夜歩く



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

4.00pt (10max) / 6件

5.29pt (10max) / 14件

Amazon平均点

3.57pt ( 5max) / 28件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []D
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

65.00pt

7.00pt

6.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1954年12月
分類

長編小説

閲覧回数4,101回
お気に入りにされた回数3
読書済みに登録された回数20

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

夜歩く【新訳版】 (創元推理文庫)

2013年11月28日 夜歩く【新訳版】 (創元推理文庫)

刑事達に囲まれた密室で起きた殺人。夜のパリを徘徊するのは殺人者か、人狼か。悪魔の如き冷酷さと鋭い知性を持つ予審判事アンリ・バンコラン最初の事件。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

夜歩くの総合評価:6.59/10点レビュー 34件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

まあまあ

訳がよくないです。

わたろう
0BCEGGR4
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

”密室の帝王”のデビュー長編

ジョン・ディクスン・カー氏の実質的なデビュー作です。
密室+怪奇趣味とデビュー作から「らしさ」が全開ですね。

あらすじは結構期待したのですが、冒頭であっという間に殺人が起きたかと思うとあとは淡々と話が進み、あらすじをなぞっているだけ感があって正直退屈でした。
トリックもちょっとアンフェア&無理があると思います。

あとこれは作者の責任じゃないですが、私が読んだ創元推理文庫版は日本語訳が読みにくすぎです。
2013年初版の新訳版なのになんでこんな読みにくいんですか?翻訳者は日本人じゃないんですか?と言いたくなりました。
やたらもったいぶった言い回しは原文に忠実に訳しているのかもしれませんが、なぜそこを漢字にせず平仮名で書く?と思うところが多々あったり、擬音も全部平仮名なのが最高に読みにくかったです。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

マリオネットK
UIU36MHZ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

終始退屈

探偵が活躍する小説はあまり好みではない。人工物という機械的な印象が拭えず、どうも薄っぺらく感じてしまう。それでも壮大な仕掛けがあるのではないかと期待して読んでしまうので、自分でも不思議である。しかし、この一冊は内容結末共に特に面白みもなかった。ほとんど緻密なまでの描写によって全く話が進まない。その割には捻りを感じない終わりにがっかり。
この手の小説にありがちだが、探偵とその助手が手記を書く形式など、またかと思うようなオリジナリティの欠如はその形式ばった印象に拍車をかける。主人公御一行が他の作家のキャラクターと混同してしまい、ほとんど印象に残らないのも残念だ。また他の小説を批判しつつ、あたかも読者に語りかけるようにこの一冊は現実のものなんだと訴えかけてくることには辟易する。

以上の点を悪い意味でしっかり抑えていて、内容にも弱さを感じずにはいられない本作は、全く楽しみを見出せませんでした。この作家とは相性が悪いのかも…

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

デビュー作にしてカーのエッセンスたっぷり

カーのデビュー作で、カー初期の作品で主役を務めていた探偵アンリ・バンコランが主人公。人狼の異名を持つ殺人鬼の噂漂うパリを舞台にした、カーの怪奇趣味が横溢した作品だ。奇妙な題名だが、これは人狼と呼ばれる殺人鬼が夜に犯行を起こしていたに起因する。

デビュー作にその作者の全てがある、とよく云われるが、正にこの作品は正鵠を得ており、前述したカーの怪奇趣味、そして事件も密室殺人とその後のカーの作家業の本質が既に表れている。
当時私は文庫の発行順に読んでいた関係で、すでにこの作品を読む前にここまで感想を挙げてあるカーの諸作を読んでおり、自分なりにカーの(というか訳者の)文体に慣れ、またそれらが醸し出すカー独特の作品世界の雰囲気を掴んでいたつもりだったが、それでもなおこの作品はなんとも云い様の知れぬおどろおどろしさを感じ、難儀した記憶がある。小さい頃にテレビで観た横溝正史の『八ツ墓村』の重苦しさに似た感じとでも云おうか。しかも本作で主人公を務めるバンコランも悪魔のような雰囲気を備えているという非情さを持った人物で、それまで読んでいたフェル博士とは全く違ったキャラクター設定であることもこの思いに拍車を掛けたように思う。
またデビュー作だからか、妙に文章も力んだところがあり、精緻に描写するあまり、全体がよく掴めない所も多々あった。まあこれは訳が古いことも大きいのだが。

そんなこともあり、本作はあまり印象に残っていない。そのせいで私の中ではバンコラン自体、カー作品の中ではもっとも影の薄いキャラクターになってしまった。探偵らしからぬ非情さのみが強く心に残っているぐらいだ。
この作品も読み返すべきかもしれないなぁ。

Tetchy
WHOKS60S
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

夜歩くの感想

今年最初の読了。怪奇趣味的で退廃的な雰囲気は、横溝正史の諸作品(特に東京物)がカーを意識して書かれているのを感じさせられた。犯人やトリックに関してはあまり驚きはなかったが、前半の怪奇趣味、中盤のサスペンスフルな展開、解決編のスピード感は探偵小説の魅力を存分に味わえました。

水生
89I2I7TQ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

デビュー作

デビュー作にてオカルト趣向の雰囲気が確立している。
密室トリックについては首をひねる所。

Ariroba78
5M53WTS6
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!



その他、Amazon書評・レビューが 28件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク