トーキョー・プリズン
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.50pt |
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戦争はいろいろなものを失わせて壊してしまうという悲しさとミステリー要素をうまく混ぜて仕立て上げた作品。しかし「戦犯」って何なんだろう…。竹槍訓練してたおばさんだって考えようによっては戦犯じゃないか?戦争が犯罪ではなかった時代に戦争を進めた人間がなぜ外国人に裁かれなければならないんだ?勝った国には戦犯はいないのか? | ||||
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巣鴨プリズンを舞台に、密室殺人事件を推理する話。だと思っていたのですが、戦時下の狂気と、終戦後その事実と向き合いどう生きて行くか、がテーマの戦争反対ミステリーでした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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戦後まもない時代、戦争犯罪人が収容される巣鴨プリズンを主な舞台としたミステリー。 記憶喪失の囚人貴島悟を安楽椅子探偵としたプリズン内の連続服毒死事件の捜査と、ニュージーランド人の私立探偵が貴島悟が犯したとされる戦争捕虜虐待致死等の再調査が並行して描かれる。 戦犯を収監した刑務所の様子や戦争責任論も語られ、ミステリー以外の部分も読み応えあります。ミステリーとしても、すっきりとはいきませんが意外な真相も用意され、良く練られていました。 | ||||
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太平洋戦争後の占領下の日本を舞台に外人探偵の謎解きが面白い。時代背景として、戦争責任とは何かという問題も語られて、登場人物たちの戦中戦後の人生と絡まり合って縦走的。 | ||||
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戦後の巣鴨プリズンを舞台にしたミステリー。この作品はミステリーの要素より、主人公のキジマの戦争に対する思想や発言のほうが非常に興味深かった。プリズンで起きる不可解な殺人は必要か?と思うようなラスト50ページの犯人と動機の解明。他の作品も読んでみます。 | ||||
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吉村昭の『破獄』を読んだばかりなので、読み進めるうちに表紙の彼が、実在の脱獄犯をモデルにしたキャラクターであると気付き、俄然興味が湧いた。その他にも、捕虜達が異国の文化を理解できずにいるところなど、歴史的事実を元にしたと思われる箇所が見受けられ、それらがファンタジーめいたミステリに落とし込まれているのを新鮮な気持ちで読んだ。 もうすっかり白鳥由栄のファンなので、彼をモチーフにした作品が他にもあるなら知りたい。 | ||||
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戦後の巣鴨プリズン、という新鮮な舞台。 そして、主人公がニュージーランド人で、日本人に対する違和感を語るあたりも新鮮。 だが、その魅力が書ききれていないのと、トリックなどに真似が多い。 中盤では結構ワクワク感もあるのに残念。 | ||||
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