追憶 田沢湖からの手紙(田沢湖殺人事件)



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初公開日(参考)1983年02月
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長編小説

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死の湖畔 Murder by The Lake 三部作#1 追憶(recollection) 田沢湖からの手紙 (徳間文庫)

2022年01月12日 死の湖畔 Murder by The Lake 三部作#1 追憶(recollection) 田沢湖からの手紙 (徳間文庫)

妻は殺された-- 封印された呪いの扉を開いて……。 解っていても騙される! 叙述トリックの鬼才が仕掛ける騙しの迷宮によう こそ! 一本の電話が、彼を栄光の頂点から地獄へと突き落 とした。──脳外科学会で、最先端技術の論文発表 を成功させた大学助教授・堂上富士夫に届いたのは 、妻が田沢湖で溺死したという報せだった。彼女は 中学時代に自らが遭遇した奇妙な密室殺人の真相を 追って同窓会に参加していたのだった。現地に飛ん だ堂上に対し口を重く閉ざした関係者たちは、次々 に謎の死に見舞われる。 (旧題「田沢湖殺人事件」)(「BOOK」データベースより)




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追憶 田沢湖からの手紙(田沢湖殺人事件)の総合評価:8.56/10点レビュー 9件。Cランク


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(7pt)

田沢湖殺人事件の感想


 日本脳外科医の第一人者・堂上に届いたのは、妻が田沢湖で遺体で発見されたという知らせ。彼女は15年前のある事件の真相を追って同窓会に参加していた。15年前に殺されたある男とその事件の容疑者、そして壊された家族、妻の死の動機は一体どこにあるのか。過去の事件に口を閉ざす関係者は次々と殺されていく、残された手掛かりは妻が最期に残した手紙、そこに宛てられたタンちゃん呼ばれた人物・・・。

 1983年刊行の田沢湖殺人事件の改題および徳間文庫からの復刊ですね。死の湖畔三部作ということでこの後に二作出るようですが内容的な繋がりはなかったはず。新本格以前の作品であり、携帯電話は無し、時刻表有りといった80年代の雰囲気満載の作品ですがトリックについては中町信さんらしい現代に匹敵するインパクト強めなものになってます。

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(4pt)

田沢湖の謎と感情の交錯が織り成すミステリー

注目すべきは、作者が登場人物たちの内面に深く踏み込む描写。

彼らの過去の出来事や心理状態が丁寧に描かれ、それが物語の緊張感を高めている。

彼らの動機や行動の背後にある感情を理解することで、より一層物語に没頭できる。

また、ミステリー小説としての構成も見事で、緻密な伏線と予想外の展開が続く。

読者は手紙の謎を追ううちに、次第に深まる謎とともに、次のページをめくる手が止まらなくなること必至。

「死の湖畔 Murder by The Lake 三部作#1 追憶(recollection) 田沢湖からの手紙」は、ミステリー愛好者にとって必読の一冊。

その緻密なプロットと感情豊かなキャラクター描写が融合し、読む者を魅了する。

物語の結末に至るまでの過程で、数々の驚きと発見を楽しむことができる。
死の湖畔 Murder by The Lake 三部作#1 追憶(recollection) 田沢湖からの手紙 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:死の湖畔 Murder by The Lake 三部作#1 追憶(recollection) 田沢湖からの手紙 (徳間文庫)より
4198947090
No.7:
(5pt)

懐かしかった

あらゆる可能性を考えないと、騙されてしまいます。
死の湖畔 Murder by The Lake 三部作#1 追憶(recollection) 田沢湖からの手紙 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:死の湖畔 Murder by The Lake 三部作#1 追憶(recollection) 田沢湖からの手紙 (徳間文庫)より
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No.6:
(3pt)

復刊は喜ばしいのだが・・・

なぜ『田沢湖殺人事件』を、わざわざこんなタイトルに変えてしまうのか、編集意図が良くわからない。

徳間文庫の旧版(1990年)の解説者は、あえてトクマ・ノベルズ版のカバーイラストに触れ、「一見何のことははない田沢湖畔の風景画であるが、帯を外してみると、この『エピローグ』にさらに独特の余韻を生む場面が描かれている」と書いていた。
もともと、この作品はカバーイラストにまで配慮した作品だったのだ。
今の徳間書店の編集者が、元々の著者の意図を理解した上で復刊しているのか、疑問を覚える。

だが、そうは言っても、中町信の旧作が若い世代に読んでもらえる機会を得たことは喜ばしい。
次はおそらく、『十和田湖殺人事件』だ。
どんなタイトルに変わってしまうかは知らないが、代表作の一つであり、広く読まれて欲しい。
第40回日本推理作家協会賞長編部門の候補に上がり、受賞は逃したものの、選考委員の1人だった山村正夫は「綿密に考え抜かれた緻密な構成の純粋本格作品」と評し、「SRの会」の年間ベストテンにも入った。
湖三部作の最後は、読売新聞の書評欄でも高く評価されていた『榛名湖殺人事件』であってもらいたい。
『阿寒湖殺人事件』は、氏家夫妻ものの代表作とは言い難い。
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No.5:
(5pt)

とにかく最後まで読んで

この一言に尽きるでしょう
ミステリ好きなら必読の一冊
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No.4:
(3pt)

1990年刊行の文庫の改題です

刊行された1990年頃はクリスティにはまっていました。もし当時にこの作品を読んだとしても「ふーん、アクロイド殺しに似てるかな~」程度の感想だったと思います。
 ミステリよりも気になることが。
 深刻な診断を、プライバシーが保たれた部屋ではなく、電話なんかで患者に直接伝える医師なんていたのかな?作中年代は1982年でインフォームドコンセントなんて配慮はなかったと思うけど、まず家族に告知してその後の方針を決めてたと思う。
 妻の最期の手紙が初恋の人への告白で終わっていて、夫への言葉が何もないことに夫含め手紙を読んだ人が皆あまりに無関心。
 自殺や自殺に多い事故死が多く、殺人含め死者が多いです。
 改題では三部作となっていますが、関連作なのでしょうか?
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