三幕の殺意
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三幕の殺意の総合評価:
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クローズドサークルのアリバイ崩し系本格ミステリですかね | ||||
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2008年に出た単行本の文庫化。 もともと1968年に『推理ストーリー』に掲載された中編「湖畔に死す」を大幅に改稿したもの。 著者の遺作となった作品でもある。 雪の山小屋、大勢の容疑者、アリバイ・トリックなど古典的な要素が盛りだくさんの一作で、最後のオチも効いている。 ただ、地味といってしまえば地味。もう少し盛り上げ方はなかったのかなと思ってしまう。 | ||||
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中町信氏のデビュー前の投稿作品に加筆して新作として発表された中町氏の遺作である。 山荘を舞台に一人の男を殺そうと複数の関係者が集まり、各人アリバイがあるなか一体誰が真犯人なのかという中町氏にしてはシンプルなプロットである。 折原一氏の先駆けとも言える謎の男視点の記述が読者を混乱させ、叙述トリックの第一人者らしい王道の展開が繰り広げられる。 主人公に推理作家が含まれるということから勘の鋭いミステリーファンならまあ予想の範囲内の真犯人だが、最後の三行のブラックな落ちが印象的である。 社会風俗を殆ど取り入れていない雪の山荘ものということもあり、1960年代に書かれて作品としては古びた印象は与えない。 | ||||
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アクロイド殺害事件、殺人者と恐喝者をはじめ、叙述トリックを使用する作家が多い中、中町信の作品は群を抜いている。彼の作品には当たり外れが少ない印象がある。騙されるのを承知で読まれることを望む。読後の作者にやられた感はすがすがしい。亡くなられたのはいかにもおしい。 | ||||
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中町といえば叙述トリックものである。平積みになっている3部作の**の殺意シリーズにかぶるタイトルの新作、しかも遺作だという。帯紙には「最後の三行に潜む衝撃」。そういわれたら、これは買うしかないでしょう。 舞台は初雪に覆われた尾瀬の山小屋。そこに怪しい事情をもった人々が泊り客として偶然集結してしまい、そしてさっそく離れで殺人が・・・、というストーリ。こういう舞台となれば、いわゆる雪密室だ。この舞台で中町得意の叙述トリックはどこに出てくるのか興味津々。登場人物によっていろいろなアリバイが語られるがどれもこれも怪しい。更には、なぞの人物の独白も登場して・・・、と読者を煙に巻いていくのだ。 そして最後まで読みきって、、、メイントリックとしてはまぁこんなものかという気もしてしまう。帯紙のずいぶんと気を引く文句も、衝撃といえば衝撃だが、これはミステリとか謎とかトリックとかの衝撃ではないような気がして、ちょっとだけ肩透かし。前三部作とは別物かと。 | ||||
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嵐の山荘系で本格(+叙述?)です。 読者への挑戦状もあります。 ネタは可もなく不可もなくといった感じです。 登場人物は良くかけてました。 ただ描写に引き込む力がないような…。 雪で閉ざされた山荘!そこで殺人事件!犯人はこの中にいる!…の緊迫感が感じられなかったのが残念です。 もっと肉付けしても良かったのでは? あと登場人物の誰に感情移入してよいか分からない構成だったのも叙述物としては痛いかな。 さっぱり淡々と進行し最期のインパクトも弱く…でもどこか憎めず★三つにしました(佐藤大)。 | ||||
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