シートン探偵記
- 連作短編集 (229)
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全七篇の連作短篇集で,タイトルやカバー絵からも期待される通り,動物が中心で, 彼自身やその習性が,時に事件を起こし,時にヒントともなる様子を描いた一冊です. ただ,あの『シートン動物記』のシートン先生が探偵に!という作品ではありますが, 作中での氏は80歳となり,語り部でもある記者に昔語りを聞かせる形式で話は進みます. また,そういった構成や題材のせいもあり,読む側が考え,謎を解くのはいささか難しく, 中には血生臭い事件もあるのですが,先の記者と同じく『お話』を聞いているような感覚に. とはいえ,どこか翻訳作品のような言い回しは,物語にほどよい『間』を与えており, 聞き手の記者を通し,こちらに語りかける『お話』は,大人向けの授業とも言えそうで, 狩猟についての見解などは,ただ愛情や知識を並べるだけではない姿が印象的に映ります. 願わくば,本家の『動物記』を読んだことがなく,動物への特別な思いのない自分にも, もう少し親しみというのか,わかりやすい驚きや豆知識などがあると良かったのですが…. | ||||
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