(短編集)
変調二人羽織
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.67pt |
変調二人羽織の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
安心して読めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
連城三紀彦さんのデビュー作を含む短編集。それぞれの短編に違った味わいがある。「変調二人羽織」・「消えた新幹線」・「依子の日記」が特に好きな話です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編作品だか、表題のものよりも他の作品に「やられた」。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初期作品が読みたくなって購入。5編すべてが秀作。以下感想。ネタバレなし。 ・表題作:正統派。ドロドロ男女,薄幸男女が好きな人は少し退屈かも。 ・ある東京の扉:笑った。ひたすら笑った。適当すぎる設定に歌舞伎とピアノのうんちくが(笑) ・立花の印:このトリックは警察にバレそうな気もするけど,明治版がすごく良かった。 ・メビウスの環:お互いになぜ出ていかないのか不思議な夫婦。真相はどちらだったのか。 ・依子の日記:タイトルからしてもう期待値爆高。トリックよりも心情を重きを置いたのかな。 【永久保存版】の名に恥じない傑作短編集でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリを読んで、文章の美しさに、物語の美しさに感動したのはこの作品が初めての経験だった。未読の方にはそれだけでも体験して欲しいが、ミステリとしての出来も申し分ないという凄いおまけつき。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
見事なトリックと登場人物の描き方、いつもながら感服してしまう。 人を憎む、憎まれるとは、このようなものかと、つい信じてしまった。 時代の描き方が巧みだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「誤って薄墨でも滴り落ちるかのようにゆっくり夜へと滲み始めた空を、その鶴は、 寒風に揺れる一片の雪にも似て、白く、柔らかく、しかしあくまで潔癖なひと筋の 直線をひきながら、軈て何処へともなく飛び去ったのだと言うー」 解説(島崎博氏)にあるように「変調二人羽織」の冒頭はすばらしい。 個人的に鶴が好きなこともありグイグイひきこまれるように読みました。というより 読まされました。 「ミステリーはどれを読んでも犯人がすぐにわかってしまうので退屈だ」 あとがきによると氏のお父上が申されたとか。「父が読んでも犯人のわからない 小説を書いてみようか・・これがミステリへの事始・・」そのせいか 「ある東京の扉」はなぜかついていけなくて。途中でダウン。しばらくして いったん飛ばして読むことになりました。 「六花の印」「メビウスの環」「依子の日記」とあとは順調にそのまま読みました。 「依子の日記」が一番面白かった。最後のどんでん返し。騙されました。 連城三紀彦の本名は加藤甚吾。ペンネームを考えたほうがいいと提案した島崎氏も すごいなとおもったけど姉上がつけた連城三紀彦の名もイメージ通り。 職業作家としてやっていけると確信した島崎氏の眼力。 5作の短編読むと同時に経緯も興味深く読むことが出来ました。 早くの発送ありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いずれの作品も二重三重の仕掛けが施され、 読者をあっと言わせようとする著者の意気込みが伝わってくる。 意欲的な作品ばかりだが、その後の「戻り川心中」などに比べると、 展開に無理があるのでは?との感覚が拭えない。読んでいて胸に ストンと落ちる感覚が得られないというのか。 とはいえ、駄作は一つもない。 著者の誠実な創作活動の原点を感じとることができる。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 7件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|