(アンソロジー)
晴れた日は謎を追って がまくら市事件
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.50pt |
晴れた日は謎を追って がまくら市事件の総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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「蝦蟇倉市事件1」読了。年間15件の不可能犯罪が起こる蝦蟇倉市を舞台に、5人の俊英共演のアンソロジー。自殺名所での事故死の意外な真相と最後の仕掛けが秀逸な「弓投げの崖を見てはいけない」。ロジック、トリック、本格の醍醐味満載の「不可能犯罪係自身の事件」等、不可能犯罪のフルコースを是非。 | ||||
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楽しめました | ||||
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なぜこうなったのか。考えながら読むのが楽しかった。作者さんにしかトリックはわからないと思うけど、想像するのが楽しかった。飽きることなく先々読みたくなった。忘れた頃にまた読みたい。 | ||||
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2010年にミステリ・フロンティアとして出た単行本『蝦蟇倉市事件1』の改題・文庫化。 多数の作家が参加して、「蝦蟇倉市」という空想上の町を舞台にミステリを競作した試みだ。蝦蟇倉は年間に不可能犯罪が15件も起こるという嫌な町で、蝦蟇倉警察署には「不可能犯罪係」まで設置されているほどだ。 本署には、道尾秀介「弓投げの崖を見てはいけない」、伊坂幸太郎「浜田生年ホントスカ」、大山誠一郎「不可能犯罪係自身の事件」、福田栄一「大黒天」、伯方雪日「Gカップ・フェイント」の5篇が収められている。 道尾秀介「弓投げの崖を見てはいけない」は意外な犯人像にすっかりだまされる。 伊坂幸太郎「浜田生年ホントスカ」はとほけた味わい。 大山誠一郎「不可能犯罪係自身の事件」は趣向は楽しいがさすがに無理があるのでは。 伯方雪日「Gカップ・フェイント」は馬鹿馬鹿しさがいい。 なお、姉妹編の『街角で謎が待っている』も同時刊行されている。 | ||||
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5人の作家による、不可能犯罪ばかり起こる蝦蟇倉市での事件を描いたミステリ小説。 どの話も作家の個性を出しつつ、話がところどころ繋がっていて、楽しみながら読めた。個人的には「浜田青年ホントスカ」と「大黒天」が好きだった。 「浜田青年ホントスカ」は、突然相談屋の仕事をすることになった浜田青年の話。相談屋に持ち込まれる話も意外とおもしろかったが、最後は伊坂さんらしい驚きの展開が待っている。 「大黒天」は、和菓子屋のシンボルマークになった大黒様の木彫り人形が実は盗品だったという話。その話が信じられない和菓子屋のお婆ちゃんの孫の靖美と輝之は大黒様を持ち去った男の行方を追いかける。祖父の真実が明らかになり、読後感もよかった。 | ||||
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『街角で謎が待っている』と合わせて、参加している作家陣が魅力的なので、期待度が高かったのですが、全編楽しめました。 地形など町の設定もしっかりしてるし、互いのストーリーをリンクさせるなどの遊びもありながら、作家の個性が活きているのがいいです。 以前、同じようなコンセプトのアンソロジー『まぼろ市の殺人』も読みましたが、本作の方が楽しめました。 | ||||
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って気になってしまう、がまくら市。 5人の作者が、それぞれの視点で事件を描く、不可能犯罪。 本当にあったら行ってみたいロケ地、自殺の名所弓投げの崖、 公私混同の近藤康司が経営しているホテルコンドーパレスなどなど。 見どころいっぱい!! 5つ(5人)の小説が少しづつリンクしていて、お!こんなところに この人物がかかわっていたのか、って思えて、読む人を魅了します。 ただし、 読者は、それぞれ他の作者の良し悪しを知らず知らずのうち読み比べて しまうかもしれません。 5人の作者が協力して1冊の良い本を仕上げているとも考えられますが、 1冊のリングの中で、グラップリングルールにて、それぞれが戦っている ようにも読み取れる、本でもあります。 ひいきの作者がいましたら、なおのことです。 | ||||
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