貴婦人として死す

登録されているタグ

※以下のグループに登録されています。

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

7.00pt (10max) / 1件

7.50pt (10max) / 10件

Amazon平均点

4.14pt (5max) / 22件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

0pt

サイト内ランク[]
ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

19.50pt

5.00pt

←非ミステリ

48.50pt

ミステリ→

10.00pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
4,147回
お気に入りにされた回数
1
読書済み登録回数
10
このページのURL

あらすじ

2016年02月27日 貴婦人として死す (創元推理文庫)

数学の教授だったアレックは六十、年の離れた妻リタと村はずれで平穏に暮らしていたが、バリーという若造の出現で状況は一変する。ある晩リタとバリーは突如姿を消し、海へ真っ逆さまの断崖まで足跡がついていた。二日後遺体は発見されたが、腑に落ちない点が多すぎる。二人の死は心中か殺人か、村に住む老医師が綴った手記から浮かび上がる真相とは? 張りめぐらした伏線を見事回収、目配りの利いたヘンリ・メリヴェール卿活躍譚。(「BOOK」データベースより)

評判

貴婦人として死すの評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

貴婦人として死すの総合評価:

8.22/10点 レビュー 23件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(7pt)

昭和の香り漂うテーマもカーに掛かれば…

本書はHM卿シリーズ14作目で比較的後期の作品だが、実に読みやすく、また展開も早いため、クイクイ読まされた。

決して許されない恋に落ちた男と女が先のない行く末を儚んで心中する、というよくある悲劇が一転して2人は至近距離で何者かに撃たれた後に崖から転落したという不可解な犯罪へと転ずる。この辺の転調が実にカーらしいケレンに満ちている。

この実にシンプルかつ不可解な事件を調べていくうちに意外なことが次第に判明してくる。

本書のテーマ“信用のならない語り手”の裏には “家族であってもそれぞれが十分に理解しているとは云えない”という実に普遍的なテーマが隠されていた。

駆け落ちする男女を犠牲者にすることで色恋沙汰の悲劇という実にオーソドックスな作品かと思いきや、ディクスンの思わぬ意図に感心させられてしまった。

そして本書ではさらにイギリスに迫りくる第二次大戦も本書にほのかに影響を与えている。

ところで毎回HM卿のコメディアンぶりがこのシリーズの定番になっているのだが、本書でもそれは健在。
足の指を骨折して電動車椅子に乗っての登場となるが、車椅子の性能を存分に試そうといきなり暴走しながら登場する。実にはた迷惑なオッサンである。
毎度毎度カーもいろんな趣向を考え出すものだと呆れるやら感心するやら。未読作品でもこの無茶ぶりが健在なのか、手に入れ次第確認していきたい。

また本書ではカー自身が得意としていた足跡トリックを当時の最新科学でミステリのように偽装することは不可能だと作中で解説しているのが実に興味深かった。作者自らがお得意のトリックを敢えて封じたことに潔ささえ感じた。

今回は新訳改訂版であったため、上にも書いたが実に読みやすかった。せっかくのカーの諸作を旧訳の古めかしい文体で読むよりも遥かにいいので、東京創元社にはこのまま新訳改訂版の出版を継続してもらいたい。


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら

Tetchy
WHOKS60S

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.22
(4pt)

HM卿シリーズ

医者の手記という形のミステリー。
アガサ・クリスティのアクロイド殺しを思い出しましたが、果たして犯人は一体誰か?
私は油断して読んでたので、結末あっと驚きました。
貴婦人として死す (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 貴婦人として死す (創元推理文庫)より
4488118402
No.21
(4pt)

なかなか面白かったです

足跡のない殺人を扱った本作。

そのトリックは細かいところまで配慮されており、なかなか巧妙です。

あと、事件の現場から離れた場所で発見された拳銃という謎に対する解決は、少しバカバカしいなと思いながらも意表をついて面白かったです。

ただし、カーにしては地味なストーリー展開と感じました。

また、犯人限定の手がかり自体は巧妙ですが、そのことにかかわる犯人の行動が不必要に思えました。
(つまり、探偵役に手がかりを与えるために、無駄な行動をとっているように思える)。

とはいえ、全体的になかなか楽しめました。
貴婦人として死す (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 貴婦人として死す (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U3SM
No.20
(4pt)

なかなか面白かったです

足跡のない殺人を扱った本作。

そのトリックは細かいところまで配慮されており、なかなか巧妙です。

あと、事件の現場から離れた場所で発見された拳銃という謎に対する解決は、少しバカバカしいなと思いながらも意表をついて面白かったです。

ただし、カーにしては地味なストーリー展開と感じました。

また、犯人限定の手がかり自体は巧妙ですが、そのことにかかわる犯人の行動が不必要に思えました。
(つまり、探偵役に手がかりを与えるために、無駄な行動をとっているように思える)。

とはいえ、全体的になかなか楽しめました。
貴婦人として死す (ハヤカワ・ミステリ文庫 6-3) Amazon書評・レビュー: 貴婦人として死す (ハヤカワ・ミステリ文庫 6-3)より
4150704031
No.19
(4pt)

なかなか面白かったです

足跡のない殺人を扱った本作。

そのトリックは細かいところまで配慮されており、なかなか巧妙です。

あと、事件の現場から離れた場所で発見された拳銃という謎に対する解決は、少しバカバカしいなと思いながらも意表をついて面白かったです。

ただし、カーにしては地味なストーリー展開と感じました。

また、犯人限定の手がかり自体は巧妙ですが、そのことにかかわる犯人の行動が不必要に思えました。
(つまり、探偵役に手がかりを与えるために、無駄な行動をとっているように思える)。

とはいえ、全体的になかなか楽しめました。
貴婦人として死す (1959年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 貴婦人として死す (1959年) (世界探偵小説全集)より
B000JASN96
No.18
(3pt)

謎解きでは無い

犯人は跡形もなく逃走という事なのだが、トリックはそれほど感心しない。考えてたどり着く楽しみが薄い。また、真犯人にたどり着く説明に関し、もう一つ納得出来ない。
貴婦人として死す (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 貴婦人として死す (創元推理文庫)より
4488118402

その他、Amazon書評・レビューが 22件あります。
Amazon書評・レビューを見る