エラリー・クイーンの新冒険
- 名探偵 (559)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.67pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ひょっとするとこの一冊が、かつて読み残していたクイーン作品の最後の一冊かも!?ブックオフで見つけて購入!最近日本のミステリーや読み易い訳に慣れすぎたからか、こんなに昔の訳って読みにくかったとは。とにかく直訳、直訳。それどういう意味やねん!って突っ込みたくなりまくり!また、同じことを指しているのに、いろいろな呼び方をするので、それ何?誰?ってなる、なる。うーん、せっかくいいミステリーなのにもったいない。内容はクイーンは短編の名手でもあると思わせる内容。すごく論理的で面白かったです! | ||||
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本当に大好きなクイーンの短編集。昔読みそびれていましたが、装いも新たに刊行ということで即購入!新訳で読み易かったです。内容はおそらく作者を隠して探偵の名前を変えたとしても、クイーンの作品と分かるくらいクイーンらしさと良さがギュッと詰まっていました。フェアプレイで本格派。どの作品も素晴らしいクオリティの高さです。また、各ストーリーにほぼ魅力的内容美女が出てくるのも好み^_^;おそらく他のクイーンの短編集の中でも随一の出来だと思います。昔、夢中になってクイーンを読み耽っていたのを思い出しました。 | ||||
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『エラリー・クイーンの冒険』に続く第2短編集。まずクイーンの傑作中編とされる「神の灯」から始まる。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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大方の意見と同じく、劈頭を飾る『神の灯』が突出して素晴らしい。過去に読んだことのある作品だが、さっぱり内容を忘れていたうえに、二転三転するラストに新鮮に驚いてしまった。というわけで、★4つは本作への評価である。 あとは正直、どうということもない短編ばかりなのだが、だからこそ前作の『エラリー・クイーンの冒険』がいかに優れた短編集であったか、ということが相対的によくわかった。 最後のスポーツを絡めた4編は、なんだか往年のテレビドラマ『ジェシカおばさんの事件簿』を思い出させるノリで、肩の凝らない読み物になっている。これはこれで嫌いじゃないかもしれない。 | ||||
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収録作品の中では、巻頭の中篇「神の灯(ともしび)」(1935年)がぶっちぎりの傑作。他を圧倒する出来栄えで、実に読みごたえのある作品でした。 一夜が明けてみたら、目の前から家が一軒消えていたという〝家屋消失の謎〟が明かされた時のサプライズのほかにもあとふたつ、とても強烈な印象を残す驚きがありました。 ダン!ダン!ダン! とくる、サプライズの三連打は、凄いインパクトがありましたね。完璧にノックアウトされた私は、ただただ圧倒されてしまって陶然、いや、呆然自失の状態でした。 ほかの短篇は、あまりパッとするものがなかったです。なかでは、「血をふく肖像画の冒険」(1937年)が雰囲気があって面白かったかな。でも、同じ〝なんちゃらの冒険〟もの短篇では、『エラリー・クイーンの冒険』収録の作品群のほうが断然、出来が良いように思いました。 訳文については、言うことなし。文句ない出来で、読みやすかったです。 | ||||
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エラリー・クィーンの、超名作 神の灯りが入っている短編集。懐かしく、面白かった。Kindle化希望 | ||||
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エラリー・クイーン物の短編集である。 「神の灯」は中編であり、そのプロットや、建物が一夜にして消えてなくなり、また忽然と現れるというトリックが秀逸で、しかもクイーン特有のフェアプレイ精神で読者に謎解きの挑戦をしていて、やはり傑作であるといえる。 その他の作品について、以下に大まかに列挙する。 「宝探しの冒険」は、ある邸宅で起こった真珠のネックレスの盗難事件。 「がらんどう竜の冒険」は、盗まれた竜の文様の施されたドアストップの盗難と、殺人。 「暗黒の家の冒険」は、黒い家のお化け屋敷で発生した殺人。 「血をふく肖像画の冒険」は、肖像画から血が流れ、恐怖をあおる事件。 「人間が犬をかむ」は、野球場で発生する元野球の大スターの毒殺事件。 「大穴」は、競馬を題材にした、競走馬の負傷事件。 「正気にかえる」は、ボクシングを背景にした殺人。 「トロイヤの馬」は、フットボールに絡んで、高価な宝石が消えうせる事件。 「神の灯」以外は、それぞれ小道具の効いた小品である。そうは言っても、やはり「神の灯」が出色の出来であり、この1作品で、この短編集を高い評価へと導く。 | ||||
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神の灯は凄いですね。ハッキリと読者の前に手掛かりが示されているのに、読んでいる間はまず気が付きません。Xの悲劇やエジプト十字架に匹敵か、それ以上の大傑作。 | ||||
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