(短編集)
ブラウン神父の無垢なる事件簿
- ブラウン神父シリーズ (56)
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仕方ないね、嗜好や趣味の問題です。訳が嫌いなだけ。 スマソ | ||||
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最近では連続テレビドラマにもなり、新たな読者を迎えているであろうシリーズです。チェスタートンという英国の文壇、論壇にまたがって活躍した知恵者が著者です。 本作は、原著1911年刊行。 なお、シリーズの後期のものについて、解説の新保博久氏が、「最後のほうになると名探偵の手柄話というより、通常の推理小説の域に収まらない独自の境地に達する」と評していることは、正確な見解であると思います。 たとえば、グレアム・グリーン氏ならば、その活躍期間のいたるところにみられる信教にかかる意味表現が、チェスタートンのブラウン神父シリーズでは徐々に濃厚なものになるとの理由でしょう。 | ||||
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文体や物語の世界観が私にはあわなかったようです。 再読したホームズ物はずいぶん楽しく読んだのですがね。 | ||||
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ブラウン神父の新訳が出たので、久しぶりに読み返した。こんなに面白かったのか、というのが第一印象。以前読んだ時は、謎解き物の一つとして読んだ一冊ということしか記憶にない。今回再読してみて、かなり面白い小説だということを発見した。解説で新保氏が書いているように「先入観は裏切られる」のだ。ブラウン神父は人間の思い込みを観察して、トリックの真相を明らかにしていく。犯人の心理を解き明かす達人だ。今の時代であれば、メンタリストという人たちの視点に近いのかもしれない。 学生の頃、先輩の麻雀を後ろから見ていたことがあったが、その先輩は牌を取ってきた順のままで並べ替えずに打っていた。彼の頭の中では、それでも上がり手が構想できるのだろう。この本を読んでいて、そのことを不意に思い出した。ブラウン神父が謎解きをしてくれてはじめて、一つ一つの手がかりが意味のある組み合わせになっていることに気づかされる。理牌せぬまま、役満まで持っていくのだ。強引に思えるところもあるが、その小気味よさは文章の上手さと相まって、快感を覚える。 なぜ、神父が探偵役なのだろう。信頼できる立場で、死者が出ると呼ばれるからだろうか。きっと人間の心について考えぬくのが仕事だからだろう。続編も新訳されることを期待している。 | ||||
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