(短編集)
教会で死んだ男
- ミス・マープル・シリーズ (17)
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ほんの状態は良好。新品のようです。新品だからかな。読むのが楽しみです。 | ||||
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BBCがTVドラマ化した作品が多く入っているので原作とドラマを比べる楽しみも味わえます | ||||
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〇電子書籍版発行……2012年3月10日 「メモとハイライト」機能……×(本文のどこにハイライトを入れても、「目次」と表記) 表紙……〇(Amazonの表示と同じ、紙Ver.の表紙画) ページ表記……〇(あり) さて、本書は著者の落穂拾い的短篇集の一冊だが、マープルものの表題作と怪奇小説が一篇以外は、すべてポワロものの計13篇からなる。 ポワロものの11作品のうち、「二重の罪」「スズメ蜂の巣」を除く9作品は、『ポアロ登場』に収録された14作品と同じく、The Sketch誌に1923年に掲載されたもので、収録順番も入り混じっている。 The Sketchへの掲載は一旦1923年12月いっぱいで一区切りついているので、1924年3月に出版された『ポアロ登場』には、それまでの作品はすべて収録候補に入っておかしくないが、実際に収録された中で最も新しかった「消えた廃坑」以降の作品は、編纂のタイミングで間に合わなかった可能性はある。 しかし本書冒頭に置かれた「戦勝記念舞踏会事件」(#1)をはじめ、最初期の「クラブのキング」(#3)や「プリマス行き急行列車」(#5)が見合されたことには、何らかの取捨選択があったのは間違いない。 霜月蒼は、平均的に低レベルの同時期の作品の中でも、クリスティーのお気に召さなかったものは採用されず、彼女が巨匠になったが故にそのようなB級作が後に短篇集化されたのだろうと推察しているのだが、この意見には今ひとつ賛成できない。 巨匠になったから落穂拾い的短篇集が編まれたというのは間違いないが、作品の出来によって採用不採用を決めたのだろうという部分だ。 なぜなら、本書にまわされた作品が『ポアロ登場』の諸作品よりも劣っているといった印象は受けなかったからだ。あくまで同等レベルという意味でだがw【注1】 作品の出来に関しては、当時の著者の未熟云々よりも、掲載されたThe Sketchが週刊誌であることを考慮すべきだ。 そこにクリスティは25作品を1923年内に発表しているのだが、まんべんなく分散しているのではない。3/7号の「戦勝記念舞踏会事件」以降、「チョコレートの箱」までの12作品が毎週掲載され、四か月を置いて9/26号に載った「エジプト墳墓の謎」から「呪われた相続人」までの13作品がこれまた毎週掲載されているのである。 事前にストックがあった可能性もなくはないが、この時点で著者の都合がそうそう通るわけはないだろうし、編集者から頁数をはじめ幾つも注文があった筈だから、それ以降に書き始めたと考えるのが自然だろう。 一方で1923年の3月号まで、『ゴルフ場殺人事件』がThe Girl with the Anxious Eyesというタイトルで、別の雑誌に四分載されていた。 長篇は以前に書かれていたものを雑誌掲載に併せて分割掲載した可能性も多分にあり、The Sketch用の短篇に対しては、注文を受けてからそれなりに時間があったのかもしれないが、最初の12作品で書き貯めた分を放出し尽くしたので、新たに書き貯める期間として四カ月が必要だったのだろう。 それにしてもトンデモないペースである。 このペースで書いていて、そら傑作が生まれるわけがない。 おみそれしました。 【注1】当時の取捨選択理由がどうであっても、後の著者がそれらの落穂拾い的短篇集の出版にさほど積極的でなかったのは事実だと思う。本書を含めたそれら短篇集が、米国で出版されて英国でされなかったのは、著者の意向が強いのか、はたまた両国の出版社の熱意の差なのか……。 | ||||
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最初は読んだことの無い短編が楽しみだったのですが、文章があまりにも読みづらく途中で読むのをやめてしまいました。とにかく読点が多すぎて、副詞や主語の後にすぐ「、」と付くのがしつこすぎます……。ただマープルものの最後の一編は話が面白かったので☆3です。 | ||||
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1951年に出版された"Sanctuary and Other Stories" という短編集。ポアロ物が11篇に、ミス・マープル物1篇、怪奇物1篇という構成です。 「洋裁店の人形 The Dressmaker's Doll」は、探偵役はなく重大な事件も起こらない、という意味では異色作。いつ、どういうわけで入ってきたのか分からない人形が洋裁店の中に居て、誰も見ていないうちに置いてある場所が変わっている。生きているような不気味な人形だがどうすることもできない、というありえない話なのですが、語り口にひかれてどこかでそんなことを経験したような気になってしまいます。 ポワロ物、ミス・マープル物は盤石の面白さでした。 | ||||
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