花嫁のさけび
- 本格ミステリ (563)
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全2件 1~2 1/1ページ
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泡坂妻夫得意のトリックはここでも健在でした。物語として至極シンプルですがこの時代の映画界を背景にして読みやすいミステリーでした。 | ||||
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トリッキーな、または大胆な発想で読者を悦ばせることが多い泡坂作品の中ではオーソドックスなタイプ。味付としては人気俳優を登場人物に配し、その特色豊かな芸能界をスパイスとしている。 | ||||
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面白いが、ついこの間まで「質素な庶民」やってた人が使用人をすっと呼び捨てできるのが凄いなあ と、詰まらないトコで引っ掛った ついでに、数日しか知り合ってない相手に関して「恨んだり憎んだりしてる人」の存在だの男出入りの有無なんか聞かれても「分かりません」としか答えようがないと思うんだが… そこいら辺が「女主人」としての見栄みたいなモンなんだろうか | ||||
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河出文庫版 初版303ページ 6行目 奥さんはつましい →奥さんはつつましい | ||||
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本作品は、1980年に刊行されたミステリ小説。 既に40年近く経過しているが、作者の代表作のひとつとされています。 作者の作品は、以前から多くの著書を読んでいたのですが、本作品は、なぜか未読で、嬉しいことに、Kindle本として復刊されていたので、読んでみることにしました。 物語は、質素な生活をしていた伊津子という女性が、有名な映画俳優の北岡早馬と結婚することとなり、フランスの教会で簡素な挙式を行うところから始まる。 帰国後、早馬の住む豪邸で暮らし始めた伊津子だったが、北岡家の関係者たちは、謎の死を遂げた先妻、貴緒への強い思いが残っていて、ことあるごとに先妻のことが話題に上る。 後妻として入った伊津子にとっては、居心地の悪さを感じざるを得ないような独特の雰囲気であった。 そんな中、邸内で殺人事件が発生し…。 映画好きの方なら、この設定に、ヒッチコック監督の「レベッカ」を思い起こすことでしょう。 実際、この作品は、「レベッカ」を強く意識して書かれた小説のようです。 ただ、この「レベッカ」のことを全く知らなくても、作品は楽しむことができます。 前半は、この北岡家の人々が醸し出す、先妻、貴緒への思慕が、ある種の不気味さを感じさせ、伊津子がどんな風に対応していくのか、興味深く読むことができることでしょう。 そして、殺人事件が起きてからは、犯人探しの興味が加わるとともに、先妻の死の謎も加わって、ミステリらしい展開に惹き込まれることと思います。 この作品には、ある緻密な仕掛けが施されています。 これは、人によっては、読み終えても気づかないかもしれません。 しかし、読後の方限定の巻末解説を読めば、納得してもらえると思います。 解説は、売れっ子作家である恩田陸。彼女もミステリを書いていますが、そのミステリのプロも絶賛の本作品。 さすが巨匠と思わせるような、魅力的な謎、巧妙な伏線、意外な結末、とミステリの面白さがぎっしりと詰まった本作品は、古さを全く感じさせない、傑作です。 | ||||
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泡坂氏の初期の傑作として名高い花嫁のさけびの河出文庫からの復刻版。 河出文庫からのこの復刻推理小説シリーズは他にも出ているが、他の作品が昔の作品過ぎて実際読んでみると今からするとさほど・・・という微妙なものが多いのだが、さすがに80年刊行の比較的新しい作品で、著者が著名なだけあり、この復刻シリーズとしては最高傑作と言える出来だ。 レベッカをモチーフにして泡坂氏流に更に一ひねりした趣向が見事で、まさに読者を騙す一級品だ。 読む前に絶対に読んではいけないが、恩田陸氏の解説も本書の傑作たる所以を的確に解説してくれている。 | ||||
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往年の傑作ミステリー。今読み返すと、かったるいのなんの・・。たかだか350頁の本なのに、200頁まで新たな事件が起こらない。うー、退屈。 しかし、犯人は確かに意外な人物でした。絶対にこの人だけは有り得ないという・・。でも微妙だな。仲間内の作家に「反則!」と批判された理由もよくわかります。 それにしてもこのタイトル。電車で読むのが恥ずかしかったです。どこかのエロ小説と間違われそうで・・(笑)。 | ||||
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