牧師館の殺人



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初公開日(参考)1954年11月
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長編小説

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ミス・マープル最初の事件 牧師館の殺人【新訳版】 (創元推理文庫)

2022年07月12日 ミス・マープル最初の事件 牧師館の殺人【新訳版】 (創元推理文庫)

セント・メアリ・ミード村の牧師館で治安判事が殺害された。被害者は厳しい性格で、恨みをもつ人間には事欠かない。だが殺すまでとなると……。とはいえ村には謎めいた美しい婦人や魅力的な画家、考古学者や秘書もいて、怪しげな人物だらけ。難航する捜査をよそに、牧師館の隣人のおしゃべりで穿鑿好きな老婦人が、好奇心と人間観察で事件を解決に導く。ポワロと並び称されるクリスティの二大探偵のひとりミス・マープルの初登場作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

牧師館の殺人の総合評価:8.73/10点レビュー 37件。Dランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

あまり面白くなかった

都合がよすぎ。

わたろう
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.36:
(5pt)

ミステリー初心者の独り言。

クリスティーは登場人物が多過ぎると言っていたようですが、全く気にならなかった。これは、それぞれの書き分け、立ち位置が明確だったからだと思う。
例えば、相関図を書いてみる。
語り手のクレメント牧師を中心として、それに向かい合わせて被害者のプロザロー大佐を置く。
余談だが、このプロザロー大佐の出し方が凝っている。話の最初にクレメントが大佐を貶し、その後も一向に現れず、延々と、ほぼ全員が、どれだけ彼を嫌いかと言う話が続く。漸く第四章で現れ、クレメント相手に散々気炎をあげた挙句、第五章で殺されてしまうのである。
話を元に戻す。クレメント牧師の妻グリゼルダと、ヘイドック医師をクレメントのすぐ後ろに置いたとして、その外に円を描く。
その円の上、クレメントの左右の後ろに、ストーン博士とレストレンジ夫人を置き、プロザロー側に、アン・プロザロー夫人、画家のローレンス・レディング、ホーズ副牧師を、均等に並べる。基本はこの円だけである。
更に、ストーン博士の後ろにグラディス・クラム、プロザロー夫人の後ろにレティス、デニスとメアリはグリゼルダの後ろに置く。コレで相関図が出来上がる。
アーチャーは円の外(これは容疑者としては弱いから)。ハースト巡査、スラック刑事、メルチェット本部長はもちろん円の外。レイモンド・ウェストも外。
さて、我らがミス・マープルはと言うと、これも外で、マーサ・プライス・リドリー、キャロライン・ウェザビー、アマンダ・ハートネルと一緒に村の住人としてひと固まり。ただ、ミス・マープルだけ少しだけ前にいる。
話が進むにつれてだんだんミス・マープルが前に出てきて、最後にはくるり、とクレメント牧師と入れ替わってしまう。
私はミステリー小説はあまり読まない。誰が犯人か、と言うことよりも、キャラクター造形とか、話の展開の方に目がいってしまう。ドラマの方を先に見たので、原作小説ではどう描かれているか、と言う興味で読み始めたが、まんまと嵌ってしまった。
この歳でクリスティー初心者なのだが、この先どれを読むか楽しみである。取り敢えずミス・マープルを読破したら、ポアロに行ってみるか。「そして誰もいなくなった」は最後に読もう、とか考えている。
ファンの方、先ほど言った相関図、合っていますか?口づてでどこまで伝わったかわからないけれど、書いていただいて、確認して頂きたい。合っているかどうか聞きたいけれど、機会も無さそう。
ただこう言う相関図、作品によっては、ひっくり返されちゃうんですよね。あるいはこう言う相関図って、読み終わってからじゃないと書けないのかな?
ミス・マープル最初の事件 牧師館の殺人【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ミス・マープル最初の事件 牧師館の殺人【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488105505
No.35:
(5pt)

本格的

TVでシリーズ物を見ました、日本の推理物とは違うところもありますが、良いものです。
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4488105505
No.34:
(4pt)

小さな村とそこに住む人々が魅力的

翻訳者は「肩甲骨は翼のなごり」や「スタンド・バイ・ミー」を訳された方のようです。
クリスティー文庫の方でも読みましたが、この創元推理文庫orクリスティー文庫どちらで読んでも良いと思います。

ミス・マープルシリーズは今のところ6冊読んだのですが、その中で牧師館の殺人が一番お気に入りです。
どこに惹きつけられてるのかな?と考えてみたら、セント・メアリ・ミードやそこに住む人々に魅力を感じてるのだと思いました。当時のイギリスでの生活の様子、小さな村ならではの様子、魅力的な登場人物たち。そして、もちろんミス・マープル。
マープルを客観的に見た描写がされているのですが、〝とても怖い人物(村のことなら何でも知っていて、いつも正しいから)〟として書かれていて面白いです。

というわけで、マープルやセント・メアリ・ミードのことがよくわかるので、ミス・マープルものを読むにあたって牧師館の殺人はどこかで読んでおいた方がより楽しめると思います。個人的には一番はじめに読むといいかなと思います。

謎解き部分はあまり派手さはないです。
ミス・マープル最初の事件 牧師館の殺人【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ミス・マープル最初の事件 牧師館の殺人【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488105505
No.33:
(4pt)

ミス・マープル長編第1作目

ミス・マープル長編第1作目。小さな村という閉ざされた空間で、噂話で情報が行きかうスタイルが、読んでいて面白い。ポアロシリーズよりも肩の力を抜いて読める。村中から絶えまなく相談や苦情が寄せられる牧師には、思わず同情してしまった。料理が下手くそなメイドも「教育すると、他の家に行ってしまう」とのことで、なるほど。当時の生活が伺えるのもgood。嫌な印象だったプロザロー大佐の娘も、真相がわかると印象がガラッと変わる。流石。マープルもぜひ読破したい
牧師館の殺人(クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:牧師館の殺人(クリスティー文庫)より
4151310355
No.32:
(5pt)

教会の鐘の音で時を知る村人たち

本書『牧師館の殺人』は「牧師の書斎で牧師に殺害される教区委員」(290頁)
の筋書きか、と思いきや、
「人生というものは筋書きどおりには運ばない」(290頁)
というわけで、前言の筋書き完全否定の物語。

こんな調子ですもん、本書は437頁という長篇小説になっています。

自分の腕時計や柱時計で勝手に時間を早めたり遅らせたりする村人たち。
彼らは結局、村の教会の鐘の音で村だけの「共通時刻」を知るのです。
村人たちの共通の標準時間は、村の教会の鐘の音。

本書は、電波時計のない時代の1930年の作品。
殺人事件の犯行時間の推定は今も昔も難しい。
そこを逆手に取って、時間を捏造してアリバイ作りする人間の醜さを感じました。

人間は自分の都合に合わせて、
自分の腕時計や柱時計の時間を早めたり遅らせたりして生活しています。
挙句の果ては「時は奇妙なものだ……」(363頁)との認識。あちゃー

しかし、教会の鐘の音は、そういう人間さまのご都合主義はとりません。
村の教会への信頼感は、この馬鹿正直な鐘の音から来ているようです。

でも、牧師さんも人間です。
本書に登場する牧師の名は、レオナルド・クレメント。愛称は「レン」。
牧師の妻の名は、グリゼルダ(・クレメント)。
牧師の甥の名は、デニス。

副牧師の名は、ホーズ。ボーズ(ぼうず、坊主)ではありません。
ホーズは「三週間前に仕事についたばかり」(16頁)

本書のシリーズ文庫には珍しく、図が三枚も付いていました。

図A(47頁) 牧師館の間取り図と、隣接するミス・マープルの家
図B(74頁) 牧師館の書斎「部屋の見取り図」(73頁)。内部の家具配置図
図C(122頁) 牧師館を取り巻く環境図。方位まで示されています。

本書の語り手は「わたし」(13頁)。牧師の「レオナルド・クレメント」です。

牧師なのに、「誰かがプロザロー大佐を殺してくれたら・・・」(13頁)
などと誤解されるようなことを口走る普通の人間です。

殺されたのは、プロザロー大佐。みんなに嫌われていた治安判事。
妻のアンは、前の妻が家を捨てて出て行った後の若き後妻。

プロザロー大佐は、牧師館の書斎で誰かを待ちながら、
書き物机に座って手紙を書いていたところを
「至近距離から頭を撃ち抜かれ」(75頁)たのです。
傷跡から、自殺ではないとヘイドック医師。

殺人犯人の容疑者は、マープルに言わせると、七人もいる、とのこと。
「いつか七人の容疑者がいるとおっしゃっていましたね」(380頁)
殺意がある発言をしていた人間は、容疑者?

でも、彼らの発言は、殺意ではなく、単なるユーモアだったのかも?

ところどころに、あちこちにアガサのユーモアが出てくる本書です。
この小説は、探偵小説風のユーモア小説です。

アガサのストーリー構成力、展開力は抜群です。
誰もが容疑者になるように構成されています。
犯人の謎解きが、癖になるほど、おもしろい。

謎といえば、「謎めいた女性」と紹介された登場人物の「エステル・レストレンジ夫人」。
プロザロー大佐の声は大きい。立ち聞きしなくても自然に聞こえてきます。
「『こんなに何年もたったあとで』――そういっていたんです――『よくも、のこのこここに来たな』」(272頁)
女性に「のこのこ」とは、ちょっと言葉が過ぎません?

「それから『彼女には会わせない』――それは禁じる――」(272頁)
この「彼女」とは誰でしょうか? 答えは、本書の最後の最後にありました。

レストレンジ夫人は、何年も前に家を捨てて出て行った、プロザロー大佐の前妻?
「レストレンジ夫人はもう長くないんだ」(364頁)とヘイドック医師の見立て。
可哀そうな女性。

殺人事件の犯人捜しはもう充分、という気分になっていた最後に、
「謎めいた女性」の謎の種明かしでホロリとしました。
本書は終わりです。ホッとしました。
牧師館の殺人(クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:牧師館の殺人(クリスティー文庫)より
4151310355



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