大忙しの蜜月旅行(忙しい蜜月旅行)
- 犯人捜し (82)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点10.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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前作『学寮祭の夜』でついに結ばれることとなったハリエットとピーター卿。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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無事に到着しています。 ピーター・ウィムジー卿ものは、学生の頃、"ホームズのライヴァルたち"シリーズで一冊ありましたが、今こんなに出てるんだな。と。 なんと恋愛ミステリ? ハリエット・ヴェインってなんだ? アイリーン・アドラー? 相変わらず全く読んでないのでまちがってたらすみません。 | ||||
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『ナイン・テイラーズ』を読んだのは、もう何十年前になるでしょう? あれでおしまいだと思っていたら、こんな“完結編"があったなんて! 何故今頃になって出す、創元さん!? まあでも、ピーター卿とハリエットの愛が無事、大団円を迎えられて良かったです。 そう、本作は男女の愛というミステリーに挑んだ作品で、467頁の二人の会話が全てを物語っているのですね。変わり者だけど高潔なハリエットを丸ごと理解して受け入れられるピーターって、本当に素晴らしい男性だなぁ~ああ、羨ましい…… と言って、殺人事件の謎解きの方にも手抜きがないのは、流石セイヤーズですよねぇ。 唯一点、気になるのは、事件発生の翌朝にどこからともなく現れて、ピーターの肩の上に居座ってた“しょうが色の猫ちゃん"。カバーイラストにも登場していたので、てっきり二人の飼い猫になって、事件解決にも“猫の手"を貸してくれるのか、と思いきや… それっきり何処かへ消えてしまったのは、何故? 猫好きとしては、あんまりだ! と思うのですけど… | ||||
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貴族探偵のピーター・ウィムジーが登場する最後の長編小説である。なんて書くとセイヤーズのファンみたいだけど、僕は短編集1冊と『ナイン・テイラーズ』しか読んだことがないので、そんな不熱心な読者にはやや不向きな本だった、というのが正直な感想だ。 文学作品や詩の引用、もじり、ラテン語などが頻出するのにもうんざりさせられた。僕はただ面白いミステリが読みたいだけで、100年近く前のイギリスの高等遊民の教養なんてどうでもいいのだ。セイヤーズが廃れた理由は、こういうところにあるのではないか? 何よりも肝心のミステリとして面白くない、というのが致命的だと思う。もともと戯曲を小説化したものらしいが、にしてもねえ…。犯人がわかったあとの後日談も無駄に長くて、くたびれた。よいところを探して感想を書こうと思ったのに、結局文句になってしまった。 | ||||
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※少しネタバレ この同じ著者の、『毒を食らわば』や『五匹の赤い鰊』で、アクロバティックなやり方で殺人やアリバイ作りをしていて、この話もそうでした。……個人的に、犯行やアリバイ作りのトリックに、アクロバティックな離れ業を使うのは、推理小説としては、マイナスだと思います…。名作と言われる推理小説は、アクロバティックな要素は全く無く、ありきたりの手口、ありきたりのアリバイやトリックで、それが思わぬところから露見する……そういうものであって欲しい。……それが名作と言われる所以だと思う。 それと、この著者の小説はどれも、読者が、容疑者の中からいろんな条件を考慮して、犯人を推理するという話ではなく、話の筋として、この人が犯人で、手口はこうでした……という結果につながっていくだけです。 更に、この小説は、ピーター.ウィムジイ卿が主人公ですが、このピーター卿という人も、イギリスの貴族の中でも最も地位の高い公爵家の次男で、“それだけ高い地位にあるのに"気さくで、他人に配慮できる繊細な神経の持ち主ということになっていますが、なんだかこのキャラ設定そのものが、貴族の地位をひけらかしていて鼻につきます。 ……いろんな意味で、消化不良になる話だった。 | ||||
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探偵小説というよりも、ピーターとハリエットの結婚とその後日談のような様相の作品である。 事件は起こるのだけれど、些細なものに感じられて、バンターとの3人の物語も、特別サスペンスがあるわけでもない。 だから、論理的な推理の物語を期待する分には裏切られると思う。 | ||||
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