キング&クイーン
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.50pt |
キング&クイーンの総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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序盤、中盤まで物凄く面白い。 | ||||
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元SPの主人公がチェスの世界王者の警護をする事になります。誰が何の為に襲って来るのか、そこが謎と言う事です。全然知らないチェスの世界、またSPの世界の話は面白かった点ではあります。また、主人公のキャラクターも中々魅力的でした。 | ||||
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中堅でそこそこ数のとれる作家がとりあえずキャッチーなものを書きました、という印象の作品。 物語の筋が単純なのでなんとなくするっと読めはするのだけれど、細かい演出が雑すぎてちょいちょい引っかかる。 ヒロインや、ヒロインのバイト先に関わる人々にはそれなりの性格とプロフィールが与えられている。けれど、ただ単純にマクガフィンとしてキャラ付けをされただけなので、いまいち物語に噛み合っていない。『実はこういう人物』的なフックも用意されてはいるのに、先述のとおり演出がゴミなので読んでいて「おおっ!」と感じることが全くない。むしろ「え? どういうこと?」と読み返さなければならないくらい。 特にヒロインがSPを辞めるに至る経緯も「困っている人を見捨てない」という彼女のポリシーといまいち合致しない。本当にそういう気持ちだったら、安易に退職すんじゃなくて「次は絶対に同じ過ちを繰り返さない」というスタンスでさらに熱心に職務に取り組むんじゃねえの? 多分、「俺ってこんな政治的陰謀も書けるんだぜ? どう? どう?」という作者のアピールのためだけの過去設定なんだと思う。その政治的陰謀も、その部分でしか使われていないので、ただの使い捨てのマクガフィンに成り下がってる。編集者はなにも指摘しなかったのだろうか。 物語のキモに関わるチェスの部分も「チェスのチャンピオンってこんな変人なんですよ~? どう? こんなエピソードを物語に組み込める俺どう? 俺の考えた変人ヤバくね?」的な感じで、とってつけたようなエピソードが本編に挿入される。どれもこれも、変人というよりもただ自己中心的なだけの挿話なので、読んでいてストレスが溜まることおびただしい。にも関わらずそうしたエピソードが最後に「実はこのキャラは●●でした」に絡んでくる。もちろん、こっちはストレスのかかる部分は流し読みしている。なのでトリックへと至る伏線が曖昧なので、全く入って来ない。 そんで、好き放題やって一人の人生をめちゃくちゃにしたチェスのチャンピオンは。恐らく作者のお気に入りであるというただそれだけの理由で全くペナルティを喰らうことなくのうのうと生き延びて、それどころか美人の彼女までゲットして幸せな未来へとはばたく。は? ウザ。 最終的に、かつてのヒロインの上司たちが助けに現れるんだけど、それも伏線一切ナシの取って付けた感がすごい。(もしも伏線があったとしたら、演出不備で読み飛ばしてます) いたるところで不満が残る作品。 (ぜんぶ誉めています) | ||||
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ボビーフィッシャーの生涯に色を付けたのね。まあまあおもしろかった。 | ||||
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柳さんの書籍はみないいですね。ジョーカーゲームのような戦時中の話もよいですが、現代版のものも良いですよ。ぜひ一読を! | ||||
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サスペンスとしては、まあ普通な印象ですね。しかし、ストーリーが小気味よく進むところがよい。皆さんの評価は低いようですが、僕はストーリー重視ではないので、高評価となりました。小説は空気を読みたいのです、その世界に浸る時間を重視したいのです。その点この小説は、十分面白かったです。 チェスの名人が主人公を試すところで、良いセコンドがいるかどうかを気にしますが、私も全く同意見です。良いセコンドに恵まれた人は、良い人生を、良いレヴューに巡り合えれば、充実した読書生活が送れる(笑)と思うのです。 | ||||
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チェスを題材にしたミステリー。主人公は女性バーテンダー、冬木安奈 (ふゆきあんな)。細身長身、男を振り返らせる魅力がありながら愛想 はない。ある日、やっかいごとがカウンター越しにやってきた.. 著者が精緻につみあげたバランスの良い仕掛けに舌を巻く。空間や時間 だけでなく、政治的背景や歴史的事件もからませて。読後感は3本に1 本しかない「当たり」映画を見た心地よさ。それ以上かも。 | ||||
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