(短編集)
愛の探偵たち
- ミス・マープル・シリーズ (17)
- 名探偵 (559)
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本書『愛の探偵たち』は、《短篇集》。 クリスティー文庫への日本語翻訳は、2004年発行。 その中の短篇「四階のフラット」(The Third –Floor Flat)を読みたくて 少しインターネットで探してから、本書を購入しました。 建物の階層の数え方が欧米には二通りあることは、 学生の知識としては前から知っていました。 しかし、単なる知識ではなく、 エンターテイメントのミステリ作品に仕上げたアガサには感心しました。 THREE BLIND MICE AND OTHER STORIES というタイトルで アガサの原書短篇集に発行されたのが、1950年。 日本語に翻訳されて「愛の探偵たち」という書名で日本で発行されたのが、2004年。 なんと言うべき作品集なのでしょう。 読みたかった「四階のフラット」を読んだ後、 巻末に置かれながらも、表題作となった 「愛の探偵たち」(The Love DEtectives)を読了しました。 その中に、「骨の髄まで英国的で、いじけたイチイの木」(328頁) という言葉がありました。 読者は今、イチイの木から抽出した抗がん剤で治療を受けています。 効果があるように体が感じています。 なので、「いじけた」というネガティヴな形容が理解できません。 成長が遅い? という意味でしょうか。 それにしても、たくさんあるアガサの短篇作品の中から、 だれがどのようにして選び出したのか基準みたいなものを知りたいものです。 | ||||
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アガサ・クリスティーの小説はとても好きなのですが、いざ届いてみたら線香のような香水のような臭いがして本を読んでいて吐き気がするほどの強い臭いでした。拭いても全くとれませんでした。きちんと検品していないのでしょうか、、、 | ||||
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〇電子書籍版発行……2011年12月10日 「メモとハイライト」「栞」機能……×(本文のどこに入れても、「目次」と表記) 表紙……×(なぜか著者の肖像写真) ページ表記……×(位置No.のみ) <若干のネタバレあり> ロングランを続ける有名な演劇『ねずみとり』の原作。 以前は、その台本をノヴェライズしたのが本作だと思っていたのだが、霜月蒼の解説を読んで、ラジオドラマ用台本がベースだと知った。演劇になったのは、本作の後らしい。 ラジオ媒体用に作られたが故の限界という彼の分析にとても感心したのだが、実際に読むと、こちらがハードルを下げていたこともあるのだろうが、意外に楽しく読めた。 ある登場人物の描写は、演劇イメージがあってこそのレッドヘリングのように思えたので、読んでいる間に、演劇台本をノヴェライズしたのだったなとまた勘違いしてしまったくらいだw まぁ犯人には先に気づいてしまったし、「登場人物の誰が犯人でもおかしくない=誰であっても驚けない」という理屈もそのとおりだが、そんな悪条件の中では、予定調和なオトシ処も含めて、うまく設定されていたと思う。適度にサスペンスもあったし、ハッピーエンド好きなわたしには、ほとんど不満はなかった。 不満となった僅かな引っ掛かりを一応書いておくと、上にも触れたように、あるキャラの外見上の胡散臭さの理由がよくわからなかったところ。 「闇商人、じゃないかな」(No.1422)とは? ちなみに、マナーとは荘園のこと。つまりマナーハウスとは領主の屋敷のことで、英国ではこれを宿泊客用に改装した、つまりゲストハウスとする事例が多いらしい。 | ||||
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ハーリー・クインの短編集から漏れていた2編のうちのひとつ「愛の探偵たち」を読みたくて購入。他に、ロンドンでロングランの舞台「ねずみとり」の原作「三匹の盲目のねずみ」(136頁ほどの中編)、ミス・マープルもの4篇、ポアロもの2編を収録。本の原題は、Three Blind Mice And Other Stories とあるので、「ねずみとり」 の原作がメインの短編集のようである。クリスティらしいミステリー短篇としては、それなりに楽しめるが、どうしても寄せ集め感は否めない。マープルものの「管理人事件」なんて、ちょっと手抜き?なんて思ってしまった。ポアロものは、まずまず面白かった。これらも、それぞれの短編集から漏れたものなのだろうか?作品ごとの解説がほしいところだが、解説は作家さんのクリスティ感をエッセイ風に述べたもので、各作品についての解説はない。残念・・・。読みたかった「愛の探偵たち」は、クインの謎めいた雰囲気が薄く、わりと普通の謎解きのように感じた。サタスウェイトとクインに加えて、メルローズ大佐が探偵役をつとめるからなのかもしれない。クインがわりと、はっきりものを言うんですよね。恋愛にまつわるオチがつくのが、クインものらしくて嬉しい。 | ||||
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ロングラン演劇『ねずみとり』の原作所収。触発されて、戯曲集の方も読んでしまいました。この、クリスティー文庫は、少し版が大きい分字の大きさも大きく、老眼には嬉しい! | ||||
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