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ヒッコリー・ロードの殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
ヒッコリー・ロードの殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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タイトルからして謎、の本が好きです。 本書『ヒッコリー・ロードの殺人』の原作のタイトルは、“ HICKORY DICKORY DOCK ” なんのこっちゃ? タイトルを直訳すれば、「ヒッコリー、ディッコリー、ドック」(292頁、381頁) 意味の無い、マザーグースの童謡の一節だそうです。チック、タック、ボン。 童謡の一節を推理小説のタイトルにするなんて、アガサも粋ですね。 本書は、最後の最後で、ポアロがこの童謡の一節を口ずさんで終わります。 「時計が一つ鳴り、 ねずみが駆けおりる ヒッコリー、ディッコリー、ドック」(381頁) 私立探偵のポアロは、エンターテイナーです。 本書巻末には、女性漫画家の JET さんによる漫画の「解説」がありました。 漫画の「解説」は初めてでしたが、楽しかったです。 特に「解説」の結論。 「年相応の本を読みましょう」(386頁) くくく。笑っちゃいました。 小学高学年で JET さんは『ヒッコリー・ロードの殺人』を初めて読んだそうです。 そして英語の Dock を「アヒル」(386頁)と訳しています。 アヒルは duck ですよ。かわいい間違いですね。「グワッ」 本書の訳者「高橋 豊」は、 Dock を「被告席(ドック)」(292頁)と訳していました。 「『ヒッコリー、ディッコリー、ドック、ねずみが時計を駆けのぼる……』と、ナイジェルがいった。『警察はいった――とどのつまりはブーが――(だれかしら?)――被告席(ドック)に立つことになるだろう』」(292頁) 「ねずみが駆けおりる / ヒッコリー、ディッコリー、ドック」(381頁) このポアロの最後の口ずさみは、ナイジェルのいったことと対(つい)になっています。 「ねずみが時計を駆けのぼる」に対して、「ねずみが駆けおりる」。 ナイジェルとポアロの知恵比べ。 「ナイジェル」とは、ナイジェル・チャップマン。 「歴史学専攻の学生」(「登場人物」より)だそうです。 「ブー」って、だれでしょう? 「登場人物」リストには、「ブー」で始まる名前の人物はいません。 本文の中に、気になる言葉がありました。ナイジェルの言葉です。 「あのおやじは、ぴんぴんしてたって死にかかっていたって、豚であることには変わりないよ」(315頁) もしかして「ブー」って「豚」のこと? | ||||
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表記品よりかなり古いものが送られてきました。 読むだけでなくこのシリーズを全部集めているので返品をお願いしました。 文字の大きさが同じでしたらかなり古くて違うエディションのものでも受け入れたのですが、文字が今のものと比べかなり小さかったのでリクエストしましたら迅速で丁寧な対応でした。 違う商品が届きましたが誠実な対応で、正しい商品が届いていたら5点あげたいところでした。 また、機会があれば利用させていただきたいです。 有難うございました。 | ||||
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登場人物が多すぎて、誰か誰かを区別出来ないまま読み進めました。細かいことは気にせずに大枠を理解して読み進めると楽しめると感じました。 | ||||
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僕がヘイスティングスになって、いろいろ質問してみたい。(本編には彼は出てきません) スカーフ、指輪、インク、靴の片方、電球、・・・ 1つ1つのエピソードは興味深いが、いかんせん回収されない伏線が多すぎる。 そもそも、犯人はなぜことさらにあれとあれを盗難したのか? そして、なぜあの順番で? こういうタイプの犯人(正直、意外ではあった)だと、灰色の脳細胞も今ひとつ本来の輝きを見せないのかもしれない。 冒頭のミス・レモンのエピソードは面白い。 現代でも、さぞ優秀なビジネスパーソンになっているだろうなと思った。 | ||||
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前半で犯人がわかってしまいました。。。 でもまさか、違うだろうと思って読み進んでいくと、本当にそのまんま犯人でした。 「犯人がわかった♪」という喜びよりも、意外などんでん返しがなくて、正直非常にガッカリです。 犯人の所業も、稚拙でいきあたりばったりですし、一生懸命読んで損した、という感じです。 | ||||
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ポアロの秘書、ミス・レモンの姉、ハバード夫人が寮母を務める下宿屋で相次ぐ盗難事件(リュックサックやスカーフが切り裂かれるなども含む)が、やがて殺人に至り...という本書、途中はどうも退屈な感は免れないし、ポアロの推理も推測ばかりで「推理」という感じはしない。 何よりも、モルヒネと硼酸を入れ替えた理由の説明がないのは完全に片手落ち。 ネタばれになるので詳述しないが、犯人がモルヒネを入手した経緯にも疑問が残る。 | ||||
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ポアロの秘書、ミス・レモンの姉、ハバード夫人が寮母を務める下宿屋で相次ぐ盗難事件(リュックサックやスカーフが切り裂かれるなども含む)が、やがて殺人に至り...という本書、途中はどうも退屈な感は免れないし、ポアロの推理も推測ばかりで「推理」という感じはしない。 何よりも、モルヒネと硼酸を入れ替えた理由の説明がないのは完全に片手落ち。 ネタばれになるので詳述しないが、犯人がモルヒネを入手した経緯にも疑問が残る。 | ||||
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この作品は推理よりも ある意味人間模様の描写に重きが置かれています。 なので人間が繰り広げる一種の恋やいがみあいなどは 実にリアルに表現されています。 それに登場人物も濃い人たちばかりですし。 しかしながらミステリーの面で見ますと 粗が目立ちます。 なぜならば、 ある程度読めば犯人を推測するのが容易なこと。 ある部分を気をつけて読めば真相は5割わかってしまいます。 これはかなりきついマイナス。 でも裏に隠されている真実を知ったとき、 人間のはかなさを感じてしまいました。 読後感は非常によくはないです。 | ||||
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この作品は推理よりも ある意味人間模様の描写に重きが置かれています。 なので人間が繰り広げる一種の恋やいがみあいなどは 実にリアルに表現されています。 それに登場人物も濃い人たちばかりですし。 しかしながらミステリーの面で見ますと 粗が目立ちます。 なぜならば、 ある程度読めば犯人を推測するのが容易なこと。 ある部分を気をつけて読めば真相は5割わかってしまいます。 これはかなりきついマイナス。 でも裏に隠されている真実を知ったとき、 人間のはかなさを感じてしまいました。 読後感は非常によくはないです。 | ||||
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ポアロの秘書のミスレモンのお姉さんが登場します。 下宿屋で起こる不思議な盗難事件。 盗難事件の解決が、殺人事件へと展開していく。 靴の紐のように、順々に事件が大事になっていく。 ポアロの推理と、警察の捜査とが、順に進んでいって、、、 オーソドックスな展開で、最終的な場面に進んでいく。 | ||||
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ポアロの秘書のミスレモンのお姉さんが登場します。 下宿屋で起こる不思議な盗難事件。 盗難事件の解決が、殺人事件へと展開していく。 靴の紐のように、順々に事件が大事になっていく。 ポアロの推理と、警察の捜査とが、順に進んでいって、、、 オーソドックスな展開で、最終的な場面に進んでいく。 | ||||
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まあ、正直にいいます。 最近よく思うのですが、本を読むというかなりの時間がかかる行為を強いる程の価値のある本がいったいどれだけあるのか? 自分のレビューでいえば、最低で星四つといったところでしょうか。 | ||||
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まあ、正直にいいます。 最近よく思うのですが、本を読むというかなりの時間がかかる行為を強いる程の価値のある本がいったいどれだけあるのか? 自分のレビューでいえば、最低で星四つといったところでしょうか。 | ||||
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(;'Д`)ハァハァ 何故か…登場人物の名前を殆ど覚えている……。記憶力は頭の良さではないんだけど…。おいらはそいつが抜群にいい。特に印象深い話でもないんだけど、登場人物の事細かな設定まで覚えちまった…。早稲田慶應以外の私大文系だと、この記憶力だけで簡単に入学できちまいそうだ…。本当に大切なのは記憶力ではなく、分析力、空間把握能力 そして それを論理的に構成する表現能力であり、それこそが頭の良さと言われるものである。うほほっ?!ナイジェルチャップマンは ホッカルさんだなwおいらは反社会性人格障害とかいう病気ではないが『成長する事のない子供』か…w | ||||
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(;'Д`)ハァハァ 何故か…登場人物の名前を殆ど覚えている……。 記憶力は頭の良さではないんだけど…。 おいらはそいつが抜群にいい。 特に印象深い話でもないんだけど、登場人物の事細かな設定まで覚えちまった…。 早稲田慶應以外の私大文系だと、この記憶力だけで簡単に入学できちまいそうだ…。 本当に大切なのは記憶力ではなく、分析力、空間把握能力 そして それを論理的に構成する表現能力であり、それこそが頭の良さと言われるものである。 うほほっ?! ナイジェルチャップマンは ホッカルさんだなw おいらは反社会性人格障害とかいう病気ではないが 『成長する事のない子供』か…w | ||||
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ポアロものとしてはまあまあという感じの話ですが、特筆すべきは秘書のミスレモンだと思います。デビットスーシェがポアロを演じているテレビシリーズではミスレモンはかなりお茶目な感じで描かれていますが、小説の中のミスレモンは、私的感情をめったに表さない、本当に事務処理能力に優れた秘書として描かれています。この話のようにミスレモンがポアロに相談をして、捜査がはじまるというのはこれが最初で最後だったのではないでしょうか。 | ||||
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ポアロものとしてはまあまあという感じの話ですが、特筆すべきは秘書のミスレモンだと思います。デビットスーシェがポアロを演じているテレビシリーズではミスレモンはかなりお茶目な感じで描かれていますが、小説の中のミスレモンは、私的感情をめったに表さない、本当に事務処理能力に優れた秘書として描かれています。この話のようにミスレモンがポアロに相談をして、捜査がはじまるというのはこれが最初で最後だったのではないでしょうか。 | ||||
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ポワロは、ホームズと違い出かけた先で事件にあう確率が高いと言える。その中で、この作品は珍しく秘書のミス・レモンが持ち込んだ事件であると言うだけでも、ポワロファンには興味深いものとなるのではないでしょうか。彼女は仕事と新しい書類整理システムの研究にしか興味を示さない人だとポワロも作中で考えているのですから。 問題は、ミス・レモンの姉が寮母を務める学生寮で最近盗難が続いているという話から始まります。夜会靴の片方や箱入りのチョコレート等、不思議なものが盗まれていますが、ポワロは盗難にあったものの大部分が安いものであることに注目します。暫くして講演という名目で寮へと赴くポワロですが、事件は不思議な展開を見せ始めます。 個人的には結構好きな作品の一つですから、読んでみられても損はないと思います。 | ||||
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ポワロは、ホームズと違い出かけた先で事件にあう確率が高いと言える。その中で、この作品は珍しく秘書のミス・レモンが持ち込んだ事件であると言うだけでも、ポワロファンには興味深いものとなるのではないでしょうか。彼女は仕事と新しい書類整理システムの研究にしか興味を示さない人だとポワロも作中で考えているのですから。 問題は、ミス・レモンの姉が寮母を務める学生寮で最近盗難が続いているという話から始まります。夜会靴の片方や箱入りのチョコレート等、不思議なものが盗まれていますが、ポワロは盗難にあったものの大部分が安いものであることに注目します。暫くして講演という名目で寮へと赴くポワロですが、事件は不思議な展開を見せ始めます。 個人的には結構好きな作品の一つですから、読んでみられても損はないと思います。 | ||||
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