(短編集)

蔭桔梗



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    初公開日(参考)1990年01月
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    短編集

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    蔭桔梗 (創元推理文庫)

    2023年08月12日 蔭桔梗 (創元推理文庫)

    紋章上絵師の章次は、元恋人の賢子から「着物に蔭桔梗の紋を入れてほしい」と、20年前と同じ依頼をされる。当時はある事情から下職に廻してしまったのだが、賢子は紋を見て怒り、それ以降疎遠になってしまったのだ。なぜ彼女は再び同じ依頼をしたのかという真相が語られる「蔭桔梗」。浸抜屋の利雄は、見知らぬ女性から母の形見という留袖のしみ抜きを依頼される。やがてふたりは恋仲になるが……。着物が殺人事件の謎を解く手掛かりになる「竜田川」など11 編。男女の恋愛模様に絡む謎と意外な結末を描く、傑作短編集。第103回直木賞受賞作。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点10.00pt

    蔭桔梗の総合評価:9.50/10点レビュー 4件。Aランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (10pt)

    全てが一級品の短編集。

    今回はじっくり読ませてもらった。途中で次の日に持ち越さないよう、一編が完結するまで読んだのが功を奏した。
    率直な感想を云わせてもらえば全てが一級品の短編集だ。
    自伝的な短編、「増山雁金」、「簪」、「弱竹さんの字」。
    ラストに不意を打たれた「遺影」、大人の恋愛を感じさせる表題作や「絹針」、それに加えて自分なりのベストの二作品「くれまどう」と「色揚げ」。
    戦慄のラストの「竜田川」。
    寂寥感漂う「校舎惜別」に微笑ましい「十一月五日」。
    本統に素晴らしかった。

    Tetchy
    WHOKS60S
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.3:
    (4pt)

    泡坂の巧緻な文章

    泡坂妻夫という特異な作家に注目している
    本の状態も良い
    すぐに届けていただき感謝している
    蔭桔梗 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:蔭桔梗 (新潮文庫)より
    4101445044
    No.2:
    (5pt)

    艶やか

    芝木好子さんの文章が艶を感じて大好きなのですが、泡坂さんの文章も艶やかです。
    京都と江戸では気風が違いますが江戸っ子の気っ風のよさ、いいですね。
    着物好きさんに読んでほしい小説です。
    蔭桔梗 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:蔭桔梗 (新潮文庫)より
    4101445044
    No.1:
    (5pt)

    作家でもあり、紋章上絵師でもあり、マジシャンでもある

    第103回直木賞受賞作品の表題作『蔭桔梗』の他、10編の作品を収録した短編集。 一本筋の通った職人の世界、そこから教えられる人生の難しさやおもしろさ、さらには大人の恋愛等、様々なことが職人の世界を舞台にして綴られている。 登場する職人達は主に呉服に家紋を描き入れる職人・紋章上絵師である。
     著者の泡坂妻夫氏自身が紋章上絵師であるため、職人の世界の描写は物凄くリアルで、職人達の熱気が伝わってきた。 今現在、日本の衣食住はほとんど欧米化されています。それは一概に正しいとも間違っているとも言えません。ただ、そんな今だからこそ“失われゆく江戸情緒”を思い出すために、本書を読んでみるのもおもしろいと思います。 因みに、著者の泡坂妻夫氏は表題作『蔭桔梗』での直木賞受賞に際する記者会見で、なんとマジックを披露しました。そう、彼はマジシャンでもあったのです。こんな形の素敵な直木賞受賞に際する記者会見は最初で最後になるかもしれません。 ソレデハ…
    蔭桔梗 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:蔭桔梗 (新潮文庫)より
    4101445044



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