(短編集)

亜愛一郎の逃亡



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初公開日(参考)1984年11月
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亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

1997年06月30日 亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

長身で二枚目、行動は些か心許ないが、虫や雲を撮ることにかけては右に出る者のない実力派カメラマン、亜愛一郎。だが、彼の行くところ、必ず怪事件が勃発する。そして愛一郎が白眼をむいたときは、決まって事の真相を言い当てるのだ。快調の連作第3弾。愛一郎の行く先に必ず現れる不思議な人物の正体も、遂に解き明かされる時がきた。愛すべき名探偵、亜愛一郎最後の事件簿。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

亜愛一郎の逃亡の総合評価:8.85/10点レビュー 20件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

亜愛一郎の逃亡の感想

個人的にはシリーズもののベスト3に入る作品でしたが、完結してしまった・・・もう、新作は読めないのが非常に残念です。

▼以下、ネタバレ感想

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mkaw11
HAAP6CBX
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

終わりよければ全て良し

曾我佳城とヨギ ガンジーと並んで広く読者に今でも愛されているキャラクター、亜愛一郎シリーズの完結編である。
本作についてはもう寧ろチェスタトンばりの逆説論理を縦横無尽に展開するといった印象は薄れ、大人の読み物としての洒脱さが結びの部分に窺われ、作者の老練な筆捌きに酔いさせられる感が強い。そしてそれがまた来たるべき幕引きへ徐々に徐々に向かっていく読者の別れ難き喪失感を促すような効果をあげているように思えるのだ。
さらば亜愛一郎。そして今までありがとう。

Tetchy
WHOKS60S
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.18:
(3pt)

ユーモアミステリだったのか…!?

「~狼狽」「~転倒」と読んできて、徐々に(慣れもあり)つまらなくなってきたのですが、各話に必ず姿を見せる「ある人物」と亜自身の正体や関係が気になってしょうがないので、その興味だけでこの「~逃亡」を手にしました。
読み進めるうちに、「~転倒」でも少々気になっていたユーモア調が強くなり、なんだか嫌な予感がしてきたのですが…

最後に諸々の真相が明らかになるに至り…え~~~、こんなオチだったんかい!?
ずっと真面目に読んでいたのに、これはないわ…
一瞬でシリーズ全体が軽くて薄っぺらいオモチャと化しました。
(ある意味衝撃のドンデン返しではありますが)

そういえば妙にほのぼのしている表紙カバーイラストが、殺人事件が当たり前の内容にそぐわないと思っていたのですが、ユーモアミステリならこれでピッタリなんですね。
私は「このシリーズ、イラストレーターの起用を間違えたな」…と思いながらずっと読んでいたのです。
すみませんでした。
亜愛一郎の逃亡 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:亜愛一郎の逃亡 (角川文庫)より
4041461073
No.17:
(5pt)

変わらぬスタイルでフィナーレ

原作者の逆説的な説明は何時ものように私達を魅了し主役の魅力も相変わらず。愛すべきキャラクターです。
亜愛一郎の逃亡 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:亜愛一郎の逃亡 (角川文庫)より
4041461073
No.16:
(3pt)

前2作に比べると弱いかな

亜愛一郎シリーズは奇妙に尖らせた思考から来る謎や丁寧な伏線に唸ったんですが、ちょっとどれもピンとこない短編集でした。トリックも前2作以上に弱く、大団円を迎えるラストが非常に良かったためプラマイゼロといった感じです
亜愛一郎の逃亡 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:亜愛一郎の逃亡 (角川文庫)より
4041461073
No.15:
(5pt)

傑作シリーズの最終作、「飯鉢山山腹」が傑作

本書は亜愛一郎シリーズの最終作で、「亜愛一郎の狼狽」「転倒」と同様、8作が収録されている。
本書に限らず亜愛一郎シリーズ全体に言えることだが、亜愛一郎のキャラクターが秀逸な上、亜以外の登場人物の氏名・キャラクター・会話がユーモラスで、読んでいて楽しい。
また「狼狽」「転倒」「逃亡」の3冊に各8作ずつ合計24作の短編が収録されているが、作品間の出来不出来は少なく、ムラのない好作がそろっている。
シャーロック・ホームズやブラウン神父のシリーズは、後になるほど作品の出来が悪くなったという面があった。
これに対し亜愛一郎シリーズは、最初の「狼狽」がインパクトがあったのかもしれないが、最後の本書「逃亡」まで、それほど顕著なレベルの低下はない。
本書「逃亡」も、密室殺人を扱った「球形の荒野」、非常にシンプルだが鮮やかなトリックの「飯鉢山山腹」、チェスタートンばりに人間心理の盲点をつく「火事酒場」など秀作が揃っている。
亜愛一郎シリーズが、ホームズ・ブラウン神父物の半分以下の24作で終了したのは非常に惜しまれる。
亜愛一郎の逃亡 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:亜愛一郎の逃亡 (角川文庫)より
4041461073
No.14:
(5pt)

期待通りに面白いです

なるほどそうだったのかとシリーズの最終巻納得いく結末で楽しかったです
亜愛一郎の逃亡 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:亜愛一郎の逃亡 (角川文庫)より
4041461073



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