災厄の町
- 古典ミステリ (45)
- 毒殺 (157)
- 第三期エラリー・クイーン (12)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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第3期クイーンシリーズで後期クイーンの代表とされるいわゆる「ライツヴィルシリーズ」の第1弾が本作。 | ||||
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作者自身がベスト3に挙げ、ファンからの評価も高い作品のため期待した読んだのですが、私にはいまいち良さがわからず完全に期待はずれでした。 | ||||
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エラリイ・クイーンの代表作にも挙げられる1942年の作品。新訳版での感想である。 | ||||
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野村芳太郎監督の映画も良かったです。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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なかなか殺人事件が起こらず、ジリジリした展開。そして事件が起きるや、その犯人は自明に見え、それを救うため、エラリーが奮闘するストーリーで、複雑で錯綜したミステリーが得意なクイーンとしては。驚くほどわかり易い内容だった。謎解き部分は、ラストだけだが、悲劇的結末を後付けで説明する感じであり、決して謎が解けてスッキリとはしない。つまり一般的な本格ミステリーとは、一線を画しており、議論の余地あるミステリー小説だと思う。 が、にも関わらず、読み応えは抜群で、クイーンの最高傑作と評価されている。その秘密を、私は血の通ったキャラの、人間ドラマが描けている事だと思う。まず作者と同名の名探偵は、たまたまこの町を訪れた作家と言う設定で、恋人がいる三女といい仲になって、仇役になる恋人と、私生活でも対立してしまう。この名探偵、道徳的には賛否あろうが、非常に人間的であるのは、間違いない。この三女が又、情熱的だが無鉄砲な行動派で、次女の夫が死刑判決を受けるのを遅らせるべく。カラダを張って行動し、「パットったら、おばかさんね。でも。大好きよ」と次女に言わしめている。とても印象的な名セリフであった。 そして何と言っても、毒殺され掛かった次女と、嫌疑を掛けられているのに、無気力で沈黙を守り、死刑判決を待つばかりに見える夫の、キャラ描写が秀逸。毒殺され掛かったのに、夫の無罪を信じる妻と、あえて沈黙を貫く夫。真相が明かされた後、私はこの夫婦愛に胸を打たれた。 容赦ない悲劇的な結末の後、一片の希望が残されたのは、作者の優しさか。読後に余韻の残る、素晴らしいラストであった。作者の最高傑作と言う世評に、異論なし! | ||||
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「国名シリーズ」のときと、クイーンのキャラが大幅に変わっている。良く言えば、人間味が出てきたというか。悪く言えば、感情に流されてポンコツになったというか。 推理というよりは文脈から真犯人はだいたい予想ができる。 ほとんどの読者はおそらく、事件よりも「微妙なバランスを保つ三角関係」の行く末が気になると思う。 | ||||
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時代背景はかなり前のものなのでそういう設定なのだと思い読んでいましたが、本当にそうなのだと知り驚きました。翻訳手法もあるのかもしれませんが斬新で古臭さを感じることなく読みやすいと思います。 | ||||
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新訳のシャーロックホームズが面白かったので、後ろの広告に載っていたこの本を購入してみました。 最後の方はともかく、前半はダラダラと抑揚がないのに加え訳が理解しにくいです。2、3回読み返してやっと意味がわかるような部分がけっこうあります。何度も途中で読むの止めようと思いましたが千円以上も出した本なので眠気と格闘しながら読み切りました。 高レビューを書いてる方は、よほど読解力が高いかと思われます。 私レベルの読解力の人間は、国内ミステリー読んだ方がいいと思いました。 | ||||
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エラリイ・クイーンの有名な作品ですが、今まで読んだことがありませんでした。新訳が出たのをきっかけに購入してみました。架空の町ライツヴィルにはじめてエラリイ・クイーンがやってくるところから始まります。たまたまライツヴィル一番の名家の隣の理由あり空き家に住むことになります。この名家のライト家は善人揃いでエラリイは三女のパトリシアといい雰囲気になり、パトリシアの彼氏からあからさまな敵意をむけられます。飄々として笑顔で優しいエラリイのキャラクターのせいもあり、作品の雰囲気は明るく、町の個性的な人たちの描写にもユーモアが感じられます。そんな中コップの水が口からあふれるように起こった殺人未遂&殺人事件。犯人は簡単に見当がつきます。タビサ叔母さんとか長女のローラとかは存在価値がないに等しい。小道具の手紙の文章のトリックはすぐに気が付きましたが、偽手紙と思ったら本物でした。あんな手紙を焼かずに取っておいたのが悪い。男女の複雑に絡んだ愛憎が事件の動機です。後味はよくないが忘れ形見が残されてライト一家は前向きに進んで行くことができます。 | ||||
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