もの言えぬ証人



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

4.00pt (10max) / 1件

5.44pt (10max) / 9件

Amazon平均点

4.29pt ( 5max) / 35件

楽天平均点

4.20pt ( 5max) / 5件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []D
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

5.00pt

28.50pt

39.50pt

10.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1977年01月
分類

長編小説

閲覧回数3,557回
お気に入りにされた回数1
読書済みに登録された回数11

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

もの言えぬ証人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

2003年11月30日 もの言えぬ証人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

ポアロは巨額の財産をもつ老婦人エミリイから命の危険を訴える手紙を受けとった。だが、それは一介の付添い婦に財産を残すという問題のある遺言状を残して、彼女が死んだ二カ月後のことだった。ポアロとヘイスティングズは、死者からの依頼に応えるとともに、事件に絡む愛すべきテリア“ボブ”の濡れ衣も晴らす。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

もの言えぬ証人の総合評価:8.44/10点レビュー 36件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

もの言えぬ証人の感想

ヘイスティングズが登場しますが、この作品は彼の手記形式の作品ではありません。
作品タイトルが誰?を指しているのかは読んでいるとわかります。
そしてその登場人物?と妙に気が合い仲良しになったヘイスティングズが大活躍するために人称を変えてきたのかなと思っていたのですが・・・「タイトルに偽りあり」ですかね。
いつも大した活躍をする訳でもないヘイスティングズですが、その分どこか彼のやる気を感じることの出来ない作品でも有りました。


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

梁山泊
MTNH2G0O
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.35:
(3pt)

賢いポアロと鈍感なヘイスティングのからみが冗長な感じ

私はアガサ・クリスティのファンで、当作品も面白いとは思いますが、例によって何でもお見通しのポアロと連れの平凡で鈍感なヘイスティングのからみが何回も出てくるので、少々冗長な感じがしました。
もの言えぬ証人 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:もの言えぬ証人 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U1L6
No.34:
(5pt)

犬好きにおすすめ

本書タイトルの「もの言えぬ証人」とは、
表紙カバーの写真にあるように犬、ワイヤヘアード・テリア(14頁)のこと。
「少し毛がのびすぎている」(84頁)ワイヤヘアード・テリア。

名前は、ボブ。「ボブ公」(511頁)
ものは言えませんが、「啼(な)き声」(511頁)でしっかり自己表現できます。

この事件を解明した探偵ポアロに、報酬はありません。
依頼人が死んでから、依頼の手紙が届いたんです。

自主参加。だから、ポアロが得たものは
家政婦のミス・ロウスンから「プレゼント」(512頁)された犬、一匹だけ。

死んだエミリイの甥のチャールズは、ポアロのことを犬扱いです。
「大した探偵(いぬ)だな! どうして嗅ぎつけたんです?」(319頁)

この訳は感動ものですワン。
「探偵」に(いぬ)とルビをふったり、犬という漢字が含まれている「嗅」を使ったから。
訳者は、加島祥造。

犬に関する翻訳はあちこちに発見できます。
「嬉しそうに短いとぎれとぎれの声で吠(ほ)えたてた」(14頁)
「あんたの若い野良犬さん、ええ、チャールズのことよ」(18頁)

本書『もの言えぬ証人』の原書のタイトルは、“DUMB WITNESS”
アメリカでの題名は Poirot Loses a Client
『ポアロ、依頼人を失う』だなんて、面白くもなんともありません。
「ポイロット」(134頁)も真っ青な意訳ですね。

『もの言えぬ証人』は、“DUMB WITNESS” の直訳です。

「証人」は、人間に限られます。
いくら殺人現場にいたとしても、ワンしか言えない犬は証人にはなれません。

加島祥造の訳で残念なのは、次の訳。
「鏡には反対に映るのですから」(504頁)
《鏡には左右反対に映るのですから》と訳してほしかった。
鏡には、上下反対には映りません。
《縦書きの》日本語訳の「T・A」が、鏡に「A・T」に映ることはないから。
もの言えぬ証人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-20))Amazon書評・レビュー:もの言えぬ証人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-20))より
4150700206
No.33:
(4pt)

これ、面白かったな。読み出したら途中でやめられず、一気に読んでしまいました。

500頁を超える長さの作品ですが、いったん読み始めたら途中で読みさしにできないくらい面白かったです。霜月蒼さんが『アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕』のなかで《むちゃくちゃ面白いのです。(中略)この感興にもっともふさわしい形容詞は、シンプル至極の「面白い」の一語だと思う。》と語っていた、その言葉に間違いはなかったなと思いました。

キャラクターのなかではなんと言っても、ワイヤヘアード・テリアのワンちゃん〈ボブ〉が良かったです。彼の気持ちを代弁するクリスティーの書きっぷりが愉(たの)しげで、にんまりしちゃいました。

犯人の正体とか事件の真相とかは、「えーっ、そうなの」と、ストンとは腑に落ちないものでしたが、まあ、それはそれとして。

これだけの長尺(ちょうじゃく)なのに、飽きさせずに一気に読めてしまうお話作りの面白さ。読み心地の良さ。
やっぱり、アガサ・クリスティー、たいしたもんですね。
もの言えぬ証人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-20))Amazon書評・レビュー:もの言えぬ証人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-20))より
4150700206
No.32:
(5pt)

面白かた

以外と面白くて、気にいりました
もの言えぬ証人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-20))Amazon書評・レビュー:もの言えぬ証人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-20))より
4150700206
No.31:
(4pt)

解説でネタバレされて大変ショックです

作品自体は、最後まで予想を超えてきて、とても楽しめました。

が、直井明という人の解説が最悪です。絶対読んではいけません。
この後のクリスティ作品についてのネタバレがいくつも。「ご承知のように」などと前置きして、この「物言わぬ証人」の後に刊行される本についてネタバレしており、私のように刊行順に楽しみに読んでいる読者はもちろん知りませんでしたので、大変なショックでした。
しかも大した内容でもない解説に、必要とも思えない情報をわざわざサラリと入れて、この直井明という人は、読者が全ての作品を読んでから解説を読むとでも思っているのでしょうか。
それとも、浅い内容をごまかすためにネタバレを入れて自分は知識が豊富だと読者に伝えたいのでしょうか。意地の悪い優越感に浸っているのでしょうか。

なんにせよ、今後の流れを知ってしまった事は取り消せません。まっさらに楽しみに読む気持ちを返してほしいです。
こんな解説を載せてしまった早川書房もどういうつもりなのか。
この解説者のミステリー評論家という肩書きなら、ミステリーにおいてネタバレは最悪のマナー違反という事を分かっているはずなのに。

解説者によるネタバレというあまりの衝撃に、ついレビューしてしまいました。。

内容は面白いので、解説によって星一つマイナスです。(解説だけなら星ゼロですが)
もの言えぬ証人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-20))Amazon書評・レビュー:もの言えぬ証人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-20))より
4150700206



その他、Amazon書評・レビューが 35件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク