毒を食らわば
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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これが英国の貴族というものなのか、一言発するたびに聖書や小説からの文句をさらっと引用してくるあたりが非常に寒い。注でいっぱいであり、英語特有の冗談にまみれ、翻訳者も大変だったことは火を見るよりも明らかでした。ストーリ自体は嫌いではなかったんですが、意味の把握できない会話には飽き飽きしました。全く頭に入ってきません。 | ||||
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毎度の事ながら連休に差しかかった読書というのは運が悪く、本書も連休のせいで途中2日間の中断を経て読了した次第。だから真相は頭に入ったが、印象は薄い。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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無事に到着しています。 ピーター・ウィムジー卿ものは、学生の頃、"ホームズのライヴァルたち"シリーズで一冊ありましたが、今こんなに出てるんだな。と。 なんと恋愛ミステリ? ハリエット・ヴェインってなんだ? アイリーン・アドラー? 相変わらず全く読んでないのでまちがってたらすみません。 関係ありませんが、お米とお茶が受容になっているかもしれません。円もです。 | ||||
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※少しネタバレ ある女性が、同棲していた相手の男を殺した罪で告訴され、あわや有罪になって縛り首にされるところを、ピーター卿の活躍で救われるという話です。ピーター卿と、被疑者の女性とのロマンスめいた部分もあり、真犯人は誰かという謎解きもあり、どっちつかずの感は否めませんが、全体としては、同じ著者の『ナイン·テイラーズ』よりまとまっていて、読みやすく、分かりやすかった。 ……ただ、毒物を入れるのに、卵の殻のヒビを利用するというのは、ちょっと見え透いてたかな……。 アガサ・クリスティーだったら、そういうところをもっとうまくやるんじゃないかって気がする。 多分大体の人は、半分くらい読んだところで、真犯人の目星はつくだろうと思う。……あとは、どうやって、いつどこに毒を入れたかというのを考える。……でも、ヒ素についての知識がないと、このトリックは分かりません。……私は、知識がなかったので、どういうトリックかわかりませんでした。……ていうか、普通はわかんないと思います。……毒物の専門家でない限り、このトリックはわからないと思う。…専門家じゃないと分からないようなトリックを使うのは、推理小説としては、あんまり優秀とは言えないんじゃないかと思う。誰でもが知っていることで、同時に誰もが考えないようなことがトリックになっているのが、優れた推理小説だと思います。 | ||||
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推理作家が毒殺容疑で告発され、ウィムジー卿が捜査を始めるが・・・というお話。 今回で後の作品で重要なキャラクターになる、ハリエット・ヴェインが初登場という事でシリーズの分岐点ともいえる作品ではないかと思いました。 中心の謎に関しては今の時代からするとやや簡単すぎる内容にも思えますが、当時としては最先端の捜査や推理だったのであろうとは判るので、その辺を斟酌して☆の数をこうしておきましたが、人によってはあまいかも(すいません)。 途中で交霊会が開かれたり、やたらと文学作品からの引用が多かったり、この時代らしい雰囲気は今も読む価値があると思いました。 ピーター卿が何故会ってすぐ、ヴェインに求婚するのか等謎もありますが、まぁまぁ面白かったです。シリーズの繋ぎ的な作品かも。 今後のシリーズ進展も気になる第5作。機会があったら是非。 | ||||
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惚れた女性のためにエンヤコラする作品それが「毒を食らわば」です。そう、この女性は事件前の状況から砒素を買っていたがために疑われるというとんでもない災難に遭ってしまいます。本当、おかわいそうに…今回は残念ながらピーター卿とバンターはあまり目立った活躍はしません。なので、あまりその方面には期待してはいけませんよ。がっかりさせられてしまいますからね。だけれども、その代わりではありますが一人の女性の活躍により事件の重要な鍵となるものの事実が判明します。そう、それが事件解明へのきっかけとなるのです。犯人は私欲がらみです。だけれども狡猾そのもの、そして通常の人だったらまねをしないことをしてのけます。そんな性質があったの?と驚くのでは?そして肝心の恋のほうは…これは読んで確かめてくださいね。一人の女性の活躍に注目です。 | ||||
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ピーター卿が活躍する長編第5弾。 元恋人を砒素によって毒殺した疑いをかけられた女流推理小説家に一目惚れしたピーター卿がその無罪を証明することに奔走する、というお話です。 本作で登場するハリエット・ヴェインという女性は設定だけを見ても作者自身を想像させ、今後数作に渡ってピーター卿をやきもきさせるというのは作者の願望も入っていたのでしょう。 本作のキーワードは『変化』。 ピーター卿は恋に落ちますし、友人のフレディ爵子も結婚、そして妹のメアリとパーカー首席警部の仲も進展します。 登場人物だけではなく、全4作とは出版社も替わり、以前からその傾向はありましたが作風もトリックより人物描写や雰囲気をより重視しているように感じます。 こうした1つの転換点が如実に作品に表れているというのは興味深く、面白く読めました。 以後の作品が肌に合うかどうかを判断するのにちょうどいい作品なのではないでしょうか。 | ||||
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