雲をつかむ死



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初公開日(参考)1978年10月
分類

長編小説

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雲をつかむ死〔新訳版〕 (クリスティー文庫)

2020年06月18日 雲をつかむ死〔新訳版〕 (クリスティー文庫)

パリからロンドンに向かう飛行機のなかで、金貸し業を営む女性が変死体で発見された。その首には蜂に刺されたような傷があったが、偶然乗り合わせたポアロは、床から人工の毒針を拾い上げる。衆人環視の客室内で、誰がいつ、どうやって犯行に及んだのか?大空の密室を舞台とした不可解な事件にポアロが挑む。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.67pt

雲をつかむ死の総合評価:7.65/10点レビュー 34件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

まあまあでした

クリスティーらしい話。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

機上での殺人という題材を真っ先に発表しているのはさすがクリスティと感じるけれど……

飛行中の旅客機内という、言わば究極の密室・クローズドサークル状況で殺人事件が発生するという話は、現代では本格ミステリの一つのパターンになっているかと思いますが、旅客機がようやく世間に一般浸透しだした当時においてはおそらく先例のない試みであり、その点はさすがクリスティと感じます。
しかし、正直それだけの作品だな、という感想でした。
機上での殺人と言う(当時としては)物珍しい状況を抜きにすれば、全体的にストーリーもトリックもこじんまりとしており、ぶっちゃけ長編にするほどの内容ではなかったと思います。

またせっかくの機上での殺人という題材ですが、殺人が起きた後の捜査、解決パートは全て地上なのがもったいないというか肩透かしでした。
これでは別に飛行機じゃなくても、不特定多数の人間が集まってしばらく座席についてるような状況であれば、舞台は電車でも劇場でも成立してしまうようなストーリーとトリックですね。
どうせなら『オリエント急行殺人事件』のように、事件の捜査から解決に至るまで全て機内で行われたほうが作品のテーマ的にもエンタメ的にも良かったのではないでしょうか?
(私がクローズドサークル大好き人間だからそう思うだけかもしれませんが)

また今回はなぜか、実際に登場はしないにもかかわらず、『ゴルフ場殺人事件』でポワロと推理対決をしたジロー刑事の名前が、急に思い出したかのようにポワロの口から何度も出てきます。
『ゴルフ場殺人事件』のレビューでも書きましたが、犬のように地面に這いつくばって証拠を探すと言う捜査スタイルの、某世界的超有名探偵を皮肉ったようなキャラである彼は、正直最初からかませ犬感しかなく、ポワロのライバルになるほどの魅力も器量も感じないキャラだったのですが、そんな彼をポワロが皮肉る様子は、逆にポワロの方も少なからず向こうを意識して対抗意識を燃やしているようで、ポワロまで小物に見えるだけな気がしてしまいます。
そのジロー刑事に加え、作中のコカイン常習者を蔑む台詞といい、吹き矢という殺害方法へのディスりといい、この作品はなんだか随所にホームズシリーズへのあてつけ感があるのですが、クリスティ女史に「ドイルの小説なんか今読んだら全然面白くもないし出来もよくねーよ」的な意図がこめられていたならば、この作品もまた、時代的な価値抜きに今読むと面白いとも出来が良いとも感じない作品になってしまっていることに皮肉を感じますね。

(余談ですが当時の旅客機は客が通気口から外に物を捨てられたと言うのが驚きで、少し面白い薀蓄でした)


▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

雲をつかむ死の感想

飛行機内で起こる殺人事件で、殺害に使用されたとみられる凶器がポアロの座席から見つかる。
しかもポアロは飛行機に酔っていた。
おっとポアロが窮地に、さてここからどんな展開が・・・と思いきや、「ポアロさんが犯人なわけない」でほぼスルー。
この設定に何の意味が・・・

ネタバレに書きますが、このシリーズでは一枚落ちの作品かと思いますね。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.31:
(4pt)

ポアロもの

主役のポアロが髪ふさふさで原作と違います。
名探偵ポアロ 雲をつかむ死 (ハヤカワ・ジュニア・ミステリ)Amazon書評・レビュー:名探偵ポアロ 雲をつかむ死 (ハヤカワ・ジュニア・ミステリ)より
4152099259
No.30:
(4pt)

ミステリとしては極上

メイントリックはたぶんアレでしょうね(フェアでしょう)。
ミステリとしてはとてもよいと思います。
ただ、私はクリスティに人間模様を描いてほしいと思っているので、そこはやや物足りないかな?
もっとも、犯人造形はよいと思います。
雲をつかむ死〔新訳版〕 (クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:雲をつかむ死〔新訳版〕 (クリスティー文庫)より
415131010X
No.29:
(5pt)

やっぱり面白い

今回もあれこれ犯人を予想して楽しめました。あの時代の雰囲気も好きです。
雲をつかむ死 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-40))Amazon書評・レビュー:雲をつかむ死 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-40))より
4150700400
No.28:
(2pt)

クリスティの作品としては面白味に欠ける

最初に機内の座席表がでてくるうえ、序盤で殺人が起きるので、この先の展開に期待が高まって、初っ端からワクワクが半端なかったです。
最後まで読み終えた今、残念ながらこの作品で一番ワクワクしたのはその序盤まででした。

ポアロ物を何冊も読んでいる方なら、ポアロの行動から犯人が推察できてしまうことがあるのではないと思いますが、今回はそれが特にわかりやすかったです。
これで推察が外れてくれれば良かったのですが、そうではなかったので意外性がなく残念でした。
トリックはといえば、特別な仕掛けがあるわけでもなく、強引というか納得がいかないというか、少々無理があるように思いました。

登場人物は癖のあるタイプばかりですが、嫌味の強い人物は居ないのでストレスなく読めました。
他の作品ではポアロに酷い態度をとっていたジャップ警部も抑え気味で、どちらかといえばユーモアのある描き方がされており、フルニエ警部は優秀で読んでいて気持ちが良かったです。
ただ、クリスティの他作品に比べると人物描写の底が浅いようには感じました。

この作品、決してつまらなくはないのですが、クリスティの作品としては全体的に面白味に欠けます。
もしこれを読もうか迷っている方がいれば、他のクリスティの作品をおすすめしたいです。
雲をつかむ死 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-40))Amazon書評・レビュー:雲をつかむ死 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-40))より
4150700400
No.27:
(5pt)

最高の部類

息もつかせず読ませてくれた。
雲をつかむ死〔新訳版〕 (クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:雲をつかむ死〔新訳版〕 (クリスティー文庫)より
415131010X



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