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黄色い部屋の謎



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黄色い部屋の謎の評価: 3.94/5点 レビュー 51件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全51件 1~20 1/3ページ
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No.51:
(3pt)

結構読みづらい

かなり有名な作品なので購入したのですが、こちらの本は和訳がややわかりづらく、結構読みにくいなと感じました。直訳している、って感じです。読めないことはないですが結構読みにくいので、それで途中までしか読まず止まっていたのですが、新訳版が出たのでそちらを再度購入しましたら、そちらの新訳版は読みやすいのでそちらを読んでいます。
本の内容というよりも、読みやすさという点で星3つです。
黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)より
4488108016
No.50:
(4pt)

流れがよい

冒頭からトリックを完璧にぶち上げる事によってなんだか長い引っ張りもスルスル読めた。ただそれ故にトリックの隙を完璧につぶすので必然的に一つの可能性しか考えようがなく動機だけが謎になるがそれが結構残念なオチ。犯人の方も同様でそれしか考えようがない位状況をシビアに作りすぎていくのでわかってしまうがこちらはトリックが結構残念。机上の空論というか映像化したら漫画のコナンみたいに黒塗り人間にしないと成立しないなって感がある。しかしそこまでトリックをグイグイ押していくことで小説自体は楽しく読めた。話の流れや最後の盛り上げ方はさすが名作。トリックをおおめにみれるならおすすめ。
黄色い部屋の秘密〔新訳版〕Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の秘密〔新訳版〕より
4150730547
No.49:
(3pt)

校閲をしっかりとしてほしい

ところどころ誤字脱字があったものの内容は面白かった。
黄色い部屋の謎【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の謎【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488108040
No.48:
(2pt)

なんか物足りない。

有名な小説なので読んでみましたが、ルールタビーユの喋り方があまり好きでないというか、なんかもったいぶってる感じがしました。
アガサ・クリスティとかを読んでいるので、それと比べてしまって、すごく普通だなって感じてしまいました。
黄色い部屋の秘密〔新訳版〕Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の秘密〔新訳版〕より
4150730547
No.47:
(5pt)

やはり名作

古さは感じるものの、やはり名作。主人公の探偵の勿体ぶったものの言い方など、鼻につく部分もあるが、裁判での謎解き場面における盛り上がりはお見事。新訳も出ており、そちらの方が、さらに良いかも。
黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)より
4488108016
No.46:
(5pt)

昔から文庫で持っていましたが

昔から文庫で持っていましたが、なかなか読み進めず、いつか読もうと何年間も手付かずの状態でした。今回購入してKindleで読んでいます。有名な本なので内容は分かってますが…。KindleはAlexaとも連携出来るので良いですね。
黄色い部屋の秘密〔新訳版〕Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の秘密〔新訳版〕より
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No.45:
(4pt)

ルルー作品

探偵が犯人です。
黄色い部屋の秘密〔新訳版〕Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の秘密〔新訳版〕より
4150730547
No.44:
(1pt)

読むのが苦痛

ミステリーの古典と讃えられ、訳書が幾つも出ている本作、教養として読みました。一言で言うと、人物造形・状況設定が不自然なため、期待外れでした。しかも、探偵役が、高慢ちきで鼻持ちなりません。ホームズ物の気品がありませんでした。
黄色い部屋の謎【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の謎【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488108040
No.43:
(3pt)

古典として楽しむ方が良い

100年以上前に描かれた古典ミステリーの名作とのことで、古臭さや読みにくさを覚悟していました。
しかしそれらを全く感じさせないほど、非常に読みやすい作品だったので、とてもびっくりしました。
翻訳のレベルがかなり高いのではと思います。

ただ、肝心のストーリーですが、良質のミステリーがあふれる現代においては、当たり前ですが目新しさはありません。
ミステリーを読み慣れている方であれば、犯人は結構わかりやすいのではないでしょうか。
ちなみにその犯人、少々ネタバレになりますが、終盤で本当の正体が明かされます。
その正体というのが作中の世界では超有名人らしいというのに、私の見落としが無ければ、それまで伏線はおろか名前が出ることすら一度もない状態で、唐突にそれが犯人の正体だと明かされたので、「え?誰それ??」と拍子抜けしてしまいました。
犯人を暴くという、作中で一番盛り上がるはずの場面でこれはいただけません。
しかもご都合主義満載の凄い能力の持ち主で、その能力を使って何度も捜査を誤った方向へ導こうとしていたなんて、そんなのわかるわけないでしょ〜。

密室のオチにもがっかりしました。
この作品が描かれた当時であれば「そうきたか!」と驚いたのかもしれませんが、数々の密室トリックに触れられる現代において、これを密室トリックと言っていいのかどうか悩みます。

あれこれ不満はあるものの、全体を通して見ると翻訳の良さもあってか、そこそこ楽しめました。
名作だからと期待しすぎす、あくまで古典ミステリーとして楽しむ方が良いかと思います。
100年以上も前の作品とは思えない洗練さを感じるので、読んで損はありません。
黄色い部屋の秘密〔新訳版〕Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の秘密〔新訳版〕より
4150730547
No.42:
(5pt)

悪評の理由

内容、評価についてはまた別の機会に。スリル満点。評価 星5です。
 推理小説を読み始めたばかりの人は早めにもう本作を読んじゃってください。下手に知恵がついてから読むよりも最初に読む4冊に入っていた方が楽しいと思います。

 素人探偵(主人公)ルールタビーユのセリフや感情の浮き沈みの描写、そして全体の筋の流れのぐねぐねとした曲がりっぷりに悪評が集まっていますが、これは続編である「黒衣婦人の香り」の伏線というか前宣伝みたいなものらしいです。続編に興味を持ってもらって続編の売り上げを伸ばそうというそういう意図にもとづくもの。当時の出版事情がうかがわれる(今でもそうかな)。
 「黒衣婦人の香り」も読んでみましたが、恋愛/冒険/探偵小説が少しずつ混じった感じのものでした。

 この版のカヴァーデザインはたいへん素晴らしく出色のものと思いました。このカヴァーが欲しいあまりにもう一回買ったほどです。「黒衣婦人の香り」のカヴァーもよかった。両方とも色がとても綺麗です。
黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)より
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No.41:
(5pt)

今読んでも魅力的な不可能犯罪物の古典(ネタバレ・レビューです)

ある高名な学者の家で、不可解な事件が起こり・・・というお話。

この作品については発表されてかなりの年月が経ちミステリ好きで読んでいない人はいないと思われるので以下、ネタに触れるレビューを書き込むので、万一作品を読んでいない方は読まないでください(作中でもポーの「モルグ街の殺人」やドイルの「まだらの紐」のネタに触れているのでご注意を)。

私なりの読解ですが、機械的に技巧的な物理的トリックよりも盲信や錯覚を利用した心理的トリックを使っている様に思えたのでこの手の密室・不可能犯罪物の先駆だったそうですが、そういう物の先駆けから物理的な要素よりも心理的な要素を重視した物になっているのが印象に残りました。その心理的トリックもかなり入念に仕組まれていて、そこに偶然が絡み・・・という事で、先駆的作品から奇術的な技巧で練り上げられていたらしい所に今読んでも新しい新鮮味を感じました。

逆に、現実では犯罪を起こしたらそれが発覚しない様にこの様に不可解な状況にするよりも、自分以外の人に容疑が向く様に仕組んだり、犯罪が起こったのではなく自然や偶然で起こった様に仕組むとも思うので、現実的にはあまりないであろうとも思いました。「赤い館の秘密」のミルンの短篇ミステリでも「アリバイは完璧なほど疑わしい」という文章がありましたが、この作品でも不可解な状況で犯罪が起こったからこそ、誰か犯人がいるという展開になり最終的に真犯人に到達し捕まる事を考えると却って不自然にも思いました。

という風に、色々思いましたが、虚構の推理小説として密室・不可能犯罪物が魅力的なのも真実だったりするので、素直に楽しめたとも一応書いておきます。私の感想に異論のある方も多いかもしれませんが。そういう方は反論をお願いします。

ルルーは一方で「オペラ座の怪人」を書いたり、本書みたいな合理的な推理小説を書いたりと、ポーに近い資質の人だったみたいですね。

コクトーの序文ですが、おまえの読解力が低いと言われる覚悟で書くと、二回読みましたが何をいっているのかよく判りませんでした。が、多分本書に対する賛辞だと思いますが・・・すいません。

色々ありますが、魅力的な古典である事は真実だと思います。是非ご一読を。

蛇足ですが、「黒衣婦人の香り」も新訳で復刊してもらいたいです。
黄色い部屋の謎【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の謎【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488108040
No.40:
(5pt)

細かく明晰に書いていてさすがフランスのミステール

賛否ありますが、この作品は細かいところまで精細に書かれていて、全く見事でした。昔読んだときはちょっと矛盾があったりしたのですが、この新訳ではそこが補強され矛盾がなくなり、すんなり読めました。あとがきに「父殺し」のテーマがあると出てきましたが、そんなこと気にせずに、一つのミステールの古典として読むといいと思います。物足りなさも感じますが、これが1905年の作品だと考えると、この時代に、後世に影響を与えるこれほどの作品を書いたことは素晴らしいと思います。
それぞれの性格描写もちゃんとしていて、明晰な論理展開で、きちっと論理で割り切って行けます。ちょっとじりじりさせられますが(ルールタビーユは犯人の名前を知っていてもそれを言わないでいたとか)、それもこの作品の楽しみの一つかと思います。文字が大きくて読みやすくあっという間に読めてしまいます。
お勧めです。
黄色い部屋の秘密〔新訳版〕Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の秘密〔新訳版〕より
4150730547
No.39:
(3pt)

教科書的な面白さ

ミステリーを学ぼうと思う者にとっては、
良い教科書だとおもいます。
書かれた時代を考えれば、
今読んで面白くないのは当たり前。
改行がなきゃ小説すら読めないような皆さんは、
最初から読むのが間違っている作品です。
そういうくだらない事が気にならない方には、
今でも教科書としての面白さが見える作品だと思います。
ミステリー小説の良いところと悪いところが満載の、
マニアックな読み方をすること前提の作品です。
「初めて読むミステリー」でこれを選ぶのは
取り返しのつかない大失敗と言えましょう。
黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)より
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No.38:
(1pt)

読み進めるのが苦痛でイライラ

密室と言えば、この作品と言われている評価に期待し過ぎた…。
って言うか、これって密室トリックなの?

早い段階で犯人に目星を付けておきながらも、勿体つけている間に第2の殺人まで起こさせてしまう探偵がは鼻に付く人物像でイライラする。って言うか、殺人未遂が起きた段階で新聞記者兼の素人探偵よりも警察を配備しないのが腑に落ちん。

自分にとっては、ポー、コナン・ドイル、アガサ・クリスティー同様「傑作」と言えども、読者に提示されていない事実や証拠から解決や結論に導く作品には全く肌が合わない。

最後に一言…猫とは思えない程の巨体の動物の奇声をまねるキチガイ女の件は、こうざめした。
黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)より
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No.37:
(4pt)

トリックだけじゃなくて面白い

この直前にある作家のトリック中心の短篇集を読んだのですが、謎解きのクイズの本を読んでいるようで辟易としました。この本は物語もそこそこなので、読み応えがありました。最近の名作と比べるとクオリティは低いのですが、100年前の小説なのに今なお面白く読ませるとはすごいと思います。オペラ座の怪人と同じ著者と知って納得しました。
黄色い部屋の秘密〔新訳版〕Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の秘密〔新訳版〕より
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No.36:
(3pt)

私には合わない

フランスが舞台のミステリー、著者に関わらず苦手です。 それに気づかせてくれた作品。 クロフツの「樽」もだけど、シンプルすぎると自分の好みじゃないのかも。 しかも続くらしいので余計にいらっとした。 続きは読みません。
黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)より
4488108016
No.35:
(4pt)

黄色い部屋の鍵を開ければ…

はるか昔に少年向けのリライト本で読んで以来の再読だ。
版元によるクリスティや乱歩を引き合いに出した物々しいコピーに惹かれて読むと大半の読者、特に海外ミステリのビギナーは肩透かしを受けるのではないかと読了後、少しばかり危惧を覚えた。
英米に於いても『月長石』やドイルの作品など少数の例外を除いては本格的長編が発表されていなかった1907年というミステリ黎明期に、密室や人間消失の不可能犯罪興味を中心に据えた本書が同時代の読者に与えた衝撃は現代人の想像を上回るものだったと思うが、本質的には、フランス伝統の新聞小説らしい波瀾万丈で扇情的な要素を取り入れた伝奇的スリラーの性格が強く、トリックの大らかさを含めて読後の印象はモーリス・ルブランのルパン物に極めて近い。終盤明かされる犯人像のロマンティックさなど、その最たるものだ。その意味では読み易い新訳で、スリルに富んだ物語の真価を味わうに相応しい長編であり、本書発表後の三年後に『オペラ座の怪人』で人気を博す作者の流石というべきストーリーテラーの才が愉しめる。
黄色い部屋の秘密〔新訳版〕Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の秘密〔新訳版〕より
4150730547
No.34:
(5pt)

謎解きがわかっていても

それでもなぜか懐かしい本。小さい時に少年少女の推理文庫で読み、また注文したくなりました。
密室のことも、消えた犯人もわかっていても。それでも懐かしいです。また本箱に暖かい思い出を・・・
黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)より
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No.33:
(1pt)

【愚痴】こんなん密室じゃねぇし!

横溝の「本陣殺人事件」で、作中人物に薀蓄語らせてたので興味をもってみたものの・・・。

ごめんなさい、最悪レベルの読書体験でした。
まず物語以前に、訳文が下手過ぎ&改行も少なく只管に文字の塊となってる段落群に辟易。
こんなに進めるのが辛かった小説はない。
それからルールタビーユの性格ね。超上からだわ、話は勿体ぶるわ。
しまいに時間稼いで犯人逃がすわ。

問題の”密室”も、マチルドが叫んだリアルタイムに犯行が行われたわけでなく、”結果密室”だし。
いや結果的に密室だっていいんですが、これは名作・名トリックと言われるほどの代物じゃないでしょう。
今作におけるそれ、私は「嫌い」です。

この小説は、1ないし2つほどのアイデアを、いかに勿体つけて語らせ
意味の分からない大長編に仕上げるテクを学ぶ上では、参考になるでしょう。
申し訳ないですが、そんだけですね。

「傑作」という言葉に踊らされる自分を戒めたい1作でもありました。
黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)より
4488108016
No.32:
(4pt)

持って回った感じが良いという人にはお薦め

スピード感のある今風エンターテインメント系ミステリーの読者には薦められない、推理小説の古典的名作。
思わせぶりで持って回ったルールタビーユの言い回しにひっかかりを感じると読むのに時間がかかる。しかし、多かれ少なかれ推理小説の古典はこんなものですよね。持って回った感じが良いという人もいますからね。

仕事や生活の雑事に追われず気持ちに余裕のある時は楽しめる傑作だと思います。まあ、当たり前のことを書いてしまいましたが。
黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)Amazon書評・レビュー:黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)より
4488108016

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