マギンティ夫人は死んだ
- エルキュール・ポアロ (40)
- エルキュール・ポアロ・シリーズ (37)
- 再調査 (57)
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登場人物多すぎて、わけわかんなくなったので戻って読むを繰り返しました。あとクリスティ文庫は訳が古く読みにくいです。新訳のものは読みやすいですが。 話もだらだらと長く途中で読むのやめようと思いましたが、せっかく買ったので読み切りました。最後のほうはまあ面白くなってきたかな。 | ||||
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ポアロの旧友スペンス警部は、マギンティ夫人を撲殺した容疑で間借人の男を逮捕した。 服についた夫人の血という動かしがたい証拠で死刑も確定した。 だが事件の顛末に納得のいかない警部はポアロに再調査を要請する。 アガサ・クリスティーの作品を読むと、現在の慌ただしさや殺伐さを忘れ、ゆったりとした古き良き時代がそのまま温存されている虚構の世界に浸ることができる。。 | ||||
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話が冗長に過ぎると感じましたね。特に後半は、いたずらに遠回りさせられてる感が強くて、いらいらしました。 そして、事件の真相を言い当てるポアロの推理なんだけど、説得力がなくて、納得できるもんじゃなかったです。ぶっちゃけ、「さんざっぱら振り回されて、最後にたどり着いたんがこれなん」て感じで、力が抜けました。 あと、巻頭の「登場人物」欄に二点、誤りがあります。 〈ロソグ・メドウズ〉ではなく、〈ロング・メドウズ〉。 〈シェラア〉とあるのは、〈シーラ・レンデル〉です。 田村隆一の訳文。初出は1958年(昭和33年)と、かなり古いものであるにも関わらず、さほど違和感を感じずに読んでいくことができました。 | ||||
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本書は面白かった。 どんなふうに面白かった? こんなふうに…… 「登場人物」の名前に注意して、何度も読み返しました。 本書『マギンティ夫人は死んだ』のタイトルは、どこから来たのでしょう? 「子供の遊戯の歌」から来たのです。 「マギンティ夫人は死んだ。 どんなふうに死んだ? あたしのようにひざついて、 マギンティ夫人は死んだ。 どんなふうに死んだ? あたしのように手をのばして、 マギンティ夫人は死んだ。 どんなふうに死んだ? こんなふうに……」(396頁) どこまでも続く、 自分の体を使って歌いながら「死」を表現する子供の遊戯です。 アガサは、殺人事件の小説のタイトルにこの歌の名を利用したのです。 アップワード夫人は殺される前に、ポアロに歌ってきかせてくれたのです。 アップワード夫人の歌はこうでした。 「マギンティ夫人は死んだ。どんなふうに死んだ? あたしのように頸を突きだして」(397頁) アップワード夫人は本当に、頸を突きだして殺されていました。 「麗しのイヴリン・ホープはみまかりぬ」(184頁) この一文は、英国の詩人の詩の一節だそうです。 ネットで調べてみると、 Robert Browning の Evelyn Hope という詩の冒頭の一節でした。 Beautiful Evelyn Hope is dead! Beautiful Evelyn Hope は、女でしょうか? この詩の中の Evelyn Hope は、16歳の少女でした。 ブラウニング(1812―1889)のこの詩に慣れ親しんだ読者にとって、 本書の中の「イヴリン・ホープ」は、先入観から女と思い込んでしまいそうです。 ところが、本書の本文を読むと、こうです。 「エヴァ・ケインの息子のイヴリン・ホープ」(409頁) 「あの女には息子が一人いました――イヴリン・ホープという名前でした」(425頁) 「息子」というから、本書の中では「イヴリン・ホープ」は男でした。 「イヴリン・ホープ、これが問題を解く鍵です」(389頁) 「イヴリン・ホープ」という名前は、本書の「登場人物」リストにはありません。 別の人間の名前になりすましています。 本書の原題は、MRS McGINTY’S DEAD MRS が付いているから、女性です。「掃除婦」のマギンティ夫人です。 男を女と取り違えて読者を惑わす、アガサのトリックです。 だから、本書の「登場人物」の名前には、要注意です。 《現在》の名前だけから推理してはいけません。 過去の名前については「登場人物」リストにはありません。 過去の名前にも注意して「登場人物」リストの中から殺人犯人を推理しましょう。 注意深く本文を読むしかありませんでした。 ああ、面白かった。 | ||||
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ポワロは、テレビドラマで見ているが、イギリスの風景、建物、貴族、上流社会の風物詩、本当にイギリスは素晴らしい国と感心している。 今回、犯人は誰? と見ていたが、最後に犯人が分かっても、話が複雑すぎて、スッキリしなかった。 ドラマの脚本のせいだと思う。 やはり本を読んで、事件の背景を確認しなければ、スッキリしない。 | ||||
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