十日間の不思議
- 十日間 (1)
- 探偵の存在意義 (6)
- 第三期エラリー・クイーン (12)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ライツヴィルシリーズ3作目。本作ではかなり意識的にライツヴィルという町がエラリイにとって運命的な何かを持っている存在として描かれる。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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オチよりも途中がめっぽう面白くなった。これがクイーン後期の特徴だと思った。学生時代にはわからなかった。 ただ前のフォックス家はよかったのに、こっちの新訳は、特に会話文の意味が通らず読むのに苦労した。 会話ではないが第一章より: 「迷信深ければ、これを宿命と呼ぶんだろうな、と思った。 ・・・二回とも、ある事情のために結論を不本意な憶測にとどめておかざるをえなかった。こんなことになるのは、なんらかの類型、それも大きすぎて人間には見分けられない類型があるからではないか、とエラリイはかつて迷い、いまも迷った。」 迷信深ければ→科学的な人間でなかったら、のほうがいいと思うが、それより後半がおかしい。迷う、という言い方がもうわかりづらいし、そもそもwonder if は「迷う」ではない。patternを類型などという遣われない言葉にして訳した気になれるのもおかしい。patternには、習字のお手本という意味もある。そして、そうは見えないが同じパターンにはまっているという意味なのだから、「見分けられない」もおかしい。 原文と適切な訳はこうなる: He wondered, as he had wondered before, if there might not be a pattern too large to be discerned by the human eye. →「当時も考えたことだが、なにか大きすぎて人には見えない図式が隠れていて、同じ結果に自分を導いたのではないかという気がした」 あと、基本的な日本語の問題として、どこかは忘れたけど「来るわ来るわ」とか「いるわいるわ」の「わ」が「は」になっていた。今どきの文庫本は校正がされないのだろうか? ・ミステリとしては、麻耶雄嵩先生が書いた帯はネタバレだと思ったが、そのネタバレがわかる人間にはネタバレしても問題ないくらい、一個目の推理は未熟だった。また本当の解決編に至って、逆に当初からのフックであった記憶の問題が気になりだす。 ・後期クイーン的問題って結局、解釈が変わるような弱すぎる証拠を使うなってことな気がしてきた。 | ||||
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シンプルなラインとあれれという気持ちに間断を許さないストーリー展開はさすがです。 | ||||
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エラリークイーンの後期の作品で、普通には面白かったですが、「Xの悲劇」のような時間を忘れてストーリーにのめり込んでいくような緊張感はありませんでした。ストーリーにリアリティが乏しいような気がして、これが緊張感を失わせています。後半は少し読むのが辛かったです。1,430円という値段も高いですね。 | ||||
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エラリーにはリッチと愉快な仲間たちがいないとダメってことなんですよ。 | ||||
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NO!NO!NO!NO!YES!が適訳だと思う。青田勝さんの訳の方がかっこいい。 内容は素晴らしいですよ。エラリー・クイーンのベスト1だと思う。 | ||||
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