(短編集)

火曜クラブ



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初公開日(参考)1978年10月
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短編集

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火曜クラブ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

2003年09月30日 火曜クラブ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

甥のレイモンドを筆頭に、前警視総監や画家などさまざまな職業の人々がミス・マープルの家に集っていた。一人の提案で各自が真相を知っている昔の事件を語り、その解決を推理しあうという“火曜クラブ”ができたが…静かな目立たない田舎の老婦人ミス・マープルが初めて驚異の推理力を披露した短篇13篇を収録。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

火曜クラブの総合評価:9.04/10点レビュー 52件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

短めの話を13個収録した豪華な短編集・・・

初めてレビューをします。
本書は、見出しのとおり13個の話を収録した短編集です。13個も収めてあるので豪華と感じる人もいれば、その分、1話あたりの話が短く、物足りなく思う人もいるでしょう。
私は本書を読み終え、ドイルのホームズを思いだしました。本書における探偵、ミス・マープルが、火曜クラブに集った面々からの話を聞き終え、すぐに真相を見抜くのです。超人といってよいでしょう。私はホームズシリーズを齧ったほどしか読んでいませんが、謎が提示され、すぐに解決してしまうのですから、読者に推理させる暇がありません。なので、推理するよりかはマープルの推理のキレの良さを楽しむことに力点を置いて読むほうがよいかもしれません。
13個の話を平均して星4つとしましたが、際立っておもしろいと思ったものもありました。『聖ペテロの指のあと』は、英語ならではのアイデアが活かされていると思いましたし、『溺死』は、より一層、マープルの慧眼に畏れ入りました。

ところで、作中に『卵の黄身"が"白いか、それとも、卵の黄身"は"白いか』と問う文章が気になりました。いわゆる助詞にスポットを当てていると思いますが、英語圏に助詞など関係あるのでしょうか。いずれもisで表せそうですが、、、。原文が気になるところです。

bamboo
NU17PFML
No.1:
(6pt)

火曜クラブの感想

ミス・マープル物の短編集で、ファンの評価はかなり高い作品の様です。個人的には1話1話が短いので、推理クイズでも読んでいるみたいで物足りなかったですね。それぞれ結構面白い謎が提示されますので、あっさり読めて空いた時間用にはぴったりだと思います。初心者向けかな。

なおひろ
R1UV05YV
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.50:
(3pt)

語り形式の短編集

集まった人達がそれぞれ経験した事件を語り、皆で謎解きに挑む異色の設定。語りから事件を理解し犯人を推測するのは骨が折れる仕事で、気楽に読むにはちょっと肩がこるかも。
火曜クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-41 クリスティー短編集 6)Amazon書評・レビュー:火曜クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-41 クリスティー短編集 6)より
4150700419
No.49:
(5pt)

ミス・マープル無双

前警視総監や弁護士といった錚々たるメンバーが集まって、それぞれ迷宮入り事件を持ち寄り、推理しあう会が開かれます。
その中に混ざっていたマープルは、場違いすぎてはじめは軽く見られていましたが、どんどん真相を暴いていくという短編集です。

長編のマープル物ですと警察や探偵役に助言をする役回りなことが多いので、マープルの出番はあまりありません。
しかしこの作品は13篇あるので13回。なんと13回もマープルの推理が拝めます。マープル好きにとっては最高の一冊です。

長編ですと推理に必要な情報があれこれ提示されて、読者も謎解きを楽しめるようになっていますが、こちらは他のメンバーと一緒にマープルの推理の聞き手となって楽しむ作品かと思います。
マープル好きはもちろんのこと、特別好きでなくても、マープル物を読んだことが無くても、読み物として非常に質の高い作品なので万人におすすめしたいです。
火曜クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-41 クリスティー短編集 6)Amazon書評・レビュー:火曜クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-41 クリスティー短編集 6)より
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No.48:
(5pt)

歳月を隔てて読むとまた印象が変わる

クリスティーのミステリは40年ほど前に早川の赤いカバーの文庫シリーズを一通り読んでいたのですが、最近アマプラでBBCドラマのミス・マープルシリーズを観て懐かしくて再読したくなり購入しました。
(文庫もどこかにしまい込んではあるのですが、老眼につらいのでkindleで)
ポアロもマープルも、若いころは別に嫌いではなかったけれどそれほど惹かれもしなかったのですが、ドラマを観て情景がより鮮やかになったことや自分も年をとったからか、ミス・マープルの人柄が若いころよりもずっと好ましく思われます。
クリスティー作品は冊数があったので、卒試から国試までの勉強の合間に、一日一冊気分転換に読んだものです。その頃はまだ「カーテン」や「スリーピング・マーダー」は出ていなかったような。
有名どころや好きな作品は内容もかなり詳しく覚えていますが、ほとんど忘れている作品もあるのでこれを機会に再読したいと思っています。
火曜クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-41 クリスティー短編集 6)Amazon書評・レビュー:火曜クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-41 クリスティー短編集 6)より
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No.47:
(5pt)

ミス・マープルの初登場は何年か?

本書『火曜クラブ』で「ミス・マープルははじめて推理小説の世界に登場する」と
著者アガサ・クリスティーは本書冒頭の「著者のことば」に書いています。

本書の原書は “THE THIRTEEN PROBLEMS” (1932)
この1932年にミス・マープル初登場というのが、著者のおことばです。

マープル初登場について、少し考えてみました。

本書第一話の「火曜クラブ」“The Tuesday Night Club” が英国で発表されたのは、1927年。
その後の第六話までをまとめて、米国で “The Solving Six” として刊行されたのが、1928年。

長篇小説 “THE MURDER AT THE VICARAGE(牧師館の殺人)” が出たのが、1930年。

アガサの孫のマシュー・プリチャードは『牧師館の殺人』を
「ミス・マープルものの第一作」にあたるとしています。

一方、第六話の後に、第七話から第十三話までを付け加えて
“THE THIRTEEN PROBLEMS” が刊行されたのが、1932年。

わざわざ「13」という不吉な数になるように
短篇小説集に仕立てたところが、スリラー本ぽくて面白い。

話が逸れました。
ミス・マープルの初登場は第一話の「火曜クラブ」が発表された1927年では?
と思いませんか。

しかし、1927年は短篇小説へのデビューの年であるが、
本格的長篇小説へのミス・マープルの初登場は、マシューのいうように「1930年」
と考えることも可能と考え直しました。

早川書房は、本書『火曜クラブ』を<ミス・マープル>シリーズではなく、
別途、<短篇集>に分類しています。

<ミス・マープル>シリーズの最初は、『牧師館の殺人』となっています。

結局、読者もミス・マープルがはじめて推理小説の世界に登場したのは、
『牧師館の殺人』が出た「1930年」、と考えることにしました。

本当にアガサの小説は、細かいところまで興味が尽きません。
火曜クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-41 クリスティー短編集 6)Amazon書評・レビュー:火曜クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-41 クリスティー短編集 6)より
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No.46:
(5pt)

短編集なので飽きない

中古で購入しましたが、良い状態でした。
火曜クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-41 クリスティー短編集 6)Amazon書評・レビュー:火曜クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-41 クリスティー短編集 6)より
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