11枚のとらんぷ
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.89pt |
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作者の泡坂氏は奇術愛好家で知られるだけあり、奇術の知識と愛が溢れた作品となっており、またその特殊な構成が確実に世界に二つとない作品を産んだと感じました。 | ||||
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多分再読。記憶は全く有りませんけれど、大昔泡坂作品はかなり読みましたから。Ⅰ部で事件が発生、Ⅱ部は作中作の短編集、Ⅲ部が冒頭の事件の解決篇と言う構成の長編本格ミステリーです。物語全般が「奇術」と一体となった様な作品で、正直マジックに興味が無い私は、読むのが少々キツかったですね。ただ、本格推理として良く出来ていると思います。沢山のバラまかれた伏線にきちんと気が付けば、犯行可能な犯人が1人指摘出来るのでは無いでしょうか。奇術に関するうんちくも合わせて楽しめる方には、更におススメですよ。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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物語は3部構成になっています。 | ||||
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ミステリーではありませんね。 | ||||
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短編集でもないのに一冊で何度楽しめることやら、手品を好きでない人にはそうでもないかもしれません。 | ||||
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島田氏の作品で当時の本格ミステリに目覚めた私は早速彼の推薦する新進の新本格ミステリ作家の綾辻氏、法月氏、我孫子氏、歌野氏の諸作に手を伸ばしたのは先に述べたとおりだが、その延長線上で各所ガイドブック等で調べていくと、東京創元社も同様のムーヴメントを起こしている事実に行き当たった。当時同社が独自に編纂した『鮎川哲也と十三の謎』という叢書は、全く未知の作家の本格作品を続々と発表しており、しかもそれが世のミステリシーンに好評をもって迎えられているらしい。その筆頭は有栖川有栖氏、北村薫氏であったわけだが、この二者に興味を持たないはずがなく、私の次のターゲットはまもなく東京創元社のミステリ作家達に決まった。確かその頃はまだ乱歩や横溝正史、小酒井不木など、戦前戦後の推理作家の全集として気味の悪い人形の絵が描かれた分厚い文庫が刊行されたばかりで、今では創元推理文庫の棚にずらりと並んだベージュの背表紙の日本人作家の文庫はさほどではなかった。そしてそこに着目した私は有栖川氏と北村氏両氏の文庫版を探したのだが、全くなく失望してしまう。今では改善されてはいるが、東京創元社の単行本作品が文庫落ちするスパンは他社が3~4年であるのに対し、非常に長く、また作品によってまちまちであった。確か私が当時のミステリシーンに着目した当時は既に『~十三の謎』が刊行されてから6年くらいは経っていたと思うが、その時点でもまだ両氏の文庫作品は出ていなかった。で、その数少ない創元推理文庫の日本人作家の諸作で目に付いたのが泡坂氏の『11枚のとらんぷ』だった。当時既に泡坂氏はミステリ作家として名を馳せており、ミステリ初心者の私にとっては雲の上のような存在であり、多分かなり作品もあるだろうから、ということで敬遠していたのだが、日本の本格ミステリに飢えていた私はそこで線を引く事になる。せめて創元社で刊行される泡坂氏の作品だけでも読んでいこうかと。その栄えある第1作が本作であった。 | ||||
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伏線の張り方は見事だが、作中作で話の流れが切れてしまっているのが残念。 | ||||
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アマチュア奇術家グループであるマジキ クラブは真敷市公民館の創立20周年記念として、奇術ショウを行った。 | ||||
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泡坂妻夫さん2冊目の読了。長編の中に短編集が挿入されている。ただし奇をてらっているわけではなく、作中作も単独で面白く、解決編で効果的に使われている。ロジカルな消去法的推理も自分好みでした。奇術好きならより楽しめると思います。 | ||||
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