講義に入る「序文」の部分はユーモアのセンスが優れていて、また大いに共感出来る。 | ||||
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私が推理小説を好きなのは、登場人物と一緒に、与えられた証拠・状況を基にして、犯人を推測するゲームができるからです。 その点、この小説は、ラストでフェル博士の「解決」を聞いても、「偶然」の要因が強すぎると思います。一般的には、「偶然」がいつ・どこで・どのように起こるかを推測・推理することは非常に難しいはずです。ましてや、その結果を推測することなどは。 この小説を読んできて、真犯人を当てられた読者はいるのだろうか? この推理小説を絶賛している方々は、真犯人を当てられたのだろか? もしそうでなければ、一体、何を絶賛しているのだろうか? 確かに、作者は次のように書いて、読者の寛容を期待しているようですが。 《だが、大まちがいをしたのは私だけではない。偶然を含むさまざまな状況によって、さらにひどいまちがいが生じ、それらが組み合わさって、ごくありふれた醜く卑しい殺人が、ぞっとするような説明不能の謎になり変わったのだ。》(344ページ)。 | ||||
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カーの代表作のみならず密室トリックの名作として、必ず名のあがる本作。確かにこのトリックはすばらしいと思うし、有名な「密室講義」も非常に楽しい。「現実味がない」ことを理由にミステリを否定する層に対しての挑戦状のようでもある。「黄色い部屋…」など、他作品のトリックのポイントを明かしてしまうので要注意ではあるが…。 ただ訳者があとがきで翻訳の難しさに触れているように、実際のところ文章がかなり読みにくい。登場人物のキャラも全体的にエキセントリックで、感情移入しにくいところもある。欠点はいろいろあるが、トリックのあざやかさで帳消しというところ。本作を読まずして密室トリックは語れないだろう。 | ||||
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この作者の作品は初めて読みました。数十年前のものだか不朽の名作という事で楽しみでしたが、とにかく誰のセリフを読んでも理解し難く、意味も何もかも頭に入って来ず、途中で読むのを断念しました。訳者が悪い、同作家の作品で他の出版社が出したものは良かった、というレビューもあるが、実際どうなのでしょう。 | ||||
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