毒を食らわば

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初版刊行(参考)
種別
長編
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1
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6
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あらすじ

1995年11月01日 毒を食らわば (創元推理文庫)

裁判官による説示。被告人ハリエット・ヴェインは恋人の態度に激昂、袂を分かった。最後の会見も不調に終わったが、直後、恋人が激しい嘔吐に見舞われ、帰らぬ人となる。医師の見立ては急性胃炎。だが解剖の結果、遺体からは砒素が検出された。被告人は偽名で砒素を購入しており、動機と機会の両面から起訴されるに至る…。ピーター卿が圧倒的な不利を覆さんと立ち上がる第五弾。(「BOOK」データベースより)

評判

毒を食らわばの評価:

6.50/10点 レビュー 2件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.50pt

毒を食らわばの総合評価:

7.10/10点 レビュー 10件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(4pt)

毒を食らわば?

これが英国の貴族というものなのか、一言発するたびに聖書や小説からの文句をさらっと引用してくるあたりが非常に寒い。注でいっぱいであり、英語特有の冗談にまみれ、翻訳者も大変だったことは火を見るよりも明らかでした。ストーリ自体は嫌いではなかったんですが、意味の把握できない会話には飽き飽きしました。全く頭に入ってきません。
とはいえ真相は素晴らしいものでした。古典でありながら全く新しいトリックにも伺えます。これには非常に満足したので、スラスラと読めるようになりたいと思いました。

▼以下、ネタバレ感想

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陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.1
(9pt)

邦題は秀逸!

毎度の事ながら連休に差しかかった読書というのは運が悪く、本書も連休のせいで途中2日間の中断を経て読了した次第。だから真相は頭に入ったが、印象は薄い。
ともあれ、本書がピーター卿シリーズの主要登場人物の1人、ハリエット・ヴェインの初登場作ということで、確かCWAかMWAの賞を貰っていたはず。つまり、ここからがセイヤーズの本領が発揮されることになるのだろう。

しかし、今回の毒殺のトリックは現在に於いても画期的ではなかろうか?正に発想の大転換である。通常ならば“如何に被害者に毒を飲ませたか?”という命題は実はもっと正確に云えば“如何に被害者のみに毒を飲ませたか?”とかなり限定されることになる。そういった先入観を与える事を見越してのこの真相。

先ほど印象が薄いと述べたが改めて振り返ってみるとしみじみその発想の凄さに感嘆する。

▼以下、ネタバレ感想

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Tetchy
WHOKS60S

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8
(4pt)

長い恋物語の始まり

ピーター卿が活躍する長編第5弾。

元恋人を砒素によって毒殺した疑いをかけられた女流推理小説家に一目惚れしたピーター卿がその無罪を証明することに奔走する、というお話です。

本作で登場するハリエット・ヴェインという女性は設定だけを見ても作者自身を想像させ、今後数作に渡ってピーター卿をやきもきさせるというのは作者の願望も入っていたのでしょう。

本作のキーワードは『変化』。

ピーター卿は恋に落ちますし、友人のフレディ爵子も結婚、そして妹のメアリとパーカー首席警部の仲も進展します。

登場人物だけではなく、全4作とは出版社も替わり、以前からその傾向はありましたが作風もトリックより人物描写や雰囲気をより重視しているように感じます。

こうした1つの転換点が如実に作品に表れているというのは興味深く、面白く読めました。

以後の作品が肌に合うかどうかを判断するのにちょうどいい作品なのではないでしょうか。
毒を食らわば (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒を食らわば (創元推理文庫)より
4488183069
No.7
(2pt)

STRONG POISON wasn't quite powerful

New English Library版。セイヤーズの人物描写とダイアローグの上手さはこの作品でも定評通りだが、筋に犯罪パズル小説の面白さ(例えばひねりや驚き)といったものが極めて少なく、Lord Peter Wimseyの活躍も乏しい。彼のHarriet Vaneに対する想いや彼女の無実を信じる理由なども説得力に欠け、ハラハラさせる場面は無きにしも非ずだが謎解きと結末があまりにも呆気ない。この物語は単にHarriet Vaneのイントロダクション程度に考えてあまり期待し過ぎない方が良いと思う。
毒を食らわば (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒を食らわば (創元推理文庫)より
4488183069
No.6
(4pt)

ピーター卿 囚人に一目惚れ…?

セイヤーズのファンならば知る人ぞ知るピーターとハリエットの出会いの一冊。殺人の容疑をかけられ窮地に陥ったハリエットを救うのはピーターの正義か?恋心か?誰もがハリエットが犯人と見ている中で、真犯人を挙げるために、あちらからこちらからと事件に切込みを入れるピーター卿。ピーターの傘下にいるクリンプスン嬢大活躍!(降霊術には笑笑笑~)
入り組んだ長編のものとは違い ややこしい説明の台詞もほとんど無く、セイヤーズの中では初心者向き。「毒をくらわば」のタイトルは原題の「STRONNG POISON」よりもぴったりハマってるかも…
毒を食らわば (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒を食らわば (創元推理文庫)より
4488183069
No.5
(4pt)

ありがとうございました

無事に到着しています。
ピーター・ウィムジー卿ものは、学生の頃、"ホームズのライヴァルたち"シリーズで一冊ありましたが、今こんなに出てるんだな。と。
なんと恋愛ミステリ?
ハリエット・ヴェインってなんだ? アイリーン・アドラー?
相変わらず全く読んでないのでまちがってたらすみません。

関係ありませんが、お米とお茶が受容になっているかもしれません。円もです。
毒を食らわば (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒を食らわば (創元推理文庫)より
4488183069
No.4
(4pt)

ピーター卿の活躍。

※少しネタバレ
 ある女性が、同棲していた相手の男を殺した罪で告訴され、あわや有罪になって縛り首にされるところを、ピーター卿の活躍で救われるという話です。ピーター卿と、被疑者の女性とのロマンスめいた部分もあり、真犯人は誰かという謎解きもあり、どっちつかずの感は否めませんが、全体としては、同じ著者の『ナイン·テイラーズ』よりまとまっていて、読みやすく、分かりやすかった。
 ……ただ、毒物を入れるのに、卵の殻のヒビを利用するというのは、ちょっと見え透いてたかな……。
 アガサ・クリスティーだったら、そういうところをもっとうまくやるんじゃないかって気がする。
 多分大体の人は、半分くらい読んだところで、真犯人の目星はつくだろうと思う。……あとは、どうやって、いつどこに毒を入れたかというのを考える。……でも、ヒ素についての知識がないと、このトリックは分かりません。……私は、知識がなかったので、どういうトリックかわかりませんでした。……ていうか、普通はわかんないと思います。……毒物の専門家でない限り、このトリックはわからないと思う。…専門家じゃないと分からないようなトリックを使うのは、推理小説としては、あんまり優秀とは言えないんじゃないかと思う。誰でもが知っていることで、同時に誰もが考えないようなことがトリックになっているのが、優れた推理小説だと思います。
毒を食らわば (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 毒を食らわば (創元推理文庫)より
4488183069

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