テニスコートの謎
- ギデオン・フェル博士 (23)
- テニスコート (1)
- 安楽椅子探偵 (187)
- 足跡のない殺人 (33)
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【この小説が収録されている参考書籍】 |
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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フェル博士ものでは初の読了。「足跡のある密室」でありながら恋愛小説的な部分もあって確かに異色と感じられた。派手なトリックは明かされた時に爽快感がある。 | ||||
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題名からスポーツミステリのような雰囲気があるが、そこはカー、いわゆる一般的なスポーツミステリではなく、雨上がりのテニスコートの真ん中で発見された死体の謎を扱っている。 | ||||
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議論中没にされる多数の足跡トリックのバカバカしさや、 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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殺人のトリックはこんなん分かる訳ないと思いましたが、ストーリーが面白かったです。 | ||||
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カーお得意の足跡トリックで 我らの名探偵フェル博士登場 テニスコートで起こった事件ですので カーらしい吸血鬼、魔女、人狼などの伝承はありません 解決編読めば張り巡らせた伏線が快刀乱麻を断つように晴れてゆくさまは流石カー と拍手しました 古典は良いです | ||||
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久しぶりにカーを読みました。 改めて感じたのは、ストーリーテリングの巧さ。 ロマンス要素を混じえながら、テンポの早い展開でグイグイと読ませます。 こういうのを職人芸というのか、カーの技巧を堪能しました。 第2の殺人は余計だったとカーは述懐しているようですが、たしかにミステリとしては不満が残るものの、この場面でのサスペンスの盛り上げはさすがに上手いなと感じました。 第1の殺人の不可能トリックは「悪くはない」といった程度で、不可能状況が起きる必然性も弱い。要は、犯人がウッカリしてました、といった感じで、これはさすがにいただけません。 犯人の正体は意外性十分で「おおっ」と思ったのですが、後から読み返してみると、読者をミスリードするための記述が個人的にはほぼアンフェアでガッカリ(道尾秀介氏の某長編を思い出しました)。 総合的には3.5点ですが、四捨五入して4点とします( '∀` ) | ||||
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厚木の大旦那の翻訳が出た時(1982年)に読んで、印象が良くなかったのですが、新訳で再読してみると結構面白い話。被害者をちゃんと描き込んでるのが良いですね。でも冒頭はもっと小説的にスリリングになる(想いを寄せる美人が、好きでもない小生意気な若造と結婚しようとする)のに、そこには興味のないアンチノヴェリストJDCです。小ネタは効いていて中盤までは非常に良いのですが最重要容疑者の態度が変で、いつもの通り2回目の犯行はやっつけ仕事。そして大ネタは「はぁ」という感じ。p322のタイムラインを冒頭の記述と照らし合わせると完全にアンフェア。手がかりは色々あったよ、と作者が主張しても、効果が薄い伏線では解決のカタルシスは得られません。思いつきばかり先行して詰めを怠るJDCの悪い面ですね… では恒例の歌のコーナーです。 p138 <鎮まれ、暴れ馬>ジーパーズ クリーパーズ: Jeepers Creepers 映画Going Places(1938年12月公開)が初出。 p228 彼はらくらくと空を漂う/空中ブランコの勇気ある若者/…: The Daring Young Man on the Flying Trapeze 原曲は1867英国ミュージックホール発祥、Walter O’Keefeが一部改変してヒット。映画「或る夜の出来事」(1934)でも歌われた。ここに出てくる歌詞はO’Keefe版。ところでp269「でも つれない彼女/おれはしがない空中ブランコ乗り…」(But I never could please her one quarter so well/As the man on the flying trapeze!) 厚木訳「しかし彼女はテコでもなびかなかった/空中ブランコの上の人のように」はどちらも間違いで、俺は空中ブランコの男と比べると全然あの娘を喜ばせられなかった、という意味だと思います。 p265 ウィリアム テル 序曲: むしろローンレンジャーのテーマとして有名かも。ラジオドラマは1933年から。 銃は45口径リヴォルヴァー(間違いなくSAA)と正体不明の22口径が登場。 | ||||
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足跡の無い殺人、纏まりよく 語り口よく ややじみだが カー 中期の佳作 後味もすっきり。 | ||||
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