予告殺人



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初公開日(参考)1976年06月
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長編小説

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予告殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

2003年11月11日 予告殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

その朝、新聞の広告欄を目にした町の人々は驚きの声を上げた。「殺人お知らせ申しあげます。12月29日金曜日、午後6時30分より…」いたずらか?悪ふざけか?しかしそれは正真正銘の殺人予告だった。時計の針が予告の午後6時30分を指したとき、銃声が響きわたる!大胆不敵な殺人事件にミス・マープルが挑む。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

予告殺人の総合評価:7.40/10点レビュー 35件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

登場人物がお婆さんだらけの、クリスティ60歳の時の作品

『ミス・マープルシリーズ』では最高傑作との声が多く、ひいては戦後のクリスティ作品では最高傑作扱いかもしれない本作ですが、個人的にはあんまり面白くありませんでした。
新聞広告に殺人が予告され、その日時と場所に、野次馬気分や探偵ごっこのつもりで村人たちが集まったはいいが本当にそこで殺人が起こって……という導入部分は期待したのですが、てっきりその後も『ABC殺人事件』のように次々と第二、第三の殺人予告みたいな、緊迫感溢れる展開を予想していたのに、予告殺人は冒頭のそれ一件だけで、あとは淡々とした展開だったのが残念です。物語も終盤になって第二、第三の殺人が起き、話そのものに緊迫感は出るのですが、犯罪計画全体を見るとお粗末感が出てしまうものでした。
何より個人的にはもう作中序盤の最初の事件が起きた時点で犯人におおよそ見当がついてしまったのが最大の難点ですかね(動機は最後の最後までわかりませんでしたが……)

この作品は主役のマープルが老婆なのをはじめ、多くの年老いた女性が登場し、それまでの彼女たちの歩んできた人生というものがキャラクターに現れ、物語に影響を及ぼしていた作品でした。そして同時にジュリア、フィリッパ、ミッチーという3人の若い娘も登場し、彼女たちに対しては各々その後の人生をいろいろ想像したくなるような女性たちでした。
この作品の発表年にクリスティ女史は60歳を迎え、老境に差し掛かって自身の人生を振り返っていろいろ思うところがあった時期だから書けた作品かもしれないですね。
(もっともこの作品が決して彼女の晩年の作品と言うわけではなく、この後もクリスティはかなりの数の作品を発表していますが)

マリオネットK
UIU36MHZ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

予告殺人の感想

本作はミス・マープル作品では非常に評価が高い様です。とても面白く、最後まで犯人も分からなかったので、楽しめました。登場人物が多く、また年齢が近い人達なので、分かりづらかったのが少し残念。
悲しい事件でした。犯人は身勝手な犯罪を犯した訳ですが、最後はそんな感想を持ちましたね。

なおひろ
R1UV05YV
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.33:
(5pt)

面白い

現代では通用しないかもしれないが、純粋に楽しめた。
寝不足になるのがネック。
予告殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-7))Amazon書評・レビュー:予告殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-7))より
4150700079
No.32:
(3pt)

読後感イマイチ

登場人物たちの設定がややこしかったものの
途中までは「ほほ~そう来たか!?」とハイピッチで読めました。
だが、最終段階の「タネ明かし」の部分になって、急減速!
退屈な説明が長い。
最後の「後日譚」など、もはや「蛇足」の域かと・・・。
因って以て「読後感」はイマイチ。
予告殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-7))Amazon書評・レビュー:予告殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-7))より
4150700079
No.31:
(5pt)

アガサ・クリスティーが好き

こちらの訳本は読んでいないのですが、最近ちょっと思い出した事がありコメントします。
それは「自分の若い頃を知る人が誰もいなくなった時、人は本当に孤独を感じる」というようなマープルのセリフです。アガサ・クリスティーの魅力は推理小説のプロットの巧みさに加え、こういう人間観察の鋭いところですね。
歳を取る本当の切なさは容姿の衰えでは無く、思い出を共有した人々を失っていく事だと気付かされました。
予告殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-7))Amazon書評・レビュー:予告殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-7))より
4150700079
No.30:
(5pt)

【名作】ローカル新聞に載った殺人広告の通りに人が殺されていく、1村での殺人を、マープルが解決する傑作です

ご存知、アガサクリスティーの名作がテレビ化されるということで、購入した本です
クリスティーといえば、探偵役はポワロが有名ですが、本作は、ポワロに次ぐ有名人、ミスマープルが主人公です

さて、ネタバレにならない程度にあらすじを
物語はこの手の小説に多い、1つの村を舞台に展開します

で、いきなり目を引くのは、ローカル新聞に載ったタイトル通りの「殺人お知らせ申しあげます。12月29日金曜日、午後6時30分より…」という殺人予告

そこで、村の主だった、広告に興味津々の人々が、予告主のブラックロック夫人の館に集まるのですが、部屋が暗転し、銃声が鳴り、本当に見知らぬ男が殺されるというところからスタートします

で、おなじみのように、村の住人たちは、館の住人だけでなく、村人も一癖も二癖もある人物たち
犯人が不明のまま、やがて、1人殺され、また1人殺され・・・という展開
そして、ミスマープルの推理により、最後に大円団を迎え、意外な犯人・動機がわかるというものです

「日本クリスティファンクラブ」が選んだクリスティ作品としては、「そして誰もいなくなった」「アクロイド殺し」「オリエント急行の殺人」といった名作に次いで4位にランクインした作品になります
さて、どのようにテレビ化されるのか、今から楽しみな作品です
予告殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-7))Amazon書評・レビュー:予告殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-7))より
4150700079
No.29:
(3pt)

評価がイマイチなのも納得

ミス・マープルが登場する話は無駄話が多いことで知られていますが、これは特に顕著です。話自体は短編でも良いくらいの物なのに、無駄話や過剰な比喩表現などが相まって長編になっています。
たしかに真相は意外でしたし整合性ととれており、論理的には文句のつけようがないのですが…… 無駄に冗長なのがマイナスポイントです。
予告殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-7))Amazon書評・レビュー:予告殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-7))より
4150700079



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