カーテン



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初公開日(参考)1975年01月
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長編小説

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カーテン(クリスティー文庫)

2011年10月07日 カーテン(クリスティー文庫)

ヘイスティングズは親友ポアロの招待で懐かしきスタイルズ荘を訪れた。老いて病床にある名探偵は、過去に起きた何のつながりもなさそうな五件の殺人事件を示す。その影に真犯人Xが存在する。しかもそのXはここ、スタイルズ荘にいるというのだ……全盛期に執筆され長らく封印されてきた衝撃の問題作。新訳決定版! 出版社からのコメント 1930年代の後半、クリスティーの全盛期に書かれたと言われるポアロ最後の事件。執筆時期を考えると、その斬新さは特筆ものです。ぜひともお見逃しなく。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.17pt

カーテンの総合評価:8.53/10点レビュー 51件。Aランク


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全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(8pt)

エルキュール・ポワロ最後の事件

ポワロ最後の事件の舞台は奇しくも親友ヘイスティングスと出会ったシリーズ第一作「スタイルズ荘」が舞台です。
それだけでシリーズを追っかけてきたファンは感無量となるもので、リアルタイムでポワロシリーズを追っかけていた当時のファンが羨ましくなりました。

しかし、この話は決して集大成としての大団円という話ではなく、歳老いて目も手足も弱りきり、心臓病で死の淵に瀕し、それでも灰色の脳細胞だけはいまだ衰えないポワロのまさに人生最期の物語です。

過去のポワロの事件を読んでいなければ困るというわけではありませんが、「スタイルズ荘の怪事件」初め、「アクロイド殺し」「ABC殺人事件」「オリエント急行」あたりのポワロシリーズのメインどころだけでも読んでからこれを読むのをおすすめします。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.5:
(5pt)

ポアロ最後の事件はあまりドラマチックではありませんでした

タイトルの「カーテン」で謎解きの楽しみなミステリーを期待しましたが裏切られました。多くの登場人物が同居する設定はクリスティの得意とするところですが詳しい描写をするためのページ数が足りませんでした。

わたろう
0BCEGGR4
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

カーテンの感想

素直な目で見れば、クリスティの作品としてはトリックなどがバレすぎな感がやや否めない。万一クリスティ初心者がいきなりこれを読んでしまったら「なんだ、クリスティってそんな大したことないじゃん?」とも思われかねないのでは…と、いうところで8にしました。
でもでも、ポアロシリーズをずっと読んで来た人なら、この作品はそんな事とは違う次元で満点という思いです。泣けますね。
絶対にポアロシリーズの最後に読んで欲しい!

だりあん
6EW00AFP
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

カーテンの感想

一見地味なんだけど後からじわじわくる。
この題材ならもっと派手に出来ただろうとも思える。
いやいやこれがベストだよ・・・って暫くして気付く。
やっぱりクリスティって凄い。
そんな作品。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

カーテンの感想

久しぶりに英語版のcdを聴いて9点から10点に更新しました。

さすがはクリスティーですね。内容を知っているにも関わらずとても楽しめました。シリーズ物の最後の作品はとかく頑張りすぎて空回りしたり、無理矢理感が多かったりしちゃう物も少なくないけど、これは名探偵ポアロの最後の作品にふさわしい出来栄えでした。ポアロシリーズを全部読んでから読むのをオススメします!

marebear
FLDW4YE1
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

カーテンの感想

ポアロ最後の事件です。作品全体を包む雰囲気は重く、その背景には老いや病気、また過去に失った多くの物への追憶が有るのでしょう。ミステリーとしても、錯綜する人間関係には読みごたえがあり、謎の解けない不可解な事件とラストの解決は素晴らしく良かったと思います。
まだポアロシリーズをさほど読んでいないタイミングでこの作品に手を付けたのが良かったのかどうか分かりません。今でも十分感動的で、最後のポアロの手記を読みながら泣きそうになりました。
でも、やっぱり少々早かったですね。シリーズ読破後にぜひ再読したい。10点はその時に付けます。

なおひろ
R1UV05YV
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