シートン(探偵)動物記
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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この作者おなじみの、実在人物や有名文学作品を二次創作(?)的に本格ミステリ作品として生まれ変わらせるシリーズの一作。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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動物好きは読んで下さい 今は動物園に行けないけどこの本で 動物と触れ合うのがいいと思います 沢山動物の話が出て学ぶことができる 推理もあって一番最後は驚く 値段も安いです | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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デビュー早々の作品だが、なかなかどうして面白い。 緊張感はないけれど、ユーモラスな感じ心地よい。 ホームズが好きで、動物が嫌いでなければ面白く読めると思います。 | ||||
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柳広司先生は、『ジョーカーゲーム』シリーズでいまや時の作家さんですが、柳先生の作品はどれをとっても素晴らしいのですが、特にこれは、もうもうもうもう動物好きの心をわしづかみにする作品です。シートン先生もおしゃれでかっこよく描かれていて、動物の生態を読みながら、ミステリーも読める。こんなに美味しい小説があっていいのか!柳先生、天才です。 | ||||
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「はじまりの島」、「新世界」、「ザビエルの首」に続いて本作を読んだ。歴史上の人物の事蹟とミステリ的趣向・作者の思惟を巧みに組合わせた本シリーズは高水準にあると思う。本作の対象はシートン。LAタイムズの記者が老境のシートンを訪れ、昔の探偵譚を聞き出すという体裁に成っているが、各エピソードはシートンの実作のベースとなるような物で、二重の意味で心暖まる楽しい連作中編集となっている。本作の意匠は、「動物の側から観た現実世界」であり、そこには人間批判も込められている。冒頭のシートンと記者との出会いのシーンは明らかにホームズ物のパスティーシュになっていて、最初から笑わせてくれる。冒頭編には意表を突くオチも用意されている。 各編の出来も良い。"狼王ロボ"、"銀の星"、"旗尾リス"等の御馴染みの動物が各編の主役になっているのも嬉しい所。ミステリ的趣向を押し出すよりは、動物の生態を活き活きと描く方に比重を置いているようだが、「銀の星」は両者が融合した秀作。「森の旗」の創りも巧妙で、リスの生態を描きながら人間の心の醜さを巧みに映し出している。「ウシ小屋密室とナマズのジョー」も「動物記」らしい清新な発見に彩られている。「ロイヤル・アナロスタン失踪事件」は私の好きな猫の話で、取り分け楽しい。「三人の秘書官」はルーズベルトも登場する異色編だが思惟面での深みがある。「熊王ジャック」は掉尾を飾るに相応しい作品で、現在と回想とのカットバックを用いながら、自然・動物の生の姿と人間の心の闇との対比が峻厳に描かれている。 子供の頃に読んだ、「シートン動物記」や「ファーブル昆虫記」を想い出した。本作は、「もう一つの「シートン動物記」」と呼んで良いのではないか。 | ||||
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