三幕の殺意



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初公開日(参考)2008年01月
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長編小説

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三幕の殺意 (創元推理文庫)

2012年05月30日 三幕の殺意 (創元推理文庫)

昭和四十年―東京オリンピックが開催された翌年の、厳しい雪の訪れを間近にひかえた十二月初旬のこと。水芭蕉の花で有名な尾瀬沼の湖畔にある朝日小屋、その離れで、そこに住む男―日田原聖太が、その年初めての雪の降り積もる夜、何者かの手で殺された。朝日小屋にはその晩、被害者に恨みを持つ男女が何人が泊まっていた。誰もが犯行は可能、と思われて、しかし犯人絞り込みの決め手はない。容疑者の一人に数えられると同時に神奈川県警のベテラン刑事、津村武彦によるアリバイ崩しが始まる。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

三幕の殺意の総合評価:6.17/10点レビュー 6件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

三幕の殺意の感想

クローズドサークルのアリバイ崩し系本格ミステリですかね

登場人物が多かった割に結末が単純すぎるような…もうチョイひねりが欲しかったかな。

▼以下、ネタバレ感想

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アンコウ
BKBVHN0W
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.5:
(3pt)

まあ、そうだよね

2008年に出た単行本の文庫化。
 もともと1968年に『推理ストーリー』に掲載された中編「湖畔に死す」を大幅に改稿したもの。
著者の遺作となった作品でもある。
 雪の山小屋、大勢の容疑者、アリバイ・トリックなど古典的な要素が盛りだくさんの一作で、最後のオチも効いている。
 ただ、地味といってしまえば地味。もう少し盛り上げ方はなかったのかなと思ってしまう。
三幕の殺意 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:三幕の殺意 (創元クライム・クラブ)より
4488025269
No.4:
(4pt)

最後三行の落ちに賭けた作品

中町信氏のデビュー前の投稿作品に加筆して新作として発表された中町氏の遺作である。
山荘を舞台に一人の男を殺そうと複数の関係者が集まり、各人アリバイがあるなか一体誰が真犯人なのかという中町氏にしてはシンプルなプロットである。
折原一氏の先駆けとも言える謎の男視点の記述が読者を混乱させ、叙述トリックの第一人者らしい王道の展開が繰り広げられる。
主人公に推理作家が含まれるということから勘の鋭いミステリーファンならまあ予想の範囲内の真犯人だが、最後の三行のブラックな落ちが印象的である。
社会風俗を殆ど取り入れていない雪の山荘ものということもあり、1960年代に書かれて作品としては古びた印象は与えない。
三幕の殺意 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:三幕の殺意 (創元クライム・クラブ)より
4488025269
No.3:
(4pt)

叙述トリックの名手の作品

アクロイド殺害事件、殺人者と恐喝者をはじめ、叙述トリックを使用する作家が多い中、中町信の作品は群を抜いている。彼の作品には当たり外れが少ない印象がある。騙されるのを承知で読まれることを望む。読後の作者にやられた感はすがすがしい。亡くなられたのはいかにもおしい。
三幕の殺意 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:三幕の殺意 (創元クライム・クラブ)より
4488025269
No.2:
(2pt)

前三部作とは別物か

中町といえば叙述トリックものである。平積みになっている3部作の**の殺意シリーズにかぶるタイトルの新作、しかも遺作だという。帯紙には「最後の三行に潜む衝撃」。そういわれたら、これは買うしかないでしょう。

舞台は初雪に覆われた尾瀬の山小屋。そこに怪しい事情をもった人々が泊り客として偶然集結してしまい、そしてさっそく離れで殺人が・・・、というストーリ。こういう舞台となれば、いわゆる雪密室だ。この舞台で中町得意の叙述トリックはどこに出てくるのか興味津々。登場人物によっていろいろなアリバイが語られるがどれもこれも怪しい。更には、なぞの人物の独白も登場して・・・、と読者を煙に巻いていくのだ。

そして最後まで読みきって、、、メイントリックとしてはまぁこんなものかという気もしてしまう。帯紙のずいぶんと気を引く文句も、衝撃といえば衝撃だが、これはミステリとか謎とかトリックとかの衝撃ではないような気がして、ちょっとだけ肩透かし。前三部作とは別物かと。
三幕の殺意 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:三幕の殺意 (創元クライム・クラブ)より
4488025269
No.1:
(3pt)

もっと面白く出来たのでは?勿体ない気が…

嵐の山荘系で本格(+叙述?)です。
読者への挑戦状もあります。
ネタは可もなく不可もなくといった感じです。
登場人物は良くかけてました。
ただ描写に引き込む力がないような…。
雪で閉ざされた山荘!そこで殺人事件!犯人はこの中にいる!…の緊迫感が感じられなかったのが残念です。
もっと肉付けしても良かったのでは?
あと登場人物の誰に感情移入してよいか分からない構成だったのも叙述物としては痛いかな。
さっぱり淡々と進行し最期のインパクトも弱く…でもどこか憎めず★三つにしました(佐藤大)。
三幕の殺意 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:三幕の殺意 (創元クライム・クラブ)より
4488025269



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