学寮祭の夜



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    初公開日(参考)2001年08月
    分類

    長編小説

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    学寮祭の夜 (創元推理文庫)

    2001年08月01日 学寮祭の夜 (創元推理文庫)

    探偵作家ハリエットは醜聞の年月を経て、母校オクスフォードの学寮祭に出席した。するとその夜、けがらわしい落書きを中庭で拾い、翌日には嫌がらせの紙片を学衣の袖に見つける。幻滅の一幕。だが数ヶ月後恩師から、匿名の手紙と悪戯が学内に横行していると訴える便りが…。学問の街を騒がせる悪意の主は誰か。ピーター卿の推理は?英国黄金時代有数の大長編。 (「BOOK」データベースより)




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    学寮祭の夜の総合評価:9.33/10点レビュー 12件。Aランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (10pt)

    さすがこれこそ巨匠の作品!

    この作品を以って、なぜ今この現代においてでさえセイヤーズが巨匠扱いされるのか、またクリスティーと並び賞されるのかがはっきりと解った。
    特に読み始めの頃はP.D.ジェイムズを読んでいるかの如くで、セイヤーズの影響をジェイムズが強く受けている事を肌身で感じた。
    ある閉鎖された世界における多種多様な人々を念入りに描く、これはジェイムズが好んで使う手法だが、しかし本作はジェイムズの作品にない明るさがある。個人的にはジェイムズよりもセイヤーズの方が上だと思う。

    今回オクスフォードが舞台ということで教授、学生、給仕など登場人物が半端でなく多いのだが、それでも性格付けが非常に上手く、また描き分けも見事で物語として非常に愉しめた―個人的にはヒルヤード女史が非常に印象が強い。『殺人は広告する』でセイヤーズは広告業界の内幕を描いたが、その頃に比べると出来はダントツだ。
    描かれる事件が学内に陰湿な落書きや悪戯が頻発し、やがてそれが傷害事件にまで発展するというものでコージー以外何物でもない。そのため今回派手なトリック、意外な結末というのは成りを潜めている(以下ネタバレに続く)。



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    No.11:
    (5pt)

    神対応とはこのこと

    ひと言添えていただき、嬉しかったです。商品も中古とは思えないほど状態がよく、とても満足してます。大切にします。
    学寮祭の夜 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:学寮祭の夜 (創元推理文庫)より
    4488183115
    No.10:
    (5pt)

    すぐに届きました

    上部と背にシミがあるだけで十分綺麗です。古い本であることを思えば『良』でもいいくらいかと。本屋に置いていないので、手に入れられて良かったです。
    学寮祭の夜 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:学寮祭の夜 (創元推理文庫)より
    4488183115
    No.9:
    (5pt)

    色褪せない面白さ

    舞台は1935年のオックスフォード。とはいえ、今オックスフォードを訪れても、作中のカレッジや景色がそのまま残っています。モードリン橋でピーター卿とハリエットがパンティングをしたり、セント・ジョージがクライストチャーチから駆け出してきたり。謎解きと一緒にオックスフォードの雰囲気を楽しめます。主に捜査にあたるのはハリエットですが、ピーター卿も相変わらずの活躍ぶりです。
    学寮祭の夜 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:学寮祭の夜 (創元推理文庫)より
    4488183115
    No.8:
    (4pt)

    殺人事件は起きません

    この作品は怒涛のボリュームとなっています。
    ページ数はなんと700ページを超えますが
    著者がきちんと工夫をしているのでさほど苦痛には感じないと思います。
    ただし、人によっては冗長さを覚えてしまうと思います。

    ある大学を卒業した女性が
    再びこの大学に舞い戻ってきたとき(作家活動の下で)
    事件は起きます。
    奇怪な文章、挑発的な事件…
    そして主人公であるハリエットにもついに恐怖の牙はむかれます。

    しかしながら、犯人はあまり隠されているとはいいがたいです。
    そもそも周りの人物にそんなことをやってのけるような
    強い動機を持った人は限られてくるので。
    なので真相が出てきてもあまり意外性は感じないでしょう。

    長い文を読みこなせれば面白いと思います。
    学寮祭の夜 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:学寮祭の夜 (創元推理文庫)より
    4488183115
    No.7:
    (5pt)

    Meet the nephew

    My first encounter with Dorothy L. Sayers was the Mobile Mystery Theater series showing on PBS. Unfortunately, I did not realize that my video player was also a recorder until the "Gaudy Night" was on Mystery Theater. In that sense, I was lucky to copy the complete three hour "Gaudy Night." I now own the DVD that came out in 2002.

    Naturally, the TV media cannot fill in all the details that you would pick up from reading the book, so I read the book. This added more depth and characters to the story. Dorothy not only fleshes her characters out but her side trips into philosophy and psychology make the story that much more interesting. Just when you ask what is the relevance to this conversation it is wrapped up in the final solution.

    It is too bad they do not make the unabridged recording of this book anymore, as the reader is Ian Carmichael the first TV Lord Peter Wimsey.
    This is the third of a fourth book series. Enough background information is given however to make this a stand-alone story.

    The notorious Harriet Vane is invited to a class reunion. She is looking forward to a quiet time with a better part of her history. Once there, she starts getting notes that carry negative connotations. The notes are pasted together from cut out newspaper words. Soon others are receiving the notes. The School authorities request Harriet to help get quietly to the bottom of this. Circumstances eventually force her once more to go to Lord Peter Wimsey for help. I am over simplifying the plot but it is better to discover it for your self. This is a five star book.
    学寮祭の夜 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:学寮祭の夜 (創元推理文庫)より
    4488183115



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