亜智一郎の恐慌
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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「亜愛一郎」シリーズの外伝の位置付けですかね、時代は江戸終期です。 | ||||
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その題名に冠せられた名前が物語るように、これはかつてミステリファンを驚喜させた『亜愛一郎シリーズ』の先祖に当たる亜智一郎を主人公にした時代ミステリである。が、アイデア溢れる作者のこと、決して亜愛一郎シリーズを踏襲するような二番煎じは行わず、これは云わば泡坂版『仕事人』である。『必殺』は敢えて除いておこう、血生臭い話が並んでいるわけではないので。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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かの亜の人の先祖が出てくる 物語です。 亜の人の先祖様もやはり頭が冴えるようだったのか 幕府の隠密、という重要な役割を 果たしていました。 亜の先祖である智一郎と 彼と同じ雲見番(隠密)3人が 奇怪な事件に立ち向かう連作集です。 ほとんどは奇妙な謎が絡んだりするものですが、 中には、極悪非道な輩が出てきていて 聖職をかさにとんでもないことをしでかす奴らがいるのです。 そしてそこには… 智一郎のほかの人物が なかなかいい味を出しています。 中には忍者の末裔で、きちんと修行をしているものも いますので。 ただ、ドジは少ないので、 そこのところは物足りないかな。 | ||||
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亜愛一郎のご先祖の話である。その他に愛一郎の事件簿に登場する人物のご先祖も登場するときう。遊び心の満載された秀作だとおもう。 | ||||
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1997年に双葉社から出た単行本の文庫化。ちなみに2000年には双葉文庫にもなっている。 1992-97年に書かれた7つの短篇を収める。いずれも、亜愛一郎の祖先である亜智一郎を主人公としたもの。江戸時代、それも家定、家茂が将軍であった幕末が舞台となっている。そんななかで亜智一郎らが隠密的な活躍をしていく。 ミステリというよりは、時代小説にちょっと謎をからめたという感じ。推理小説を期待して読むと、肩すかしを食らうかも。 登場人物がいずれもユニークで、のほほんとした味わいがある。忍術を使ったり、大力であったり。ただ、個々の能力を生かし切れていないような。そのあたり、時代小説とミステリの狭間で苦しみ、消化不良に陥っているように思えた。 | ||||
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「一発逆転ストーリー」という短編集の中に雲見番拝命だけが収録されていて、はじめて泡坂妻夫さんの作品に出会うことができました。亜智一郎の実力があるのに、おとぼけで、厄介なことは避け、ハンサムなのに、ボーっと口をあけて雲を見ている姿も似合ってしまう、二枚目の課三枚目なのかはたまた・・・?なキャラクターにやられました。話の内容もそれなりに面白く、楽しめました。亜愛一郎シリーズも読んでみたくなりました。 | ||||
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とぼけた味が魅力の探偵、亜愛一郎の祖先が、 幕末の頃に活躍する短編集です。歴史ものとしても、割とカッチリと書かれていますし、 あいかわらずの亜さんの活躍に、シリーズのファンの人なら、 楽しめる一冊だと思います。ただ、亜探偵シリーズは、謎解きが、牽強付会的で、 推理を楽しむというより、キャラのとぼけた味わいと、 作者の蘊蓄を楽しむ、という感じなので、 本格ミステリーを期待すると、ちょっと、物足りないかもしれません。 | ||||
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