(短編集)
奇術探偵 曾我佳城全集
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奇術探偵 曾我佳城全集の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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(秘の巻)美貌の奇術探偵曾我佳城が活躍するいずれ劣らぬ奇術絡みの事件たち。お気に入りは「空中朝顔」、「花火と銃声」、「ジグザグ」、「剣の舞」。 | ||||
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このミス1位など、評価が高い なぜか本書の収録順と発表順が違う 本書なぜか本書の収録順と発表順が違う。 しかも、本書のあとに出した創元文庫版では 発表順に戻されていることからも、 本書の収録順の評判が悪かったことが伺われる。 作者が存命中の刊行だったから、この収録順に関しても 作者が了解済みだと思われるが、この収録順の意図がよくわからない。 出版社の都合で、分冊にするのは分かる。 分冊にしたことで、短編のバラエティということで2つに分けるにあたって 発表順を崩して、分冊としてのバランスを考慮した、ということなのだろうか? それにしてもよくわからない。 分冊となっており、「秘の巻」と「戯の巻」に分かれているのだが 「秘の巻」が先で、「戯の巻」が後ということは、普通は予想つかないだろう。 それでいて、両方が並列な作品というわけではなく 「戯の巻」の最終短編が、最終話になっているわけだから、不親切だろう。 なぜ講談社の編集者はこんな分かりづらいことをわざわざやったのだろう。 それが一番の謎だ。 知っている方がいらっしゃったら教えていただけると助かります。 ここからは ネタバレにならない程度に、知っておくとより楽しめると思う情報を 書いていきます。 まず、本書の最終話は他のレビューを見る通り、批判的・否定的な人もいますが 私は驚いたし、インパクトのある終わり方だったと思います。 最終話に対しては、登場人物の名前からも、他の短編からも伏線を張っていたので著者の計画の家だったと思います。 特に、サラッと読み飛ばすと見落としてしまいますが 「ミダス王の奇跡」は最終話の伏線となっており、改めて読み返すと 著者のミスリードがよく分かるかと思います。 私が特に、感動したというか、驚いた部分としては 伏線を仕掛けた後に、その回収をする期間が長過ぎる、という点です。 「ミダス王の奇跡」の初出は小説現代1990年11月号 最終話である、「魔術城落成」の初出はメフィスト2000年1月号増刊 短編集で一気に読む読者は幸せだが、連載で単発を読んでいる読者としては 伏線回収まで空きすぎている。 この期間、熱心な曾我佳城ファンは”「ミダス王の奇跡」ってなんかへんだよね?”って モヤモヤしてたのかと思うと可哀想な気がします。 また、著者の立場で考えれば ”はやく伏線回収してスッキリさせたい”と思わなかったのか不思議な気がします。 しかし、私のように短編集で一気に読む読者としては その伏線回収までの長い年月も、ある種のロマンを感じてしまい、感動してしまいました。 | ||||
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本書なぜか本書の収録順と発表順が違う。 しかも、本書のあとに出した創元文庫版では 発表順に戻されていることからも、 本書の収録順の評判が悪かったことが伺われる。 作者が存命中の刊行だったから、この収録順に関しても 作者が了解済みだと思われるが、この収録順の意図がよくわからない。 出版社の都合で、分冊にするのは分かる。 分冊にしたことで、短編のバラエティということで2つに分けるにあたって 発表順を崩して、分冊としてのバランスを考慮した、ということなのだろうか? それにしてもよくわからない。 そもぞも「秘の巻」と「戯の巻」に分かれているのだが 「秘の巻」が先で、「戯の巻」が後ということは、普通は予想つかないだろう。 それでいて、両方が並列な作品というわけではなく 「戯の巻」の最終短編が、最終話になっているわけだから、不親切だろう。 なぜ講談社の編集者はこんな分かりづらいことをわざわざやったのだろう。 それが一番の謎だ。 知っている方がいらっしゃったら教えていただけると助かります。 | ||||
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作者得意の奇術系ネタ短編11編 亜さんやヨギさんに比べると 探偵役である引退した美貌の奇術師のキャラが薄い (それとも前出のキャラが濃すぎる?) 奇術縛りのせいか、 本格の醍醐味たるロジカルな推理がいまひとつ トリックを楽しむだけならいいかもしれないが ユーモアタッチかつ本格の王道だった亜さん譚に比べると ものたりなさを感じる | ||||
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特になし | ||||
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セコハンですが美本でした。これで新品の10分の1以下の価格は嬉しい。作品の内容は評判通り言うことなしでした。 | ||||
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