(短編集)

ジョーカー・ゲーム



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初公開日(参考)2008年08月
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短編集

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ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

2011年06月23日 ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関”。「死ぬな、殺すな、とらわれるな」。この戒律を若き精鋭達に叩き込み、軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関”の存在は、当然、猛反発を招いた。だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く結城は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げてゆく…。吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞に輝く究極のスパイ・ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.79pt

ジョーカー・ゲームの総合評価:7.96/10点レビュー 260件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全24件 1~20 1/2ページ
No.24:
(6pt)

緊張感にやや欠ける

短編集でした。
短編集ならではのピリッとした歯切れよさ、当方にはイマイチ響きませんでした。
それなりに、よくまとまってはいます。
読み易く、難しくもありません。
しかしながら「どうなる、どうなる」という緊張感があまり感じられず、あっけなく結論に達します。
なので、期待してページをめくり進めるという楽しみは、余りありませんでした。
そういうわけで、他の方の評価は高いようですが、私には中のやや上という位の中評価です。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.23:
(10pt)

多少、無理な設定はあるけど

多少、無理な設定はあるけど、どの章もストーリー構成が良く、難なく読み通すことが出来る。

筆者のスパイに対する見識も見事だとおもう。そのため、どの章も説得力のある話に仕上がっている

短編集で読みやすく、普段、読書や本に触れない人におすすめ。

タピオカ
PYPQZ3YD
No.22:
(6pt)

ジョーカー・ゲームの感想

本当のスパイの在り方については詳しくないが、軽く読み進めていける。
娯楽小説として良いと思う。

テルテル
9638XNHX
No.21:
(7pt)

面白すぎるぞこの頭脳戦


 大日本帝国陸軍に設立された極秘諜報組織“D機関”、冷酷なまでに人間味を削ぎ落されたスパイの頭脳戦を描いた短編集。

スパイの意義、諜報活動の定義がフィクションながら鮮明に掲げられます。 徹底した秘密主義、穏便主義の下繰り広げられる心理戦、頭脳戦は短編ながら巧緻。 楽しすぎるぞこのミステリー。 ★は7つ!!

りーり
9EDFH0HC
No.20:
(8pt)

新しい感触

今まで読んだミステリー作品とは全く違う味です。
短編だけれども、設定がしっかりあります。
現代と比べると時代設定はかなり昔ですが、ミステリー好きなら受け入れられる範囲の設定で、クリムゾンの迷宮とか好きな人は絶対に受け入れられると思います!

作品の内容は基本スタイリッシュ!そして1話1話面白いので、読書初心者にお勧めできるし、少し読み慣れた方達にもお勧めできると思います。

マビノギオン
ETOPY8N1
No.19:
(8pt)

非常に高水準・高密度の連作短編

戦中の日本が部隊のスパイ養成機関を題材とした連作短編。
普段あまり読まない、興味を惹かれないジャンルなのですが非常に出来が良いと感じ、面白かったです。
収録された五編の短編はどれも違った切り口で、ハズレ無しと感じました。
ページ数はそれほど無く、実際2時間少々で読めたのですが、その内容の密度の濃さに大満足でした。

現実のスパイ事情や定石などわからないし、結城中佐やD機関のメンバーの超人っぷりには、作中でまさに言われてるとおり「現実にこんなヤツがいるわけないだろ」なんですが、それでも作中随所の台詞や説明に納得させられてしまう説得力がある作品でした。

しかし考えてみると日本は戦時中から今日にいたるまで、国家で「スパイ」という存在はとことん排除している国なんですね。
それより以前には「忍者」という世界的知名度を誇るスパイがいたのになぁ、なんてふと思いました。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.18:
(7pt)

ジョーカー・ゲームの感想

スパイ小説というのは読んだことがなかったが、なるほどと思わされる場面が随所にあった
ミステリーとしても当然○

mick
M6JVTZ3L
No.17:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

リアルなのかどうかは知らないけれどリアリティを感じるスパイもの

スパイに憧れる子供に読ませたらゲンナリしそうな内容だった。実際のスパイがどんなものかは知る由もないが、何となくこんなものかも、と思わせるところが凄い。登場人物達の記憶力の良さや順応性や手先の器用さやパワーが人間離れしている感じもしなくもないが、こんな奴いないだろう!という人間でないと戦時下で敵の情報を得るなんて不可能だろうからこれはこれでありかなと。

ヘッポコ屋敷嬢
XG82ACXM
No.16:
(9pt)

短編集なのに深い

ひとつひとつの話が完結していてわかりやすい

刹那希
BBEABNJQ
No.15:
(7pt)

コンパクトなスパイ物

読みやすかったですが普通でした。

わたろう
0BCEGGR4
No.14:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ジョーカー・ゲームの感想

短編に深みもあり
スパイものだが
ミステリーでもあり
十分楽しませていただきました


jethro tull
1MWR4UH4
No.13:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ジョーカー・ゲームの感想

楽しませてもらいました。作者の力量を感じさせる作品でした。
是非続編も読んでみたいです。

anotokinoinoki
4B79947F
No.12:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ジョーカー・ゲームの感想

短編集は苦手ですが(連作は除く)、この作品は非常に良かったです。
映画はどうなのでしょうか?

▼以下、ネタバレ感想

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レッダーン
JX3FQ5JY
No.11:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ジョーカー・ゲームの感想

なんの予備知識も無く読み始めたところ驚く程の面白さで一気に読んでしまいました。
シリアスで硬派な文章と世界観は一見読みにくそうですが、
一話一話の長さがちょうど良くテンポよく読めるところに作者の力量がうかがえると思います。
短い話の中に切れ味鋭いラストは、私が大好きな横山秀夫さんに匹敵すると思いました。
全話ハズレ無しの短編は久々に出会った気がします。
主人公の結城中佐という人物も魅力たっぷりで満足の一冊でした。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.10:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ジョーカー・ゲームの感想

結城中佐が作り上げた謎のスパイ組織”D機関”。ミッションインポッシブルのような派手に表舞台で活躍する話ではなく、常に闇に暗躍する話ですが、とてもミステリー色の強い作品です。
ディープなスパイの世界感が奥が深く、短編ではありますが、それぞれのスパイとして暗躍する姿とさらにその上を行く結城中佐とのやりとりが読み応えがあり、とても面白かったです。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.9:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ジョーカー・ゲームの感想

これが本当のスパイの姿だと感じました。
有名になったスパイは、二流三流なんだなと思いました。

松千代
5ZZMYCZT
No.8:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ジョーカー・ゲームの感想

結城中佐のキャラクターに魅了されて一気に読んでしまった。短編が一つ一つよくできていて、硬派な文体とマッチした独特の世界観にハマることができた。あくまでもフィクションだし、本格的な戦記物を読む人には食い足りないだろう

poor
AMYMI068
No.7:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ジョーカー・ゲームの感想

短編ではたまにある物足りなさ見たいな物は全然感じませんでした。個人的にはあまり読まないタイプの小説なので始めのあたりはペースが掴めなくてちょっと手間取りましたが、慣れたら一気に読んじゃいました。

ダーク過ぎなく、ギミック過ぎなく、リアリティみたいなのがあって良かったと思います。結城中佐かっこいいですね!ぜひ彼がメインの長編を読んでみたいです。

marebear
FLDW4YE1
No.6:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ジョーカー・ゲームの感想

巷に溢れる殺人事件物、探偵役は刑事でも、便利屋でも、大学のセンセイでも無いモノ、そう云ったセンから
スパイものと云うジャンルに眼をつけたとしたら作者の勝利。
でも、こういったジャンルで短編を書くならば、もっと読み手の思い込みとか想像を見事にうっちゃる捻り手が必要なんじゃないだろうか?情報戦、頭脳戦を制する一流の頭脳明晰な人物を主人公にするなら、その分ハードルも高くなるはずで、それこそ最後の一行ですべてがひっくり返るストーリーを見せてくれないと物足りない。他のレビューにもあるように人物造形が浅いのも影響して物語に厚みがない。
取って付けたような設定とお話ではその世界に入り込めない。
といってもこういったスタイルの長編を書くには相当の力量がないと難しいだろう。志水辰夫や他のベテラン作家の作品を読んでみれば解かる。だが、片鱗は見れる。今後の作品次第と云うところか。でも、このような物語とくれば「陸軍中野学校」を思い出すが・・・。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.5:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ジョーカー・ゲームの感想

戦時下の日本において秘密裏に設立された、魔王・結城中佐率いるスパイ養成機関(D機関)の暗躍を描いた短篇集です。
その結城中佐だが、帝都物語・加藤保憲(というか嶋田久作)を彷彿とさせる表紙のイラストが何とも魔王という表現にイメージぴったりです。

最初の作品である「ジョーカー・ゲーム」を読めば、結城中佐及びD機関の異様さが朧気にも理解できるようになっていますが、D機関の色々な側面を見せるために短編集という構成は非常に効果的だったと思います。
メンバは「見えない存在」である事に徹するため、心理描写が殆ど無いのですが、それが独特の緊迫感を生んでいます。
人物造形が弱いとも言えますが、それがかえって魔王・結城中佐の存在を際立たせていると言えます。

面白かったですが、シリーズの第1発目という事で、導入部という意味合いもあるのでしょう、その分意外性は少なく、読後カタルシスを得られるかと聞かれると疑問です。
ただ設定自体非常に好みなので続編への期待は大きいです。
続編も短編のようですが、最終的には、結城中佐が窮地に追い込まれるプロットで、是非長編で読んでみたいですね。

梁山泊
MTNH2G0O
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