五匹の子豚



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初公開日(参考)1957年01月
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長編小説

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五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

2003年11月30日 五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

母は無実だったのです―娘の頼みにポアロの心は動いた。事件が起きたのは16年前。若い恋人に走った高名な画家を妻が毒殺、裁判の末に獄中死したのだ。殺人犯を母に持った娘の依頼で再調査に乗り出したポアロは、過去へと時間を遡り、当時の状況を再現してゆく。関係者の錯綜した証言から紡ぎ出された真相とは。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.75pt

五匹の子豚の総合評価:8.99/10点レビュー 82件。Bランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

五匹の子豚の感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

五匹の子豚の感想

16年前に起こった殺人事件をポアロが関係者の証言から推理する物語。
犯人として逮捕されたのは依頼者の母親で既に獄中死している。
関係者=容疑者は5人。その5人をマザーグースの「五匹の子豚」に例えているという事なのだろうが実際それ程関係なかったりする。
物語の大半が、5人の容疑者に対するポアロのインタビューと、その5人が事件当時を回顧して記した手記となっている。
真犯人である一名を除いて故意に嘘をついたりはしていない。
面白いのは、容疑者5名は何れも誤認逮捕された依頼者の母親に近しい関係であったにもかかわらず、その思い描く人物像がそれぞれ全く異なっているという事だろう。
しかし、描く人物像こそ違えど依頼者の母親が犯人である事に誰もが疑いを持っていないのである。
この5人の同じベクトルを示していそうな主観を、ポワロが客観的にぶった斬りその盲点を突くのである。
これは面白い。
誤認逮捕された母親の振る舞いなどを考えても、5人の中に真犯人がいるのならあの人しかいないと多くの読者が予想したはずだが・・・
さすがクリスティって感じですね。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

五匹の子豚の感想

灰色の脳細胞私立探偵エルキュール・ポアロが16年前に起きた事件の真相を娘の依頼で調べていく物語です。運よく関係者5人は全員存命していたが16年というのには何か理由があるのかと思っていたが
それほどの意味はないようで、一人ひとりに会い話を聞いていくポアロの行動とともにその時の状況が再現されていく展開です。人が人を評するのにはそれぞれの感情が主に起因している部分が大で冷静に彼もしくは
彼女を分析する人間のほうが少ないでしょう。たとえその時の状況から有罪は間違いないとしても本当のところはどうだったのか。ポアロが話を聞き更に手紙で記憶を掘り起こし当事のことを知らせてくれる五人の関係者。
ひとつひとつの事象は彼女の有罪を示している。しかし、ポアロが辿り着いた結末は・・・。そんな物語ですが、表に見えている事柄も一歩裏側から見ればまた違った画に見える、そんな良くあるパターンとはいえ
当事ではこのスタイルは斬新だったことでしょう。さまざまな人間模様を描き事件に迫っていくポアロの調べ。予定調和ともいえなくもないラストですがすんなりと胸に入るのはそれまでの描き方が上手いと評する他にないと
思います。クリスティらしい一冊と感じます。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

五匹の子豚の感想

いわゆる「回想の殺人」テーマと呼ばれるそうですが、正に本格推理という感じで、かなり面白かったです。5人の証言は微妙にずれており、同じ人間を見ているのに印象が全然違う。また、皆すべて本当の話ばかりはしない。しかし嘘ばかりでもなく、うっかり忘れている事や、曖昧な記憶の事もある。そんな当時の話や書いてもらった手紙を元に、最後は意外な真実へとたどり着きます。納得できる良い結末だったと思います。一般的にはマイナーな作品でしょうが、安楽椅子物が好きな方は読んで損は無いですよ。是非。

なおひろ
R1UV05YV
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.78:
(5pt)

推理小(謎解き)説の醍醐味を味わおう

過去に遡りながら読者に推理を存分に味あわせつつ、最後には唸るような真相が明らかに。筋書きとして完成度の高い秀作と感じる作品。
五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310215
No.77:
(5pt)

騙されました!

犯人がわかったつもりでいましたが、最後に騙されました!さすがポアロ!
五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310215
No.76:
(4pt)

心の中にこの世の良きものも悪しきものも共に潜んでいる

少し新作の翻訳ミステリが途切れましたので、クリスティーの旧作を読んでみました。訳は、信頼度抜群の山本やよいさんです。とても読みやすい。
 十六年前の事件を追ってエルキュール・ポアロが登場します。ポアロは依頼者のカーラから、彼女の母、キャロライン・クレイルが父、エイミアスを殺害した事件の再調査を依頼されます。キャロラインは裁判にかけられ、有罪となり、終身刑。裁判から一年後に亡くなっています。
 小体な作品ですが、弁護人、検察側、警察側の話に始まり、ポアロが関係者を訪ね歩く経緯の中、事件の概略が鮮明に浮き上がってきます。そして、「五人の子豚たち」による<手記>という名のディティールが揃い、結末を迎えます。
 白眉は、その五つの手記によって事件が繰り返しまるで黒澤明の「羅生門」のように描写され、微妙に異なる詳細が一歩一歩真実へ向かって積み重ねられていくプロセスにあります。幾つかのレッド・へリングに惑わされながら、物語が再構築され、尚且つもう一度(笑)、反転します。その理路整然としたストーリー展開に感心しながら、「モノ」や「カネ」ではなく人の心の流れの中にこそ、この世の良きものも悪しきものも共に潜んでいるという普遍的なテーマを垣間見せて最後はスッキリと読み終えることができました。やはりアガサ・クリスティーは只者ではない。
□「五匹の子豚 "Five Little Pigs"」(アガサ・クリスティー 早川書房) 2024/1/24。
五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310215
No.75:
(3pt)

犯人は容易に想像がつくが犯行に至る動機が意外だった

アガサクリスティにしてはパンチがきいてないなーと感じた。
5匹の子豚になぞらえる必要あったのだろうか…?
犯人は容易に想像がついたが、動機が意外だった。
個人的には佳作だと感じた。
五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310215
No.74:
(1pt)

商品説明と違う

商品説明に真鍋博さんの復刻版の表紙と記載されていたのでわざわざ購入したのに、
届いたのは現行の表紙でした。
商品写真と全く違います。
この表紙なら買わなかった。
五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310215



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