グリーン家殺人事件



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初公開日(参考)1959年06月
分類

長編小説

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グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)

2024年01月11日 グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)

【創立70周年記念新訳出版】 ミステリ史に燦然と輝く 必読の名作が新訳で登場! グリーン一族を襲う惨劇に 探偵ファイロ・ヴァンスが挑む 【名作ミステリ新訳プロジェクト】発展を続けるニューヨークに孤絶して建つ、古色蒼然たるグリーン屋敷。そこに暮らす名門グリーン一族を惨劇が襲った。ある雪の夜、一族の長女が射殺され、三女が銃創を負った状態で発見されたのだ。物取りの犯行とも思われたが、さらに事件が発生し――。不可解な謎が横溢する難事件に挑む探偵ファイロ・ヴァンス。鬼気迫るストーリーと恐るべき真相で『僧正殺人事件』と並び称される不朽の名作が、新訳で登場!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

グリーン家殺人事件の総合評価:7.96/10点レビュー 52件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(4pt)

ミステリの黄金パターンの一つを作った偉大な作品なのは間違いないですが

お互い憎しみ合う、奇人悪人揃いの一家による骨肉の争いが、遺産がらみでとうとう殺人事件にまで発展するという、ミステリの黄金パターンの草分け的存在のお話ではないでしょうか。
クイーンの『Yの悲劇』も乱歩の『暗黒星』も横溝の『犬神家』もこの作品に影響を受けているのは間違いない偉大な作品だと思います。

ただ今読むと犯人はすぐに見当がつくし、トリックも大したものではないし、その割には無駄に長くてクドくて正直読んでいて寝てしまいそうになる退屈さでした。
この随所に盛り込まれる衒学趣味は好きな人はそこが好きなんでしょうけど、個人的には事件や謎解きと関係ない脱線をしているだけで、こんなことしてるから無駄に長くなるんだよ……と思わずにはいられませんでした。
同シリーズでもこれの次作の『僧正殺人事件』の方は事件そのものが見立て殺人とどこか詩的な題材だったり、容疑者たちが学者などであることで、あまりそういった傾向にも違和感を感じず読めたのですが、そのへんは今作までの反省も活かした所だったんでしょうかね。

『Yの悲劇』を先に読んでいたので、この作品の方が発表は先とはわかっていても、向こうの作品の劣化版みたいな感想を抱いてしまうのが否めませんでした。
では後世の、影響を受けた作品より先に読んでおくべき作品かと言えば、読みやすいドイルやクリスティの作品と違って長くてクドいので、初心者が読んだら途中で脱落してミステリそのものが嫌いになりかねないな……という感想です。


マリオネットK
UIU36MHZ
No.4:
(7pt)

意外な犯人

安心して読めました。

わたろう
0BCEGGR4
No.3:
(6pt)

グリーン家殺人事件の感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.2:
(6pt)

グリーン家殺人事件の感想

S・S・ヴァン・ダイン初読了。館ミステリの元祖。「Yの悲劇」に予想以上に似ていた(こちらが元ネタ)。衒学的な文章は国内だと新本格の雰囲気に近い様に思う。

水生
89I2I7TQ
No.1:
(7pt)

グリーン家殺人事件の感想

初の「ヴァン・ダインです。」
頑張ってしばらく古典ミステリーを続けますが、やはり読み辛い。犯人はすぐ見当付く割に話が長いし、トリックは良く分かりませんでしたが、みな行動があまりにも不自然。
次々と事件が起こり、これでも名探偵か?と突っ込みたくなります。本格推理の謎解きと言うよりはサスペンスと捉えるべきかも知れません。屋敷の雰囲気は住人の異常さと合わさり、不気味さ全開ですから。

なおひろ
R1UV05YV
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.47:
(3pt)

あからさまにクソ怪し過ぎる気がするが……

井上勇訳の旧版で再読。
<ネタバレ注意>

 浜尾四郎の『殺人鬼』を読み始めると、本書の内容に触れるとのコメントがあった。
 『僧正殺人事件』とともに著者の代表作の本作は、もちろん過去に読んだことがあるが、マスターピース作品にも関わらず中身をまったく覚えていなかったので、先に再読することにした。

 とは言え、キャラが出揃うとすぐにお前が犯人やろと気づいたw
 なにしろ再読なので、犯人がわかったからと言っても、記憶の中から呼び起されただけかもしれず、なにも自慢できないのだが、あからさまにクソ怪し過ぎて、誰だって気がついてしまうような気もした。
 しかも犠牲者が増えるごとに当然犯人候補は絞られてくることが、間違いなく本書の弱点だし。
 最初に撃たれたというだけで、最後まで盲点の位置におれると作者は考えたのだろうか?

 一応グリーン家の家族の外に、医者も容疑者にカウントできるように書かれてはいたが、中途で示される新たな手がかりの出処は、ほとんど彼女だぞww
 最後によく二人でドライブなんて承諾したものだ。
 捜査陣はともかく、犯人ではない方にすれば、相手は途轍もなく怪しい筈だが……。

 そういった印象でツッコむのは、メタな位置にいる読者の傲慢かもしれないが、マーカム検事をはじめ警察関係者をバカばかりに感じてしまうことに繋がるし、ある程度は容疑者候補として考えている気配のあるファイロ・ヴァンスは、金田一耕助を遥かに超えるレベルで、さらなる犠牲者候補を守る意思はないように思えるし……。

 いずれにしても、本作がヴァン・ダイン作品で『僧正殺人事件』と合わせてツートップの代表作だというのが理解できない。かなりの凡作だと思うのだが、なにが評価を高くしているのだろう?
グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488103219
No.46:
(4pt)

温故知新

小学生の頃、児童向けミステリーシリーズで読んで犯人の名前と挿絵が記憶にあった。
還暦過ぎて再読。時代を感じさせない面白さで一気に読了。訳文は素晴らしいと思う。
グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488103219
No.45:
(3pt)

必読の名作っていわれたら期待するじゃんね

ネタバレありレビューです。

登場人物たちの発言、行動が理解に苦しんだ。

なんでそうなる?
という展開が多かった。

序盤にある人物がほぼ犯人を指摘していて
「じゃ、そいつが犯人じゃね?」と思っていたら
やっぱりそうだった。

この作品が初めて世にでたときに読んだら「スゴイ!」と思えたのかな・・。
グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488103219
No.44:
(4pt)

元祖サスペンスドラマ

ある程度推理小説やサスペンスドラマを知っている人には事の成り行きはすぐに察しがつくかも知れない。それほど日本ではよく観るシチュエーションだが裏をかえせばそれほど日本の推理業界に影響をあたえた作品の一つであると思える作品。推理小説好きならとりあえず通ってみるべきかも。
グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488103219
No.43:
(3pt)

いうほど名作とは思えない。

警察が凶器を見つけられなかったり、グリーン夫人のわがままを許したり、チェスターは捜査を依頼した割に自分が疑った人物について言及しないのはおかしい。
それ以外も納得いかない警察の無能さが散見される。
最後にグリーン家の生き残りがドライブに出かけるのもそんな気分には絶対ならないと思う。
グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488103219



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