写楽百面相



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    初公開日(参考)1993年06月
    分類

    長編小説

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    写楽百面相 (創元推理文庫)

    2024年09月28日 写楽百面相 (創元推理文庫)

    時は寛政の改革の頃。川柳句集の板元の若旦那・花屋二三(はなやにさ)は、馴染みの芸者・卯兵衛との逢引の折に見た、謎の絵師が描いた強烈な役者絵に魅入られる。二三がその絵師・写楽の正体を探っていくと、卯兵衛の失踪など身辺で次々と奇怪な出来事が。二三はそれらの謎も追う中で、蔦屋重三郎、十返舎一九、葛飾北斎、松平定信らと関わり、やがて幕府と禁裏を揺るがす大事件に巻き込まれる。(「BOOK」データベースより)




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    写楽百面相の総合評価:7.33/10点レビュー 3件。Dランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (4pt)

    読み手である自分の知識の無さが悔しい。

    この評価は単に面白くなかったという訳ではない。あくまで自分の好みと合わなかったまでの事である。
    というのも余りにも本格的過ぎて、出てくる名詞が十分理解できなかったことが大きい。また物語の焦点となる写楽への言及がなかなか始まらなかったこともやきもきさせられた。
    ともあれ、写楽を通じて江戸風俗を蘇らせる事も作者の意図する所であるだろうし、作者の趣味をそこここに万遍無く導入させたかったのであろう。しかし、この作品をああいった形で結ぶのは素晴らしい。

    Tetchy
    WHOKS60S
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (5pt)

    虚実を自在に操る作者の手妻の鮮やかさに酔いしれる

    写楽の正体は誰かという興味が主題ではなく、蔦屋重三郎や北斎、十返舎一九、松平定信など実在人物を虚実折混ぜた物語の中で自在に縦横無尽に操る作者の手妻の鮮やかさに酔いしれる作品。紋章上絵師として江戸の粋や伝統を知り尽くした泡坂妻夫らしい傑作。
    写楽百面相 (新潮書下ろし時代小説)Amazon書評・レビュー:写楽百面相 (新潮書下ろし時代小説)より
    4103472049
    No.1:
    (4pt)

    写楽は誰か

    1993年に出た単行本の文庫化。2005年には文春文庫版も出ている。
     写楽の正体を暴くという趣旨で書かれた時代小説。しかし、読み進めていくにつれ、写楽の正体などどうでも良くなってしまう。すっかり物語に引き込まれてしまうのである。さすがストーリーテラーの泡坂氏だ。
     朝廷と幕府を巻き込む大事件が展開していき、最後はあっという結末に。
     もちろん、だからといって写楽の正体がなおざりにされているわけではない。新しくて、なおかつ面白い説に仕上がっている。
     写楽の浮世絵の新しい見方を教えてくれる本でもある。写楽の魅力を再発見させられる一冊であった。
    写楽百面相 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽百面相 (新潮文庫)より
    4101445079



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