火曜クラブ
- ミス・マープル・シリーズ (17)
- 安楽椅子探偵 (187)
- 曜日 (55)
- 火曜日 (4)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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初めてレビューをします。 | ||||
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ミス・マープル物の短編集で、ファンの評価はかなり高い作品の様です。個人的には1話1話が短いので、推理クイズでも読んでいるみたいで物足りなかったですね。それぞれ結構面白い謎が提示されますので、あっさり読めて空いた時間用にはぴったりだと思います。初心者向けかな。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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集まった人達がそれぞれ経験した事件を語り、皆で謎解きに挑む異色の設定。語りから事件を理解し犯人を推測するのは骨が折れる仕事で、気楽に読むにはちょっと肩がこるかも。 | ||||
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前警視総監や弁護士といった錚々たるメンバーが集まって、それぞれ迷宮入り事件を持ち寄り、推理しあう会が開かれます。 その中に混ざっていたマープルは、場違いすぎてはじめは軽く見られていましたが、どんどん真相を暴いていくという短編集です。 長編のマープル物ですと警察や探偵役に助言をする役回りなことが多いので、マープルの出番はあまりありません。 しかしこの作品は13篇あるので13回。なんと13回もマープルの推理が拝めます。マープル好きにとっては最高の一冊です。 長編ですと推理に必要な情報があれこれ提示されて、読者も謎解きを楽しめるようになっていますが、こちらは他のメンバーと一緒にマープルの推理の聞き手となって楽しむ作品かと思います。 マープル好きはもちろんのこと、特別好きでなくても、マープル物を読んだことが無くても、読み物として非常に質の高い作品なので万人におすすめしたいです。 | ||||
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クリスティーのミステリは40年ほど前に早川の赤いカバーの文庫シリーズを一通り読んでいたのですが、最近アマプラでBBCドラマのミス・マープルシリーズを観て懐かしくて再読したくなり購入しました。 (文庫もどこかにしまい込んではあるのですが、老眼につらいのでkindleで) ポアロもマープルも、若いころは別に嫌いではなかったけれどそれほど惹かれもしなかったのですが、ドラマを観て情景がより鮮やかになったことや自分も年をとったからか、ミス・マープルの人柄が若いころよりもずっと好ましく思われます。 クリスティー作品は冊数があったので、卒試から国試までの勉強の合間に、一日一冊気分転換に読んだものです。その頃はまだ「カーテン」や「スリーピング・マーダー」は出ていなかったような。 有名どころや好きな作品は内容もかなり詳しく覚えていますが、ほとんど忘れている作品もあるのでこれを機会に再読したいと思っています。 | ||||
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本書『火曜クラブ』で「ミス・マープルははじめて推理小説の世界に登場する」と 著者アガサ・クリスティーは本書冒頭の「著者のことば」に書いています。 本書の原書は “THE THIRTEEN PROBLEMS” (1932) この1932年にミス・マープル初登場というのが、著者のおことばです。 マープル初登場について、少し考えてみました。 本書第一話の「火曜クラブ」“The Tuesday Night Club” が英国で発表されたのは、1927年。 その後の第六話までをまとめて、米国で “The Solving Six” として刊行されたのが、1928年。 長篇小説 “THE MURDER AT THE VICARAGE(牧師館の殺人)” が出たのが、1930年。 アガサの孫のマシュー・プリチャードは『牧師館の殺人』を 「ミス・マープルものの第一作」にあたるとしています。 一方、第六話の後に、第七話から第十三話までを付け加えて “THE THIRTEEN PROBLEMS” が刊行されたのが、1932年。 わざわざ「13」という不吉な数になるように 短篇小説集に仕立てたところが、スリラー本ぽくて面白い。 話が逸れました。 ミス・マープルの初登場は第一話の「火曜クラブ」が発表された1927年では? と思いませんか。 しかし、1927年は短篇小説へのデビューの年であるが、 本格的長篇小説へのミス・マープルの初登場は、マシューのいうように「1930年」 と考えることも可能と考え直しました。 早川書房は、本書『火曜クラブ』を<ミス・マープル>シリーズではなく、 別途、<短篇集>に分類しています。 <ミス・マープル>シリーズの最初は、『牧師館の殺人』となっています。 結局、読者もミス・マープルがはじめて推理小説の世界に登場したのは、 『牧師館の殺人』が出た「1930年」、と考えることにしました。 本当にアガサの小説は、細かいところまで興味が尽きません。 | ||||
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中古で購入しましたが、良い状態でした。 | ||||
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