ヒッコリー・ロードの殺人
- エルキュール・ポアロ (40)
- エルキュール・ポアロ・シリーズ (37)
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タイトルからして謎、の本が好きです。 本書『ヒッコリー・ロードの殺人』の原作のタイトルは、“ HICKORY DICKORY DOCK ” なんのこっちゃ? タイトルを直訳すれば、「ヒッコリー、ディッコリー、ドック」(292頁、381頁) 意味の無い、マザーグースの童謡の一節だそうです。チック、タック、ボン。 童謡の一節を推理小説のタイトルにするなんて、アガサも粋ですね。 本書は、最後の最後で、ポアロがこの童謡の一節を口ずさんで終わります。 「時計が一つ鳴り、 ねずみが駆けおりる ヒッコリー、ディッコリー、ドック」(381頁) 私立探偵のポアロは、エンターテイナーです。 本書巻末には、女性漫画家の JET さんによる漫画の「解説」がありました。 漫画の「解説」は初めてでしたが、楽しかったです。 特に「解説」の結論。 「年相応の本を読みましょう」(386頁) くくく。笑っちゃいました。 小学高学年で JET さんは『ヒッコリー・ロードの殺人』を初めて読んだそうです。 そして英語の Dock を「アヒル」(386頁)と訳しています。 アヒルは duck ですよ。かわいい間違いですね。「グワッ」 本書の訳者「高橋 豊」は、 Dock を「被告席(ドック)」(292頁)と訳していました。 「『ヒッコリー、ディッコリー、ドック、ねずみが時計を駆けのぼる……』と、ナイジェルがいった。『警察はいった――とどのつまりはブーが――(だれかしら?)――被告席(ドック)に立つことになるだろう』」(292頁) 「ねずみが駆けおりる / ヒッコリー、ディッコリー、ドック」(381頁) このポアロの最後の口ずさみは、ナイジェルのいったことと対(つい)になっています。 「ねずみが時計を駆けのぼる」に対して、「ねずみが駆けおりる」。 ナイジェルとポアロの知恵比べ。 「ナイジェル」とは、ナイジェル・チャップマン。 「歴史学専攻の学生」(「登場人物」より)だそうです。 「ブー」って、だれでしょう? 「登場人物」リストには、「ブー」で始まる名前の人物はいません。 本文の中に、気になる言葉がありました。ナイジェルの言葉です。 「あのおやじは、ぴんぴんしてたって死にかかっていたって、豚であることには変わりないよ」(315頁) もしかして「ブー」って「豚」のこと? | ||||
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表記品よりかなり古いものが送られてきました。 読むだけでなくこのシリーズを全部集めているので返品をお願いしました。 文字の大きさが同じでしたらかなり古くて違うエディションのものでも受け入れたのですが、文字が今のものと比べかなり小さかったのでリクエストしましたら迅速で丁寧な対応でした。 違う商品が届きましたが誠実な対応で、正しい商品が届いていたら5点あげたいところでした。 また、機会があれば利用させていただきたいです。 有難うございました。 | ||||
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登場人物が多すぎて、誰か誰かを区別出来ないまま読み進めました。細かいことは気にせずに大枠を理解して読み進めると楽しめると感じました。 | ||||
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僕がヘイスティングスになって、いろいろ質問してみたい。(本編には彼は出てきません) スカーフ、指輪、インク、靴の片方、電球、・・・ 1つ1つのエピソードは興味深いが、いかんせん回収されない伏線が多すぎる。 そもそも、犯人はなぜことさらにあれとあれを盗難したのか? そして、なぜあの順番で? こういうタイプの犯人(正直、意外ではあった)だと、灰色の脳細胞も今ひとつ本来の輝きを見せないのかもしれない。 冒頭のミス・レモンのエピソードは面白い。 現代でも、さぞ優秀なビジネスパーソンになっているだろうなと思った。 | ||||
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前半で犯人がわかってしまいました。。。 でもまさか、違うだろうと思って読み進んでいくと、本当にそのまんま犯人でした。 「犯人がわかった♪」という喜びよりも、意外などんでん返しがなくて、正直非常にガッカリです。 犯人の所業も、稚拙でいきあたりばったりですし、一生懸命読んで損した、という感じです。 | ||||
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