黄色い部屋の謎



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初公開日(参考)1956年01月
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長編小説

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黄色い部屋の謎 (創元推理文庫)

2008年01月01日 黄色い部屋の謎 (創元推理文庫)

フランス有数の頭脳、スタンガースン博士の住まうグランディエ城の離れで、惨劇は起きた。内部から完全に密閉された“黄色い部屋”からの悲鳴に、ドアをこわしてはいった一同が目にしたのは、血の海の中に倒れた令嬢の姿だけ…犯人はどこへ消えたのか?不可能犯罪に挑むは青年記者ルールタビーユ。密室ミステリの金字塔にして、世界ベストテンの上位に選ばれる名作中の名作。 (「BOOK」データベースより)




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黄色い部屋の謎の総合評価:7.66/10点レビュー 58件。Bランク


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全7件 1~7 1/1ページ
No.7:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

不可能犯罪を解く

世界名作推理に入るミステリです。再読ですが内容をまったく覚えていませんでした。
つまり初めて読むのと同じということでした。密室ものです。不可能犯罪に挑む名探偵の物語ですが、密室と言えば大きな目くらましが必要です。
物理的なモノか心理的なモノか。それともその他のモノか。これは当時としては斬新な手だったことでしょう。それゆえ今も古典として残っているのでしょう。
大きなトリック。そして付随するトリック。二重三重の仕掛けが不可能犯罪を構成します。物語の中盤の出来事はビックリします。
追いつめた犯人が煙のごとく消え失せるというとんでもない事態を見せます。これは物語の中盤のだらだらとした雰囲気を避けるのと同時に探偵と読者両方に推理の
手掛かりを与えるという側面を持っています。しかし、これはやり過ぎです。今のミステリ読者ならここで『疑う』という方向に気が回ります。
根本的な仕掛けに気付く危険が大です。何故このような展開にしたのでしょうか?見破られないという自信があったのでしょうか。ルルーに聞いてみたいところです。
細部にはツッコミどころがあると思いますが、最後の法廷での謎解きを披露するところは面白いです。しかし、あの解決は首を捻らざるを得ません。
6時半にならないと犯人の名前を言えないとする彼のやり方。相手は殺人犯です。何故あの解決の仕方になるのか納得がいきません。
しかし、ミステリにおける一つのパターンを創造したルルーは後世に名を残す栄誉に恵まれました。幸運なことです。


ニコラス刑事
25MT9OHA
No.6:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

100年前は名作だったんでしょうね

タイトルから想像できる通り密室トリックで有名な古典ですね。
二人の探偵による推理対決、という要素も当時としては前衛的だったのではないでしょうか。
しかし、100年以上前の作品ということで、今読んだら読みにくい、つまらないを覚悟し、トリックもあくまで「当時としては」画期的だったんだろうとあまり期待はせずに読みました。

案の定今読むと正直退屈で、国産ミステリを読むのに比べ、同じページ数で2,3倍時間がかかった気がします。
翻訳が悪い……という感じはあまりしませんでした。むしろ頑張っていたんじゃないかと。

どうも探偵役のルールタビーユが好きになれませんでした。
というか作者がわざと反感買うようなキャラにしてませんか?と言いたくなる言動に感じました。

結局タイトルの「黄色」の意味も特にないのも肩透かしでした。

総合して「100年前なら名作だった」加えて「それ抜きにしても自分好みでなかった」という感想です。
続編もあるようですが、それは正直パスですね。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

歴史的名作?

フランス人は「悪の英雄」というのがどうも好きらしい。その最たる代表はルパンであるが、本作も希代の詐欺師パルメイエなる者を設定している。

果たして本作の歴史的地位というのは一体何に起因するのだろうか?誰か教えてくれ!

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Tetchy
WHOKS60S
No.4:
(7pt)

昔のフランス郊外の雰囲気

密室物のモデルですね。

わたろう
0BCEGGR4
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ミステリー史の教科書として

まあ、一度は読んでおいて損は無い密室ものの古典的名作。ガストン・ルルーはこの一作だけの作家と目されているが、さもありなん。
密室破りのテクニックに賛否両論があるだろうが、ミステリーに新風を巻き起こそうとする意欲は感じる。ただ、あまりにも冗長な描写と古典的なロマンチックさに、途中で放り出したくなるかもしれない。

iisan
927253Y1
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

黄色い部屋の謎の感想

発表当時では確実に斬新なトリックと犯人であり、
ミステリ史全体を鑑みれば、名作であると評価できます。
しかし現代のミステリファンがこの作品を読んだ場合、
おそらくは「大して面白くない」と思われるのではないでしょうか。

海外古典特有の冗長とも思える描写と、共感しづらい台詞回し、
現代では最早ありきたりな(どころかトリックとして認められない)トリック、
そういったものに耐性がある方か、ミステリの歴史に興味がある方は読んでみるのも一興かと。

OZ
8U24PHAV
No.1:
(7pt)

黄色い部屋の謎の感想

密室や人間消失など複数の仕掛けが含まれている本書。
古典だなと思う雰囲気が好きなら。


▼以下、ネタバレ感想

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Ariroba78
5M53WTS6
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