トーキョー・プリズン



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    初公開日(参考)2006年03月
    分類

    長編小説

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    トーキョー・プリズン (角川文庫)

    2009年01月24日 トーキョー・プリズン (角川文庫)

    戦時中に消息を絶った知人の情報を得るため巣鴨プリズンを訪れた私立探偵のフェアフィールドは、調査の交換条件として、囚人・貴島悟の記憶を取り戻す任務を命じられる。捕虜虐殺の容疑で拘留されている貴島は、恐ろしいほど頭脳明晰な男だが、戦争中の記憶は完全に消失していた。フェアフィールドは貴島の相棒役を務めながら、プリズン内で発生した不可解な服毒死事件の謎を追ってゆく。戦争の暗部を抉る傑作長編ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.50pt

    トーキョー・プリズンの総合評価:7.56/10点レビュー 25件。Bランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:
    (9pt)

    ミステリーというより人間ドラマ

    戦争はいろいろなものを失わせて壊してしまうという悲しさとミステリー要素をうまく混ぜて仕立て上げた作品。しかし「戦犯」って何なんだろう…。竹槍訓練してたおばさんだって考えようによっては戦犯じゃないか?戦争が犯罪ではなかった時代に戦争を進めた人間がなぜ外国人に裁かれなければならないんだ?勝った国には戦犯はいないのか?

    ヘッポコ屋敷嬢
    XG82ACXM
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (8pt)

    トーキョー・プリズンの感想

    巣鴨プリズンを舞台に、密室殺人事件を推理する話。だと思っていたのですが、戦時下の狂気と、終戦後その事実と向き合いどう生きて行くか、がテーマの戦争反対ミステリーでした。
    密室トリックはやや強引ですが、そこはメインでは無く、もっと大きな仕掛けがラストで待っています。終盤明らかになる、貴島の捕虜虐殺はあったのか?を含めて社会派、ハードボイルド、本格推理がごちゃ混ぜになったこの作品を楽しんで欲しいと思います。
    何と言っても、登場人物のキャラクターが非常に魅力的です。もっと貴島とフェアフィールドの絡みが読みたかった。ラストも凄く良い。おススメします。

    なおひろ
    R1UV05YV
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    No.23:
    (4pt)

    風変わりなミステリー

    戦後まもない時代、戦争犯罪人が収容される巣鴨プリズンを主な舞台としたミステリー。

    記憶喪失の囚人貴島悟を安楽椅子探偵としたプリズン内の連続服毒死事件の捜査と、ニュージーランド人の私立探偵が貴島悟が犯したとされる戦争捕虜虐待致死等の再調査が並行して描かれる。

    戦犯を収監した刑務所の様子や戦争責任論も語られ、ミステリー以外の部分も読み応えあります。ミステリーとしても、すっきりとはいきませんが意外な真相も用意され、良く練られていました。
    トーキョー・プリズン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:トーキョー・プリズン (角川文庫)より
    4043829027
    No.22:
    (5pt)

    戦後占領下の日本で外人探偵が・・・

    太平洋戦争後の占領下の日本を舞台に外人探偵の謎解きが面白い。時代背景として、戦争責任とは何かという問題も語られて、登場人物たちの戦中戦後の人生と絡まり合って縦走的。
    トーキョー・プリズン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:トーキョー・プリズン (角川文庫)より
    4043829027
    No.21:
    (4pt)

    巣鴨プリズン

    戦後の巣鴨プリズンを舞台にしたミステリー。この作品はミステリーの要素より、主人公のキジマの戦争に対する思想や発言のほうが非常に興味深かった。プリズンで起きる不可解な殺人は必要か?と思うようなラスト50ページの犯人と動機の解明。他の作品も読んでみます。
    トーキョー・プリズン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:トーキョー・プリズン (角川文庫)より
    4043829027
    No.20:
    (4pt)

    佐久間清太郎じゃん

    吉村昭の『破獄』を読んだばかりなので、読み進めるうちに表紙の彼が、実在の脱獄犯をモデルにしたキャラクターであると気付き、俄然興味が湧いた。その他にも、捕虜達が異国の文化を理解できずにいるところなど、歴史的事実を元にしたと思われる箇所が見受けられ、それらがファンタジーめいたミステリに落とし込まれているのを新鮮な気持ちで読んだ。
    もうすっかり白鳥由栄のファンなので、彼をモチーフにした作品が他にもあるなら知りたい。
    トーキョー・プリズン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:トーキョー・プリズン (角川文庫)より
    4043829027
    No.19:
    (3pt)

    戦後の巣鴨プリズン、という新鮮な舞台。

    戦後の巣鴨プリズン、という新鮮な舞台。 そして、主人公がニュージーランド人で、日本人に対する違和感を語るあたりも新鮮。 だが、その魅力が書ききれていないのと、トリックなどに真似が多い。 中盤では結構ワクワク感もあるのに残念。
    トーキョー・プリズン (角川文庫)Amazon書評・レビュー:トーキョー・プリズン (角川文庫)より
    4043829027



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