乱れからくり



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初公開日(参考)1977年12月
分類

長編小説

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乱れからくり【新装版】 (創元推理文庫)

2024年07月11日 乱れからくり【新装版】 (創元推理文庫)

玩具会社部長の馬割朋浩は、降ってきた隕石に当たり命を落とす。その葬儀も終わらぬ内に、今度は彼の幼い息子が過って睡眠薬を飲み死亡。更に馬割家で不可解な死が連続してしまう。一族が抱える謎と、「ねじ屋敷」と呼ばれる同家の庭に造られた、巨大迷路に隠された秘密に、調査会社社長・宇内舞子と新米助手・勝敏夫が挑む。第31回日本推理作家協会賞受賞作にして、不朽の名作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.20pt

乱れからくりの総合評価:8.16/10点レビュー 38件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

評価されているほどとは……

推理作家の枠にとどまらないからくりを作品に施し、読者を驚かせ楽しませてくれる泡坂氏の代表作ということで期待して読んだのですが
ミステリとしての出来の面でも、単純に話の面白さの面でも、正直評価されているほどとは思えませんでした。

作者のからくりに対する愛が溢れているのはいいのですが、本筋を完全に離れたレベルで垂れ流される薀蓄が正直読んでて疲れます。
もっと自然に話の流れの中に説明を組み込んでくれればまだいいのですが、明らかに不自然な流れで延々と講義になるのはやめてほしいです。
途中主人公たちが記念館に話を聞きにいったパートなんか完全に謎解きおよびストーリーの構成としては不自然な上に無駄。作者が趣味について語りたいから入れただけって感じでうんざりでした。

あと舞子の嵌められて警察を追われることになった過去の決着がつかなかったり、敏夫のボクサー崩れという設定の意味や研究会に来ることになった経緯などが不明だったり
肝心の主人公二人の設定に意味がなかったり、決着がついてないのは話の構成としてどうなのかなと思いました。
本来は続き物シリーズにする予定で、その辺は続編でじっくり掘り下げて解決する予定だったんでしょうかね?



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マリオネットK
UIU36MHZ
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

乱れからくりの感想

さんざん同作家さんの他作品を読んだ上で、今さらデビュー作を読むというのは順番が滅茶苦茶な気がしますが、そもそもの入り口が「11枚のトランプ」だったことを思うと氏の長編代表作としてはどちらから入っていたとしても好きな作家さんになっていただろう完成度の高さと泡坂さんらしさが出てる秀作だと感じました。

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mkaw11
HAAP6CBX
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

あっちの方がよかった

日本推理小説史上に於いて名作と冠される本書は、しかし、上のような評価に納まった。迷路、隠し洞窟といった道具立ても胸踊らすほどではなかった。
『11枚のとらんぷ』よりは落ちる。そう、ショートショートを内包した、贅沢な一品、『11枚のとらんぷ』。この作品と比べるからこそ、七ツ星なんだろう。

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Tetchy
WHOKS60S
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ロマンのある作品

昭和な感じが面白かったです。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

乱れからくりの感想

豊富なからくりの雑学は衒学にならずしっかりと楽しめました。
次々と行われる連続殺人とからくりの奇想の数々に満足です。
時代を感じさせますがとても面白かった。

jom
GUZPXBJJ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.33:
(4pt)

奇想天外なカラクリ!

全編を貫くカラクリの正体が明らかになるラストは圧巻。数々の推理小説を読破してきたが、限られた登場人物なのに犯人に気付かせない作者のカラクリもお見事。
乱れからくり (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:乱れからくり (双葉文庫)より
4575501646
No.32:
(1pt)

商品はいいが、配達がひどすぎる

置き配で、ひさしのある玄関前に置かれず、露天の門扉わきに置かれた。書物の配達なのにあり得ない。雨が降ったらどうするのか。
乱れからくり【新装版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:乱れからくり【新装版】 (創元推理文庫)より
4488402305
No.31:
(5pt)

主人公のボスにあたる30過ぎ女の強烈なキャラの毒にやられました。

まずは、若い男の主人公のボスにあたる30過ぎ女の強烈なキャラの毒に、やられてしまいました。

今どきこんなおっさん臭いしゃべり方をする人間は男でもいないと思います。性格も竹を割ったように真っ直ぐ大ざっぱで男らしく、柔道の有段者で、肉付きはかなり良いのですが、顔はビスクドールとかいうフランス人形に似てるらしく、中身とガタイと顔のギャップがヒドいです。この女の推進力が凄くて、主人公も振り回されるわ、読者も引きずり込まれるわといった感じです。

とある小さな玩具メーカーで起こる連続殺人事件の話。主人公と女ボスも捜査にかかわります。

捜査の過程で、からくり玩具に関する知識にも触れることになるのですが、たまたま同じ事務所を間借りしているオッサンの玩具業界に関する知識の精緻さたるや。たまたま通夜を取り仕切った坊主の東西のからくり屋敷に関する知識の広さたるや。現実世界には絶対にいないような人たちですが、これはこれで楽しめます。
乱れからくり (角川文庫)Amazon書評・レビュー:乱れからくり (角川文庫)より
4041461014
No.30:
(3pt)

なかなか話の中に入っていけず、(迷路なだけに?)右往左往しました。

登場人物に魅力的な人物がいなかったこと、話の展開に引き込まれるものがなかったこと等、なかなか頁をめくる手が進みませんでした。ん十年ぶりの再読だったのですが、いまいちの読みごたえでしたね。残念です。

迷路のからくりにひねりが利いていたのと、予想外の殺人犯が仕掛けたトリックの意外さは、インパクトありましたね。

また、初めて読んだ時びっくり呆然とした序盤の●●落としなんやけど、これを文庫本のあらすじでバラシちゃうのは、どんなもんなんかなあ。ミステリ小説では前代未聞の大技をかましてるんで、これは知らずに読んだほうが、作品の衝撃度は断然アップすると思うんやけどね。
乱れからくり (角川文庫)Amazon書評・レビュー:乱れからくり (角川文庫)より
4041461014
No.29:
(5pt)

本格推理の貴重な逸品

隕石に当たって死者が出るという、いささかエキセントリックな原因から続く連続殺人。
若い頃にワクワクドキドキで読んだ記憶があった。最近再読しても同様に面白く満足の読了。
元警察官だった女性探偵が主人公の物語。
とにかく騙されたと思って、泡坂ワールドの浸ってみて欲しい。
乱れからくり (角川文庫)Amazon書評・レビュー:乱れからくり (角川文庫)より
4041461014



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