復讐の女神



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初公開日(参考)1979年12月
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長編小説

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復讐の女神 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

2003年12月31日 復讐の女神 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

マープルは、かつてともに事件を解決した富豪の死を知る。その一週間後、「ある犯罪調査をしてほしい」と富豪が記した手紙が届く。だが、具体的な犯罪の内容については何も書かれていなかった。マープルは手紙の指示通り旅に出るが、そこには様々な思惑をもつ人々が待ちかまえていた。『カリブ海の秘密』の続篇。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

復讐の女神の総合評価:8.16/10点レビュー 38件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

わかりやすい

かなり序盤はダラダラしたが、愛ゆえの悲劇の描写に悲しくなりました。
とりあえず、頭が弱いけど童心を忘れないアンシアさんが個人的に萌えました

こた
EDTCPA89
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.37:
(5pt)

素晴らしいおばあちゃん像

怖いお話しです。愛するが故に相手を殺してしまう。
ミスマープルシリーズでは、クリスティーは事件のトリックよりも登場人物たちの感情に重きを置いている気がします。
特に女性の心理描写が素晴らしい。女性作家ならではです。

いつものように登場人物が多く、70過ぎのお婆さんには覚えきれないので、ドラマシリーズを見てから読みましたが、これが大正解で、これ誰だっけと迷うこともなく話がすんなり頭に入りました。マープルの元にロンドンの弁護士から連絡があります。亡くなった富豪が彼女にある事件に正義をもたらすことを依頼し、謝礼として大金を約束されているとのこと。その富豪は、以前のある事件でマープルと協力して殺人を防いだ人物です。しかしそれがどんな事件なのか、誰にまつわるものなのか、一切わからない。マープルは、富豪が生前に周到に準備した道筋に敢えて身を任せ、10年前に起こった殺人事件の冤罪を晴らし正義をもたらすために奮闘します。掘り起こされてくるのは、悲しい悲しい愛の末路です。ドラマとは違いますが、終わり方が淡々として実にクールです。
記憶力も衰え考えもまとまらない弱々しい老婦人として、毛糸編みをしながら世間話をするマープルですが、実は頭の中には並外れた知性、観察力と共感力が隠されていて、相手を油断させ同情をひき、情報を引き出し、すべての情報を構築して犯罪を暴いていきます。
私自身、若い時にはミスマープルシリーズの面白さがわからずにいました。ミスマープルに近い年齢になった今、これって最高に面白い生き方だと思います。
復讐の女神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-52)Amazon書評・レビュー:復讐の女神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-52)より
4150700524
No.36:
(4pt)

話は良い。訳が残念

マープルが訳も分からぬまま、旧知からバスツアーを手配され、その中で過去の謎を解く…というわけで、殺人事件を解き明かすだけではなく、「この謎は一体なんなのか?」という部分から推理が始まる作品。トリッキーな作りですがそれに見合った丁寧な仕込みがあり、とても良かったです。

残念なのは中盤以降の訳文がかなり読みづらいこと…特に終盤は力尽きたのか、ほとんど直訳では?と思えるような粗い訳が続き、読むのに手こずりました。
「カリブ海の秘密」の訳文の品質が良かったので、ことさら残念です。
序盤は悪くなかったんですけどね。
復讐の女神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-52)Amazon書評・レビュー:復讐の女神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-52)より
4150700524
No.35:
(5pt)

ミス・マープルで一番好きな物語

「わたしの名前の一つはね。復讐の女神(ネメシス)というのですよ」

すべてがこれに尽きる。復讐の女神、「たいへんにやさしくて、たいへんに冷酷な」我らがミス・マープルよ!

この本はミス・マープルものの最初には読んではいけない。出だしはゆっくりしており、ミス・マープルが与えられた、または与えられない指示と格闘して、行きつ戻りつ思考が進む。
そこでイラッときた方は、一度各章の題をご覧いただきたい。貴方の驚きと展開の妙、立ちのぼる不穏と悲劇、その解決は、愛を扱う「物語」として、貴方を満足させてくれるだろう。
復讐の女神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-52)Amazon書評・レビュー:復讐の女神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-52)より
4150700524
No.34:
(4pt)

初めは展開が遅い感じだが、後半は一気に読みました。然し気になるところも。

他の人も書いているように「"カリブ海の秘密" を先に読むこと」をお勧めします。登場人物とミス・マープルとの関係が理解しやすくなります。初めのうちは少し展開が遅い感じでしたが、後半は一気に読ませました。面白かったのですが、多少気になるところもありました。一つは被害者の顔が分からないほど頭部が潰されていること。これは他の小説でも見かけるパターンです。もう一つは「深く愛する故の殺人」という動機です。ちょっとむりすじを感じました。
復讐の女神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-52)Amazon書評・レビュー:復讐の女神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-52)より
4150700524
No.33:
(5pt)

必ず「カリブ海の殺人」の後に読むこと

マープルものの中で最も五里霧中なオープニングから加速度的に、アクション映画を思わせる痛快なラストへ。
クリスティの犯罪者の心理や悪の存在に対する解釈がきわめて今日的なことに驚く。

読み終わるのが惜しいのに読みやめられなくなる作品。万全に味わうためには必ず、「カリブ海の殺人」の後に読んでください。
復讐の女神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-52)Amazon書評・レビュー:復讐の女神 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-52)より
4150700524



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