リカーシブル

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種別
長編
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7,812回
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6
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69
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あらすじ

2015年06月26日 リカーシブル (新潮文庫)

越野ハルカ。父の失踪により母親の故郷である坂牧市に越してきた少女は、母と弟とともに過疎化が進む地方都市での生活を始めた。たが、町では高速道路誘致運動の闇と未来視にまつわる伝承が入り組み、不穏な空気が漂い出す。そんな中、弟サトルの言動をなぞるかのような事件が相次ぎ……。大人たちの矛盾と、自分が進むべき道。十代の切なさと成長を描く、心突き刺す青春ミステリ。(「BOOK」データベースより)

評判

リカーシブルの評価:

6.71/10点 レビュー 7件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.71pt

リカーシブルの総合評価:

7.40/10点 レビュー 52件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全7件 1〜7 1/1ページ
No.7
(6pt)

リカーシブルの感想

不思議な読後感と呼べば良いのでしょうか?
作品の中に散りばめられた小さな謎や疑問点が、ラストで解けていくさまは非常に上質なミステリー作品なのですが…。
その肝心の謎や疑問点がオカルト的な要素を含んでいたこともあって、物語にいまいち引き込まれませんでした。
そのため綺麗に収束させたラストの魅力を半減させてしまう読み方になってしまい少し後悔しました。
読後に感じるほろ苦い感覚は他の米澤作品に通じるものがあり個人的には好きです。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.6
(7pt)

リカーシブルの感想

過去のこと、未来のことを、何故か弟が知っている。
複雑な家庭環境の姉弟間で起こる不思議な現象と、地方に伝わる逸話・風習が絡んだミステリーです。
サイコな話かと思いきや、素直なミステリーでした。
ちょっと昭和チックでした。

Hidezo
GX0TU62Y
No.5
(6pt)

怒涛の後半、さすがの面白さ

失踪した犯罪者の父を持つハルカが引っ越してきたどこか物悲しい雰囲気の町。そこで出来た新しい友達リンカ。血の繋がりのない弟のサトル。そして優しい義理の母。その町での新しい生活の中でおきる色々な出来事。全体的にどこか暗い印象をうける物語でしたが徐々に引き込まれていき、最後は怒涛の展開。とても面白かったです。

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ろっく
4UC7CJL8
No.4
(6pt)

リカーシブルの感想

「ボトルネックの感動ふたたび!」
との事らしいが、ボトルネックって感動するような作品だったのか?・・・なんて事思いながら読了。

リカーシブルとは、プログラマには馴染みの言葉で「再帰呼び出し」
上級テクとも言えるがある意味禁じ手でもある。
1つ間違えば全てを破壊してしまうわけで・・・
複雑で危なっかしくて、そしてスケールの大きい・・・そんな物語を想像していたのだが、地味で淡々とした米穂ワールドだった。
ただ「日常の謎」的な雰囲気とは少し違う。暗い。確かにボトルネック風味。
それにしてもボトルネックのパラレルワールドに対して今回は繰り返し・・・某氏真似して「時と人三部作」でもやるつもりか。
まぁ「再帰」っていうより「デジャヴ」って方がしっくりきますけどね。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.3
(6pt)

リカーシブルの感想

主人公の家族との関係、村社会の様な閉鎖的な街の雰囲気、タマナヒメの伝承と全体的に暗く不穏なムードが漂っている。最後のハルカのモノローグがそれを完全にとは言えないが打ち消している様に感じられた。

水生
89I2I7TQ
No.2
(8pt)

リカーシブルの感想

いろいろなピースがひとつになると何が起きていたかハッキリと解る。それまでが謎めいていて非日常の世界になる。ハルカにとって弟のサトルの予言めいた話は町の民話にあるタマナヒメの物語と重なり次第に新しい町の隠された部分に興味を抱く。導入部分から読者を引っ張る作者の巧さでつい読み耽ってしまう。いろいろな謎が答えを出すまでのハルカとサトルの生活を描いたところもすんなりと胸の内に入り二人の行動を親しみを持った眼でみてしまう。おどろおどろしたミステリではないもののこんな物語も米澤穂信らしく好感の持てる内容で楽しく読み終えることが出来た。コージーミステリーであるが面白い物語になっている。母親の最後の方の現実的な態度も甘くない世の中を示すスパイスの役割なんでしょう。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1
(8pt)

リカーシブルの感想

この町はどこかおかしい。血の繋がらない姉弟が「ママ」に連れられてその町に来たとき、弟はなぜか予知能力に開花し、不穏な出来事を次々当てていく。そして、その裏には町に昔から伝わるタマナヒメ伝説があるらしく・・・。ミステリ的には収束しきれない謎も残ったし(わざとでしょうが)、あの大がかりなネタ自体は良かったんですがやや肩透かしだったかな?でも、物語的には中1の主人公ハルカが何もかもに裏切られながらも最初は疎ましがっていた泣き虫の血の繋がらない弟サトルとある意味本物の姉弟以上の絆を深めていく様が心地よかった!

ジャム
RXFFIEA1

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