九尾の猫
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.40pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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探偵としてのアイデンティティの喪失に苦しむエラリー・クイーンに、ニューヨーク市長から特別捜査官に任命されたのは、今ニューーヨークを震撼させている連続絞殺魔の事件を解決するため。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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前作『十日間の不思議』で探偵としての自信を喪失したエラリイが今度対峙したのは、今までの事件とは毛色が異なる連続絞殺魔による無差別殺人事件。そして舞台もライツヴィルではなく、元々のホームフィールドであったニューヨークだ。 | ||||
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第二次世界大戦直後、1940年代後半のニューヨークで発生した連続絞殺事件。 | ||||
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エラリィ・クイーンの中では珍しい設定だと思いました。 | ||||
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数十年ぶりに読んだが、ハラハラドキドキ、とても面白い作品です。 | ||||
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面白くて数時間で読みました。 クイーンの小説って正直古臭さを感じることもあり、名作と言われる数タイトルも「いつの時代だよ…」と結構途中しんどさを覚えたものもあるのですが、こちらはあまり古さを感じずテンポも良く読み進めることができました。 それでいてラストにどんでん返しもあり! 私の場合読むと大体メルカリ行きですが、こちらはエンタメミステリーの傑作として手元に置いておこうと思った一冊でした。 | ||||
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ニューヨークと言う大都会で起きた、連続殺人事件。全く手掛かりのない事件に捜査の中心人物として任命されたエラリイが、挑むストーリー。一見何の関係もなさそうな被害者の共通項を探る推理は、クリスティー「ABC殺人事件」を想起した。 大都会で起こった連続殺人で、パニックに陥った人々が暴動を起こして、事件より多くの犠牲者が出る描写もあり、犯罪パニック小説のようにも読め、そのリアリティに戦慄。 謎解きミステリーとしては、容疑者が少なく、真犯人を割り出すのは比較的容易。だが、その人物の犯行動機を考えると、意外であった。クライマックスに向けて、畳み掛けるような真相究明の迫力は十分。同時に、事件の真相を暴けば良いのか、と言うエラリイの苦悩も伝わって来た。 名探偵の苦悩と再起を描く、文学的ミステリーの傑作と評価する。 | ||||
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原題は、Cat of many tails。邦題のように、九と限定してしまうと、10番目、11番目はないというメッセージになり、ミステリーのタイトルとしては、それなりの慎重さは必要だったと思う。 途中出てくる人物の描写とサイコキラーとしての存在が全く重ならず、ページを戻り、読み返した。絹の紐以外は痕跡を残さず、目撃者に見られず、殺人を犯すのは簡単ではない。犯人がそれを九回もなしえたのは、サイコならではの、完璧な行動規範なのだろうか。そうすると、物語で描かれる人物とのギャップが気になるが、そこは、エラリー・クイーンでさえ、途中まで気づかなかったことを思えば、犯人の方が一枚上手だったと受け取るしかないのだろう。 古典ならではの、小ネタ拾いという楽しみ方もある。 ABC理論として、アガサ・クリスティのミステリーを紹介している(この小説の動機は違うという主張なのだろうか)。 また、ニューヨークには3つの空港がある。ニューアーク、ラガーディア、JFK。1949年に出版されていて、当時、JFKは大統領でもなんでもないわけ(下院議員)で、当たり前で、空港は別の名前で呼ばれています。そういうのを探しながら、読むのも楽しいですね。 | ||||
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大昔に読んだ記憶があるのですが、全く覚えておらず。全編古き良き時代的テーストで懐かしく読めました。若干冗長な気がする部分もありますが、ひょっとしてあの人が?みたいな感じで読めました。ミステリーの雰囲気も本当に随分変わりましたよね。。。犯罪は刺激的なはずなのですが、どちらかというと大正ロマン風な映画チックです。試し読みでぴたりとくるかの確認をお勧めします。 | ||||
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