毒薬の輪舞



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初公開日(参考)1990年03月
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長編小説

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毒薬の輪舞 (講談社文庫)

1993年08月31日 毒薬の輪舞 (講談社文庫)

青銅色の鐘楼を屋根にいただく精神病院に続発する奇怪な毒殺事件。自称億万長者、拒食症の少女、休日神経症のサラリーマン…。はたして殺人鬼は誰か?患者なのか、それとも医師なのか?病人を装って、姿なき犯人の行方を追う警視庁の名物刑事・海方の活躍。全編、毒薬の謎に彩られた蠱惑的ミステリー空間。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

毒薬の輪舞の総合評価:6.60/10点レビュー 5件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

精神病院が舞台なのに明るい。

ここ続けて読んできた『鬼女の鱗』、『びいどろの筆』、『蔭桔梗』といった時代物、もしくは職人の世界を描いた恋愛物と、侘び・寂びを感じさせる日本情緒豊かな作品に親しんできたため、この作品は現代本格物ということで、どこか別の人が書いたような違和感を感じたが、やはり随所に泡坂らしさを覗かせ、小さいながらも驚きを提供してくれた。
精神病院を舞台にしたにも拘らず、重く暗くならないのは主人公海方のキャラクター性と、泡坂の筆の軽さゆえか。

Tetchy
WHOKS60S
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No.4:
(1pt)

まったく面白くなかった

ミステリーでもないし、毒薬の解説書でもないし、著者の執筆意図が分からない。精神病院に入院している偽患者がだらだらとまとまりのないことをしゃべるだけのつまらない本である。毒薬(薬品)をとくとくとして解説するシーンが随所にみられるが、その説明にも誤りがみられた。例えば、「フルオレセインナトリウムを点眼していれば、その蛍光で目が光って見える」と書いてあるが、これはまちがいである。フルオレセインの蛍光寿命は3~4ナノ秒(1ナノ秒は1秒の10億分の1)なので、蛍光灯の光が当たらなくなったら、瞬時に光らなくなる。蛍光灯に当たっているときはフルオレセインも光っているが、蛍光灯の光がはるかに強いので、フルオレセインの蛍光は感知できない。
毒薬の輪舞 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:毒薬の輪舞 (講談社文庫)より
4061853872
No.3:
(4pt)

★★★★☆

★★★★☆
毒薬の輪舞 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:毒薬の輪舞 (講談社文庫)より
4061853872
No.2:
(4pt)

輪舞シリーズ2作目

泡坂氏の90年代初頭に出された死者の輪舞に続く2作目。
登場人物が同じだけで内容は独立している。
精神病院内での連続毒殺事件を巡る新本格テイストの本格ミステリーである。
トリックは泡坂氏らしいマジック的な小技の効いたものだ。
派手さはないが、標準以上の出来で最後まで楽しませてくれる。
毒薬の輪舞 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:毒薬の輪舞 (講談社文庫)より
4061853872
No.1:
(4pt)

逆転の場

1990年に出た単行本の文庫化。
 『死者の輪舞』の続編。もちろん独立して楽しむこともできるが、前作の事件や登場人物を受け継いだ内容なので、順番に読むほうがいいだろう。
 精神病院を舞台に、「毒」が暗躍する話。誰にも毒を入れられたはずがない、という不能状況が繰り返され、わくわくするような本格ミステリだ。トリック、結末、どんでん返しも鮮やか。
 ただ、いくつもアンフェアではないかと感じられる点があり、傑作になりそこねた一冊といったところか。

毒薬の輪舞 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:毒薬の輪舞 (講談社文庫)より
4061853872



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