街角で謎が待っている がまくら市事件
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いろんな作家さんの作品が読めて嬉しい。けど結末が嫌いな作品もあります。 | ||||
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2010年にミステリ・フロンティアとして出た単行本『蝦蟇倉市事件2』の改題・文庫化。 多数の作家が参加して、「蝦蟇倉市」という空想上の町を舞台にミステリを競作した試みだ。蝦蟇倉は年間に不可能犯罪が15件も起こるという嫌な町で、蝦蟇倉警察署には「不可能犯罪係」まで設置されているほどだ。 本書には、北山猛邦「さくら炎上」、桜坂洋「毒入りローストビーフ事件」、村崎友「密室の本」、越谷オサム「観客席からの眺め」、秋月涼介「消えた左腕事件」、米澤穂信「ナイフを失われた思い出の中に」の6篇が収められている。 ホワイダニットに優れた作品が多く、とくに北山猛邦「さくら炎上」は結末で思わず息を飲んだ。 また、村崎友「密室の本」もいかにも蝦蟇倉市っぽい動機。 米澤穂信「ナイフを失われた思い出の中に」も、探偵役がその活動を続ける動機が鮮やかに示される幕切れに、ふるえる。 なお、姉妹編の『晴れた日は謎を追って』も同時刊行されている。 | ||||
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アンソロジーという言葉は、本来「詩集」に対してのみ用いることのできる言葉ですが、どうかご容赦ください。 なぜか他のお二方のレビューが低く、批判的なものが多かったので書かせていただいてる次第です。 自分は普段、推理小説を好んで読んでおります。 この作品集には妙な愛着がありまして文庫化される前の「蝦蟇倉市事件」も持っているのですが、 そもそも何にそんなに惹かれるのか。何がそんなに良いのか。自分なりに考えてみましたところ ①短編集であること ②同一空間(都市)上での物語であること ③著者たちが他の著者の作品を意識していること この三つの要素が、主な原因であると思われます。 短編集でも、ただの短編集ではない。 どこか風変わりで、それでいてどこか魅力的な。 そんなこの作品は、これから推理小説に足を踏み入れようと思っているような方にもおすすめです。 ただ、そもそも推理小説が苦手な方には推薦できません(笑) とりあえず読んでいただいたほうが早いと思うので、どうぞ。 | ||||
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若い作家が多いからだろうか、殺人のための殺人、トリックのためのトリックに終始する作品ばかりで、どうにも感心できない内容ですね。シリーズ1がなかなか面白かったので、期待して読んだ分、肩すかし感も濃厚です。 何を、どう書こうと作家の自由と言えば自由です。でも、」こうも簡単に、人を殺してはいけないのではないでしょうか。作家のモラルの問題として。 | ||||
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文庫版では二冊同時刊行となった,架空の街を舞台にしたミステリアンソロジの二冊目. タイトルなどからは『日常の謎系』にも見えますが,二冊とも胸の悪くなる話が多めです. 一冊目では始まりの良さに触れましたが,こちらは米澤穂信さんの最終話が印象的で, これまでの話を少しずつ織り交ぜる様子は,この二冊の終わりにふさわしい話運びです. (ただ,既刊のスピンアウトでもあり,そちらを知らないとおもしろさも半分くらい…?) また,解説にもありましたが,いわば閉じられ,異常な世界ともなっているこの街にて, 『外部』との繋がりが意識させられる最後は,余韻と広がりを与えるものとなっています. ただ,これ以外のいくつかにある,解決かと思いきや実は…という話の流れについては, それ自体は悪くないと思うものの,同じ『立ち位置』の人物で二話続いたのが引っ掛かり, 「さっきと同じか…」ともなったため,各話の『配置』はもう少し考えてほしかったところ. しかも,同じ人物の推理後でということで,結果,彼を無能に見せてしまっているようで, そういう扱いを受ける人物ではないと思っていたこともあり,こちらも違和感が残りました. | ||||
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