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(短編集)

ジョーカー・ゲーム



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【この小説が収録されている参考書籍】
ジョーカー・ゲーム
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

ジョーカー・ゲームの評価: 3.99/5点 レビュー 236件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全236件 1~20 1/12ページ
No.236:
(3pt)

謎解き短編

面白いが短い。心理描写はほどほどに理路整然とした文章は良くも悪くも謎解き問題が出題されているように感じる。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ジョーカー・ゲーム (角川文庫)より
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No.235:
(5pt)

TVドラマ「Vivant」を想起させるスパイ小説

旧・日本陸軍のスパイ養成機関「D機関」を舞台にした、連作短編小説。「D機関」ってなにか聞き覚えがあるなあと思ったら、西村京太郎の小説に「D機関情報」というのがあった。これを意識しているのかちょっとわからないが、いずれにせよかなりの良作である。1編ずつ、物語の内容がヴァリエーションに富んでいるのもよいし、それぞれにクオリティも高い。各メンバーの能力の高さは「Vivant」の主人公を想起させ、同機関の選抜試験などもそっくり。ドラマが参考にしたのかと思うくらい。シリーズは数冊続くので、引き続き読むのを楽しみにしている。
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No.234:
(5pt)

スリリング!

印象的だったのは、だいぶ昔に深夜アニメでこの作品を観たのがきっかけ。当時の他の深夜アニメ番組とは全く違うジャンルだっただからだ。画面が暗い場面ばかりで、普通ならスルーして好きな番組を観ていればいいものだが、味見感覚で観た。眠たい目を擦りながら観た。スリリングで観ている側が息を飲むような展開と静かに事が進行するのに、疲れが眠気に力添えする為、何度も寝落ちしている内に放送が終了してしまったのだ。
そのアニメタイトルを忘れて幾年が過ぎた。チラッと本作品が舞台公演するチラシを観た。何だろう、アニメを観たい。住まいのレンタルショップには無い。困った。
ならば、小説を読もう。
大きめの本のタイプが中古店にあったのだが、文庫本をチョイス。
挿し絵無しの文字だけ。それで良い。
イラストが小説の物語にマッチする事もあれば、その逆もあるだろう。
自分は無い方が丁度良かった。。
読んでいくとあの深夜アニメを観た思い出がすっ飛んできた。あの時の展開確かにこうだったとか。当時の緊張感を再認識しながらページをめくり、頭の中でアニメが流れ、目で展開を文字で追う。
おかげで自分はアニメを3話しか観れていないことが判った(しかも所々)。第一次世界大戦の頃の日本の物語。シリーズ作品みたいで全巻購入して臨んだ。
ニッチな作品だと思う。他にもあるみたいだが、まずはこの作品を楽しみたい。
出会えて良かった。
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No.233:
(5pt)

スパイの能力

時は昭和13年。大日本帝国陸軍に結城(ゆうき)という中佐がいた。うわさによれば、結城は優秀なスパイだったという。拷問によって右手の5本の指はねじ曲がってしまい、それを隠すために白い革の手袋をしているとも言われている。

その結城の発案で諜報員養成学校(スパイ養成学校、いわゆるD機関)ができた。

その入学試験に立ち会ったのが軍人の佐久間。試験では、試験を受ける建物に入ってから会場までの歩数、地図を広げてサイパン島の位置を尋ねられ、その後広げた地図の下に何が置いてあったかを質問された。驚いたことに、こんな質問に正確に答える受験者がいたのである。そこから十数名が選ばれた。校長は結城である。

そして、爆弾や無電の使い方、自動車や飛行機の操縦法、数か国語に及ぶ外国語の習得、スリや金庫破りの実技などが指導された。最終的に残った学生は12名。

一応名前はあるが、全員が偽名である。10年も20年も外国に行き、そこで「見えない存在」になって素性を隠し、情報を日本に送らなければならない。同期の学生が固い絆で結ばれるなどということは許されないのだろう。

このあたりで、「ジョーカー・ゲーム」の意味も分かる。テーブルで行うカード・ゲームなのだが、それは見せかけに過ぎず、プレーヤーは食堂に出入りするものを味方につけ、味方が盗み見た相手のカードをサインで知らせてもらう。誰がどちらの側についているのかは分からない。サインは偽物の可能性もあり、敵のサインを読んで手を変えたり、敵のスパイを裏切らせて味方につけたりすることもできる。複雑なゲームである。国際政治の裏で暗躍するためにはこんなゲームで訓練しておく必要もあるということだろうか。

訓練を終えた生徒たちは、実際の任務につく。蒲生(もちろん本名ではない)は、仕立屋店員のふりをして英国総領事、アーネスト・グラハムが爆弾テロ計画と関係があるかどうかを調べる。その結果は、心証的にはシロだが、状況的にはクロだった。確かな証拠を得るため、グラハムの公邸に忍び込む蒲生。そして、意外な事実を知ることになる。

卒業生の伊沢は、英国でスパイ行為のために逮捕された。取り調べる相手も英国のスパイである。伊沢がいかにしてこの危機を乗り越えられるかが読みどころである。

残りの2章、「魔都」と「ダブル・クロス」でも、スパイの信じられないような能力とその駆け引きが描かれる。と同時に、各章が一種のミステリーのようになっている。いくら優秀なスパイでもここまでの深読みはできないだろうという箇所もあったが、日本推理作家協会賞を取るのもうなずける作品である。エンターテインメントとしてはハイレベルだ。
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No.232:
(4pt)

あり得ないけど面白い。

日本ではなく、例えばロシアとか中国では在りうるかもしれない。
ただ、人として「生きがい」がこの登場人物のは存在するのだろうか?
「生きてる」「生かされてる」意味があるのだろうか?
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No.231:
(5pt)

クールにワクワクするスパイ小説

大東亜戦争前夜、帝国陸軍に存在したスパイ機関を舞台にした物語、クールにワクワクしながら一巻目読破。「とらわれることは、自分の目で世界を見る責任を放棄することだ」という言葉が、胸に焼きついています。
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No.230:
(1pt)

時代考証間違いがある

第一話に「一石二鳥」が出てくるが、これはイギリスの諺を昭和十九年に八木義徳が翻訳した造語で、この時代には、ない。不勉強の極み。
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No.229:
(5pt)

最高です

結城中佐は人間味のない魔王のような人間と印象付けた所からの最終編がヤバすぎます。こんなの誰でも結城中佐が好きになっちゃいますよ!
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No.228:
(3pt)

最後の最後でテンポが崩れたように思う。

短編集で読み易くエンタメとして面白かったが、最終話の結城中佐の「女は愛情や憎しみなどの取るに足らないもののために必要もないのに殺す」の一文で一気に盛り下がった。最終話の視点人物は軍隊という極限のホモソーシャルに馴染めず、新たに身を寄せた組織は己だけを頼みにし信じる男たちの集まりで、そこでも異質さを感じ悩みぬいた末、一つの答えを出す。そんな孤独な男との生涯最後であろう会話に男が男のために作ったフィクションにしか存在しないような使い古されたミソジニーを急に持ち出すのは違和感を感じ、魔王と呼ばれる謎に満ちた人物の過去からくる人間性の吐露というよりは結城中佐がただの俗物に零落したように思え、最後の視点人物を案ずる発言の感動が薄れた。
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No.227:
(5pt)

よい!

面白過ぎた。
主人公の立ち回りと物語の急展開が読んでいて、楽しめた。
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No.226:
(5pt)

スパイの見方が変わった

日本軍の武士道的価値観と、スパイとしての価値観の相違が人物の考えを引っ張り合っている。スパイのイメージといえば、ミッションインポッシブルであった自分にとって、新たな出会いであり、スパイは残酷なものでもあると感じた。
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No.225:
(5pt)

本を読みなよ

全然違う作品の人物の台詞ですね、紙の本ではないですが、やはり本はいいですね。
D機関はワクワクします。
元々アニメを見ていました。シリーズで色々読みたくなりました。
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No.224:
(5pt)

読んでいて楽しい

内容を一言で言うと「ぼくのかんがえたさいきょうのスパイ」。でもチープさは感じない。それでいて易しく読みやすい。こういう題材の本は堅苦しいかチープの両極端っていうド偏見があったけどこのお話は良い塩梅でとても楽しめた
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No.223:
(5pt)

陸軍中野学校をモデルにした読み切り型スパイミステリー

陸軍中野学校に興味があったので、小説ですが関連作品として手に取りました。結果、読み始めたら止まりませんでした。各章異なるミッションでゴルゴ13の小説版を読んでいるような世界観でした。一気に全巻読みたくなりました。
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No.222:
(5pt)

ドキドキ

最高です。ドキドキです。バキバキです。ポキポキです。ナキナキです。ハキハキです。
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No.221:
(4pt)

スパイ事件を通じた生き様小説

純ミステリというよりもスパイがその能力を活かして事件を解決していくことを通じてスパイの生き様や哲学を書き出している小説。読者側がガッツリ推理を楽しむことは目指していないと思うが、だからこそすっきり読める。
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No.220:
(2pt)

エンタメ小説としては良く出来ている

序盤のD機関設立までのくだりは大変面白かったのですが、スパイの訓練生それぞれが活躍する短編へと移行すると、超人的能力を持つ主人公が活躍するご都合主義満載のライトノベルを読んでいるかのような違和感を覚え、だんだんと面白さが失われていきました。
物語なので多少のご都合主義はあって当然だと思っていますが、ストーリーや構成、世界観や表現力、テンポや作品の持つ勢い等々、どこか一点でも強い魅力があれば、違和感も吹き飛ばして細かいことも気にならず、ご都合主義も必要な物として受け入れられます。
しかしこの作品は、緊迫感にも盛り上がりにも欠けるとても地味なストーリーで、特別秀でたところもなく、作品自体の力が弱い印象で、どうしても最後まで違和感が拭いきれませんでした。

また、各話で主人公となる人物が異なるのですが、偽名で偽の経歴を演じる人物ばかりなので、深みのある人間性が描かれなかったのが残念に思います。
だからこそ唯一、主人公の生い立ちや感情が描かれたラストの話が輝くのですが、それでも物語に深みや厚み持たせるには至らず、最後の最後まで心に響くものはありませんでした。

これは読み手の年齢や普段どんな本を好んで読むのかによって、大きく評価が変わる作品ではないでしょうか。
重厚感あるストーリーや繊細な描写を求める私には合いませんでしたが、ライトなテイストのちょっとお洒落なエンタメ小説としては良く出来ているなと思います。
アニメや映画にもなって高い人気があるのもわかる気がする作品でした。
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No.219:
(3pt)

先の展開が読めないドキドキ感を味わえます

KAT-TUNの亀梨和也さんが主演した映画の原作ということで気になって購入。1話1話の短編集みたいな構成になっており、短時間でサクッと読めます。とにかくこの本はストーリー展開が全く読めず、本当にドキドキしながら読み進められます。純粋に面白い作品です。
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No.218:
(4pt)

アニメ観た人は絶対読むべき

アニメ『ジョーカー・ゲーム』を観た人は絶対読んだほうがいいです。
アニメは途中を飛ばしまくっているので「なぜこうなるだ?」と理由が曖昧なところもありわかりにくかったですが、原作を見れば納得いく点が多いからです。
この巻では、佐久間、神永、福本、蒲生のストーリーが収録されています。
この中に推しキャラがいる人は是非ご一読ください。
文章の書き方も読みやすく、活字苦手な方でもスルスル読めます。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ジョーカー・ゲーム (角川文庫)より
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No.217:
(5pt)

よかった

とても面白かった。かっこよい。面白かった。面白かった。面白かった。
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