黒き舞楽



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初公開日(参考)1990年02月
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長編小説

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黒き舞楽 (新潮文庫)

1993年11月30日 黒き舞楽 (新潮文庫)

東京郊外の都市で一刀彫りの郷土人形を作る旧家に嫁いだ女性が次々に不審な死を遂げる。最初の妻は交通事故に遭って家に戻ったその晩に、二番目の妻は心臓発作で急死。どちらの場合も夫は不在だったという。その家には江戸時代から伝わる美しい浄瑠璃人形があり、それにはただならぬ因縁が絡んでいるらしい…。謎と官能に彩られた男女の異形の愛を描きだした禁断の恋愛ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点10.00pt

黒き舞楽の総合評価:8.67/10点レビュー 3件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(10pt)

理解できるからこその怖さがある。

呆然。
真相が語られる最終章20ページは、途轍もない内容だった。しかもそれが理解できる、いや共感できるが故に恐ろしい。
なんと表現すればいいのだろうか、論理などという左脳的驚愕ではなく、狂おしいほどの愛情という情念の、右脳的驚愕。
私を含め、誰もが持っているであろう歪んだ心の部分、心の奥底に潜む獣性を引き摺り出された感じだ。
死にたいほどの幸福ではなく、死んでもいいという幸福。そこに美しさはなく、ただ純粋さがあるのみ。だからこそ温かく見守れるのか…。

Tetchy
WHOKS60S
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(4pt)

★★★★☆

★★★★☆
黒き舞楽 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:黒き舞楽 (新潮文庫)より
4101445052
No.1:
(4pt)

思いがけない真相。

もしも泡坂妻夫ではなかったなら、このようなテーマを扱う物語はもっと怪しげなものとなっていたか、もしくはより猟奇的な内容になっていただろう。泡坂だからこそ、内容は実に淫靡であるにもかかわらず、雅で上品な物語に仕上げられたのだとは思う。それゆえ作者の力量が発揮された作品だとは言えるだろうが、一方で浄瑠璃人形と事の真相とがしっかりと連関していないような気もする。また主人公である「泰江」と渦中の夫「銛口」のもともとの関係性が教師と生徒のそれである、というのもまた、あまり生きてはいない印象がある。とは言うものの、この真相を持ってくる作者の大胆さには驚くことは間違いない。
黒き舞楽 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:黒き舞楽 (新潮文庫)より
4101445052



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